大学案内

ミッションステートメントと3ポリシー(大学院)

ミッションステートメント

神戸女学院大学大学院は、学ぶ者と働く者が共に学院標語「愛神愛隣」に基づくキリスト教の精神を分かち合い、時代の潮流に流されることなく、置かれた場で、利害を超え、自らの役割を感知し、果たし、人にとって真に大切なものを見分ける、共感性の高い人格への成長を目指します。


アドミッション・ポリシー(入学者選考の基本方針)

本学大学院のミッションステートメントとアカデミック・ポリシーをよく理解し、それぞれの研究科・専攻の教育課程を履修するために必要な基礎学力を備えた人を受け入れます。本学における学びを通して建学の理念を体得し、与えられた知恵と力を社会に生かして、隣人に仕えることを志す人を迎えます。

   文学研究科は、人文・社会科学諸分野の専門領域における学術研究と専門的技能の修得を志す人、国際的視野に立った研究を遂行する基礎となる知識と能力をもった人を受け入れます。

   人間科学研究科は、人間の心理、行動、健康から人間をとりまく環境にいたるまで、人間についての学術研究を遂行するのに必要な基礎知識と能力をもち、研究能力と専門的技能を修得し、人間社会に役立てることを志す人を受け入れます。

   音楽研究科は、専門性の確かな能力の上に、それぞれの研究成果を持ち寄り、交流を深め、互いに刺激しあい、啓発しあうことができる、豊かな知性、感性を備えた人を受け入れます。

アカデミック・ポリシー(カリキュラムの編成方針)

キリスト教主義の歴史ある女性高等教育機関としての伝統に基づき、現代の女性のライフステージの多様さを理解し、専門的な知識と応用力を身につけた共感性の高い人格を養成します。そのために、文学研究科(博士前期・後期課程)、人間科学研究科(博士前期・後期課程)、音楽研究科(修士課程)を置き、次のような方針に基づいてカリキュラムを編成します。

 
1)専門的学術理論・技術の教授と研究、 2)論理的思考力の養成、 3)専門知識と技術の社会的還元、 4)文化・思想・科学の進歩に寄与する独創性の育成


文学研究科では、人文・社会科学分野における高度な学術研究の実践と、専門的技能の修得を通じて、地域社会や国際社会に貢献する人を養成します。そのために、英文学専攻、比較文化学専攻の2専攻を置きます。
   英文学専攻(博士前期課程)には、英語学、英文学、通訳・翻訳、グローバル・スタディーズの4つのコースをおき、それぞれ英語学・言語学の基礎理論及び方法論、文学作品とその背景にある思想・歴史・文化の研究及び批評、通訳・翻訳の理論・技術及びそれに必要な専門領域の知識、国際社会における諸問題の性質と対策に関する理論と応用を、教授・研究します。比較文化学専攻(博士前期課程)では、哲学・美学・思想・教育、歴史学、文学及び社会科学の諸分野をふまえ、文化・思想・宗教・歴史・芸術その他の視点から、日本をはじめ諸地域の個々の文化を探究し、比較研究をおこないます。各専攻・コースの特性にあわせて、専門分野における高度な専門的知識、学際的視野に立った総合判断力、研究調査能力、言語運用能力、現場における実践的能力を高めるカリキュラムを編成し、修士論文・修士課題研究作成のための研究指導をおこないます。
   英文学専攻英語学コース・英文学コース(博士後期課程)及び比較文化学専攻(博士後期課程)では、博士前期課程で身につけた学識と能力をさらに発展させ、研究者として自立した活動をおこなうのに必要な高度の研究能力を養い、博士学位の取得を目標とした研究指導をおこないます。

人間科学研究科では、人間科学専攻の1専攻を置き、人間についての諸科学における高度な専門的研究を遂行する能力と、関連する諸領域の知識を有機的に結びつける能力を通じて、人間社会に貢献する人を養成します。
   人間科学専攻(博士前期課程)には、臨床心理学、人間行動学、環境科学、健康科学の相互に関連した4つの専門分野を置き、次のような方針に基づいてカリキュラムを編成し、修士論文の研究指導をおこないます。1)総合的・学際的な視野の養成、2)高度な専門的知識と科学的な方法にもとづいた研究の実践能力の獲得、3)隣接・関連分野の理解と応用能力の養成、4)高度専門的なキャリアの形成。
   人間科学専攻(博士後期課程)には、臨床人間科学と人間環境科学の2つの専門分野を置き、それぞれの専門分野での高度な専門知識と研究方法を修得し、総合的な学問的視野を追求する研究者及び指導者として自立できる能力を示す博士学位論文の作成に向けて研究指導をおこないます。

音楽研究科は、音楽芸術表現の1専攻とし、創造芸術と演奏芸術の2つの専門分野を置きます。キリスト教文化に支えられた西洋音楽芸術の各分野の表現力を深化させ、さらに相互に有機的関連を保ちつつ研究を進め、我が国の音楽文化の発展に貢献する人を養成します。
   創造芸術分野には作曲研究領域の1研究領域をおき、最も創造的であるといえる「作曲」という音楽芸術表現を研究します。演奏芸術分野には、声楽研究領域と器楽研究領域の2領域をおき、音を自ら発する「演奏」という音楽芸術表現を研究し、必要な知識、技術を習得していきます。
   個人レッスンは毎週、学部の倍の90分となり、より充実度の高いものとなっています。また、国内はもとより海外からも著名な音楽家、講師を招き、公開レッスンや講座が多数開講されます。学生たちが研究成果を発表する機会も数多く設けられ、作曲家、演奏家としての実践が積みあげられてゆきます。

ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与に関する方針)

神戸女学院大学大学院では次のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修得した大学院生に対して所定の委員会での審議を経たうえで、修了が認定されます。


1)本学の大学院生が修了時に備える能力
本学大学院の博士前期課程・修士課程を修了した者は体系的に身につけた専門的なものの見方や表現力、専門的技術を活かした教育・研究キャリアに従事する能力を身につけています。また、専門領域の知識や技術を有効に社会に還元するためのものの見方、共感性の高い人格的教養を身につけています。
本学大学院の博士後期課程を修了した者は専門領域のより深い知識と思考力を身につけ、自立した研究者、指導者としての能力を身につけています。


文学研究科

文学研究科博士前期課程を修了した者は、人文・社会科学諸分野における豊かな学識と専門領域の知識・技能を備えています。人間の精神活動や社会活動への深い洞察力と国際的視野をもって、社会に貢献できる能力を身につけています。

文学研究科博士後期課程を修了した者は、人文・社会科学諸分野における豊かな学識と専門領域の高度な知識・技能・研究能力を備えています。人間の精神活動や社会活動への深い洞察力と国際的視野をもち、研究者、専門的知識を備えた職業人として、社会に貢献する能力を身につけています。

人間科学研究科

人間科学研究科博士前期課程を修了した者は人間についての諸科学における高度な専門的研究を遂行する能力と、関連する諸領域の知識を有機的に結びつける能力を身につけています。各専門分野で研究倫理を踏まえて調査、実験等の研究を計画し、得られた結果を綿密に分析して、専門的知識を活かして深く考察する能力を備えています。また、臨床心理学分野では、臨床実践についての技術、能力も身につけています。

人間科学研究科博士後期課程を修了した者は専門領域のより深い学識と論理的な思考力、研究能力を備え、国際的視野を持つ研究者、職業人として、社会に貢献できる能力を身につけています。

音楽研究科

音楽研究科修士課程を修了した者は、西洋音楽芸術の各分野における高度な表現力と専門領域の知識や楽曲の分析力を備え、さらに各分野相互の有機的関連を理解し、それを自らの音楽表現に生かしていく能力を修得しています。また、さまざまな音楽活動の実践によって、社会に貢献できる能力を身につけています。


2)修了に値する学生を認定する手段
文学研究科では修士論文または修士課題研究を主査および副査が審査し、研究科委員会で合否を判定します。合格した論文または課題研究は公開の場で報告します。博士論文の審査は、研究科委員会で選出された主査および副査による査読、公開の口頭試問を行います。研究科委員会の審議を経たのち、大学院委員会で合否の判定を行います。修士号および博士号を授与された論文は製本されて本学図書館に保管され一般の閲覧に供します。合格した博士論文は3ヶ月以内に論文要旨、審査結果の要旨を学内学術刊行物及びインターネットの利用により公表します。

人間科学研究科では修士論文を主査および副査が審査し、公開された修士論文発表会と審査委員による口頭試問を行い、研究科委員会で合否を判定します。博士論文の審査は、研究科委員会で選出された主査および副査による論文審査、公開の論文公聴会と口頭試問を行います。研究科委員会での審議を経たのち、大学院委員会で合否の判定を行います。修士号および博士号を授与された論文は製本されて本学図書館に保管され一般の閲覧に供します。合格した博士論文は3ヶ月以内に論文要旨、審査結果の要旨を学内学術刊行物及びインターネットの利用により公表します。

音楽研究科では修了作品または修了演奏を専門教員全員と外部から招聘した審査員により公開のもとで審査し、副論文は主査と副査が審査します。修了要件については、A方式(作曲、演奏および副論文で音楽の総合的な力を養う)、B方式(作曲、演奏重視)の2方式が併設され、どちらの方式で学ぶかは学生が選択します。合否は研究科委員会で判定します。優秀な成績を収めた学生には学外で開催する修了披露演奏会で演奏する機会を与えます。副論文は製本されて本学図書館に保管され一般の閲覧に供します。

3)学位論文審査基準
文学研究科
<修士論文審査基準>
1 研究テーマ及び問題設定が明確であり、学術的な意義を有していること。
2 適切な仮説・予測に基づく主体的な研究方法によって、先行研究・データ・例文・資史料等を的確に収集・処理し、分析・精査していること。
3 構成が妥当であり、その論旨が明解であること。
4 当該研究領域において意義を有すると認められる新しい学問的知見を含み、高度な専門研究に繋がる基礎的な研究能力を示すものであること。
5 当該研究領域及び研究テーマに応じた適切な倫理的配慮が、研究の全過程及び研究成果の発表方法・データ管理等になされていること。
6 学位論文としての形式を備えていること。

<博士論文審査基準>
1 研究テーマ及び問題設定が明確であり、高度な学術的な意義を有していること。
2 適切な仮説・予測に基づく主体的な研究方法によって、先行研究・データ・例文・資史料等を的確に収集・処理し、分析・精査していること。
3 構成が妥当であり、その論旨が明解であること。
4 当該研究領域において意義を有すると認められる新しい学問的知見や先行研究に対する独自の見解を含み、その内容が社会や学会に貢献するものでありかつ将来的な発展をもたらし得るものと期待されること。
5 当該研究領域及び研究テーマに応じた適切な倫理的配慮が、研究の全過程及び研究成果の発表方法・データ管理等になされていること。
6 学位論文としての形式を備えていること。

人間科学研究科
<修士論文審査基準>
1 それぞれの専門分野にふさわしい研究目的が設定され、広く科学の進歩に寄与することを目指していること。
2 その専門分野の研究の中で適切に位置づけられ、かつ独自性が示されていること。
3 研究目的にそって適切な方法と倫理的な配慮のもとで研究が行われ、分析されていること。
4 論文全体が一貫した論理で構成され、結論が合理的に導き出されていること。
5 論文の内容が体系的に身につけた専門的なものの見方に裏づけられ、専門的技術を活かした教育・研究キャリアに従事する能力を身につけていることを示していること。

<博士論文審査基準>
1 それぞれの専門分野にふさわしい研究目的が設定され、広く科学の進歩に寄与することを目指していること。
2 その専門分野の研究の中で適切に位置づけられ、かつ独自性が示されていること。
3 研究目的にそって適切な方法と倫理的な配慮のもとで研究が行われ、分析されていること。
4 論文全体が一貫した論理で構成され、結論が合理的に導き出されていること。
5 その分野の発展に寄与する新しい知見をもたらすものであること。
6 論文の内容が専門領域のより深い知識と思考力に裏づけられ、自立した研究者、指導者としての能力をもつことを示していること。

音楽研究科
<修士副論文・レポート審査基準>
1 研究テーマが適切に設定され、芸術の理解に貢献することを目指していること。
2 専門的な知識が十分に理解・反映されていること。
3 研究目的にそって、適切な方法で研究が行われ分析されていること。
4 独創的な視点によって、研究がなされていること。
5 全体の構成が一貫しており、文章構成が適切であること。



ホーム > 大学案内 > ミッ ションステートメント(大学院)
ページの先頭へ戻る