特別講義

2024年度


「現在の思春期・青年期の心理臨床-ネットやサブカルチャーの意味を考える-」

日時:2024年8月5日(月)14:00-15:30
場所:エミリー・ホワイト・スミス記念講堂
講師:岩宮 恵子(いわみや けいこ)先生 (島根大学)
参加費:無料
対象:どなたでもご参加いただけます(事前申し込み制)


神戸女学院は2025年に創立150周年を迎えます。大学のカウンセリングルーム(学生相談室)は1986年に設立され、2024年度には設立40周年を迎えます。
本学は学生相談を通じて、1人ひとりの成長を見守ってきました。
40周年の節目の年に、島根大学の岩宮恵子先生をお招きし、特別講演会をおこなうことになりました。
思春期・青年期の心理臨床に造詣の深い島根大学の岩宮恵子先生に、ネットやサブカルチャーの意味を読み解きながら、現代の若者を理解するためのお話をしていただきます。
大学関係者や保護者の方々のみならず、サブカルチャーや現代の若者文化に興味をお持ちの方、また思春期青年期の心理にご興味がおありの方、高校生の方、近隣の方など、お気軽にお越しください。


講師紹介:岩宮 恵子(いわみや けいこ)
鳥取県米子市出身。聖心女子大学文学部卒業。鳥取大学医学部精神科での臨床を経て、島根大学人間科学部教授。 2001年島根大学教育学部助教授 2005年同教授。 2013年 河合隼雄学芸賞選考委員に就任。 2017年4月 島根大学人間科学部開設に伴い同学部教授。
著書 『生きにくい子どもたち カウンセリング日誌から』岩波書店、1997.今ここに生きる子ども のち現代文庫  『思春期をめぐる冒険 心理療法と村上春樹の世界』日本評論社、2004 のち新潮文庫  『フツーの子の思春期 心理療法の現場から』岩波書店、2009 『好きなのにはワケがある 宮崎アニメと思春期のこころ』ちくまプリマー新書、2013
共編 『新・臨床心理学入門』河合俊雄共編.日本評論社、2006.こころの科学


この特別講義にはどなたでもご参加いただけます。
  ぜひふるってご参加ください。
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2023年度「キャンパスライフとカウンセリング」
實藤 聡子先生(佛教大学学生相談センター専任職員カウンセラー)
2022年度「“マインドフルネス”を始めてみませんか?」
池埜 聡先生(関西学院大学人間福祉学部教授/日本マインドフルネス学会理事)
2021年度「コロナ禍における大学生のメンタルヘルス」
高石 恭子先生(甲南大学文学部教授・学生相談室専任カウンセラー)
2020年度「大学生が出会うリスクとセルフマネジメント」
宗像 雄先生(関谷・宗像法律事務所 弁護士)
2019年度「生きづらい時代と自己肯定感~自分が自分であって大丈夫」
高垣 忠一郎先生(立命館大学名誉教授、京都教育センター代表)
2018年度「ちょっと待って!ケータイ・スマホ ―ネット依存のメカニズムと回復について」
竹内 和雄先生(兵庫県立大学環境人間学部准教授)
2017年度「発達障がいのある学生への支援について―社会に出るまでに必要な支援とは―」
高橋 知音先生(信州大学教育学系学術研究院教授)
2016年度「発達障がいのある学生への合理的配慮のこれからのかたち」
岩田 淳子先生(成蹊大学文学部教授・学生相談室専任カウンセラー)
2015年度「災害にあったときの心のケアについて」
大澤 智子先生(兵庫県こころのケアセンター 研究主幹・臨床心理士)
2014年度「弱さについて」
鷲田 清一先生(哲学者/大谷大学教授/せんだいメディアテーク館長/前大阪大学総長)
2013年度「こころの成長と「発達障害」について考える」
伊藤 良子先生(学習院大学文学部教授・京都大学名誉教授)
2012年度「大学生のひきこもりと青年期の課題」
松本 剛先生(兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授)
2011年度「アスペルガー症候群のわたしから私へ わたしのキャンパスライフ―役立ったこと・困ったこと」
佐々木 欣子先生(名古屋市中央高等学校PTA会長)
2010年度「『つながる』ということを考える―性的マイノリティの場合―」
岡島 克樹先生(大阪大谷大学人間社会学部助教授)
2009年度「私たちの『学生』は変わったか?―解離の時代を生きる―」
大山 泰宏先生(京都大学教育学研究科助教授)
2008年度「自分らしく生きるためのキャリアデザイン~節目だけはデザインしよう~」
金井 尋宏先生(神戸大学大学院経営研究科教授)
2007年度「大学生と引きこもり~籠もりと巣立ちのときをどう生きるか~」
高石 恭子先生(甲南大学文学部教授)
2005年度「トラウマとPTSD」
廣常 秀人先生(大阪大学医学部付属病院)
2004年度「文化と癒し」 (大学主催)
河合 隼雄氏(文化庁長官)
2003年度「現代文明は人間の生と死をどのように変えるのか」
森岡 正博先生(大阪府立大学)
2002年度「ドゴンの人々~神話と生活~」
森 淳先生(大阪芸術大学名誉教授)