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この取組を全学体制に拡大した理由は、平成14年度の通訳養成プログラムや通訳トレーニング法による英語授業の導入以来、英文学科及び他学科の履修希望者が毎年100名ほど存在することにある。したがって学生の本プログラムの評価、関心は高いと判断されよう。
また、この取組は全学教授会において承認されたものであり、全学的協力体制のもとに構成されたものである。科目についても、新たに「通訳プログラム」に含まれる訓練内容と必修科目のうち、「通訳の理論と実技(I)」においては音楽学部の教員が通訳のための発声練習を担当し、文学部総合文化学科の開講科目である「国際関係論」が提供されることになっている。職員サイドでは、既に、CALL教室を使用する授業において、情報処理センターの職員がサポート体制をとっている。また、最新ニュースを即練習に使用するための教材編集や機械操作のために本プログラム専従のサポートスタッフを置いている。
平成14年度から始まった通訳養成プログラム受講生の英語能力の向上には著しいものがある。実際にこれらの履修生と他の学生のTOEICの成績を比較してみると、意図された英語運用力向上をプログラムが果たしていることは明らかである。また、この2年間の本プログラムは「将来の通訳者養成」という具体的な目標が指導教員側にも学生側にもあり、意図的に中級以上の英語力を持った学生を選抜しているため、学生の意識とモーティベーションは高く、授業の出席率もほぼ100%に近い等、学生による授業評価においても出席状況の項目や予習・復習の項目において高得点となっている。
この通訳養成プログラムでは、母語である日本語と目標言語である英語の両言語の語彙力と理解力を向上させることを特徴とする。よって履修生の国語力向上にも力を入れなければならない。そのため、プログラムの1年目(2年次)には和書(新書版)の読書を義務付けており、これにより図書館の利用(和書利用)が増えてきている。また付随して日本語への関心を養い日本語運用能力を高めるために漢字検定試験を受けることも薦めている。
この通訳トレーニング法を活用した英語教育の取組は、プログラム履修生が将来何らかの仕事において英語を駆使し得る能力を身に付けることや、自らのキャリアとして通訳者になり得る可能性を高めたりすることを意図している。上述の実績からも、一定水準以上の英語力を有し、なおかつ意欲ある学生達が、3年間にわたる本「通訳プログラム」を履修することによって得る成果は、極めて高いものと期待できる。
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2005年度通訳プログラム受講者
IP TOEICスコア (総申し込み者 110名)
| 所属 |
スコア |
人数 |
| 英文学科 |
925−525 |
49 |
| 人間科学科 |
705−545 |
7 |
| 総合文化学科 |
695−525 |
5+(1)* |
| 音楽学科 |
600 |
1 |
| 合計 |
63 |
*オーストラリア・サンシャインコースト大学の交換留学生

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