KC-ES (Kobe College Educational Software) は、語学学習(特に通訳トレーニング)用に開発したe-Learningシステムで、学生は学内外を問わずインターネット接続されたパソコンから利用できる。教員が用意した課題の動画教材をダウンロードし、映像付きの音声を聞きながらシャドウイングや同時通訳をし、そのパフォーマンスを録音して、後で再生確認して練習する。また、録音した音声およびディクテーションや要約等のテキストを課題ファイルとして提出することができる。動画再生時にピッチを変えずにスピードコントロールでき、教材音声(マテリアル)と自分の音声(パフォーマンス)の音量バランスをコントロールして比較することもできる。教員は提出物に対してコメントしてフィードバックを与えたり、教材の有効期間や提出締切りを設定して、学生達の学習スケジュールをコントロールすることができる。
【目的】 大学での授業は各科目、週に1回90分授業(年間15回程度)が通常であり、語学等、反復が必要な授業では、授業で習得したものが1週間後には目減りしている「忘却現象」が多く見られる。中でも語学教育における発音、イントネーション等の矯正、ならびに記憶能力を促進する目的の「シャドウイング」は日々の反復が欠かせない。そこで、インターネットに接続できる環境であれば、いつでもどこでも課題のやりとりが行える独自のシステムを開発、昨年9月からの半年間の試験運用を経て、今年度から本格運用を開始する。
【開発担当者】 文学部英文学科 長尾 ひろみ 教授(専門:通訳法) 人間科学部心理・行動科学科 出口 弘 教授(専門:情報科学) 【対象】 神戸女学院大学通訳プログラム履修学生 約180人 【今後の展望】他の授業での活用も大いに可能性があると考える。今後は通訳プログラムの為に開発したものを一般授業の予習、復習に利用できるようなシステムに改良することも視野に入れる。
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