2012年 4月 2日
【学科のお知らせ】 総文叢書『思考のリフォーム』(難波江和英著) 刊行
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難波江先生の著書『思考のリフォーム』(総文叢書)が刊行されました
【著者、まえがきより】
ますます生きづらくなる一方の私たちの国、そんな私たちに寄り添うように、そっと差し出される88のエッセイ群。たとえば「英語」について、「仕事」について、「家族」について、「正義」について、「わたし」について……。これからの日本社会で大切になるのは、年を取るとともに身軽に生きること。そのために必要なのは、建物のリフォームより、思考のリフォームなのです。
(…)一、二回生のゼミのテキストとしても利用できます。ここに書かれたことから、話に花を咲かせてもらえたらと思います。それと同時に、レポートを書くときのヒントにもなるでしょう。(…)それとは別に、一般の教養書として、思考の方法と実践に触れることもできるでしょう。エッセイごとに「文献案内」も付けましたので、芋づる式の読書も併せて楽しんでもらえれば幸いです。
2012年2月20日
【学科のお知らせ】 教職課程(国語)の新設が認可されました
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総合文化学科で学んで国語科教員を目指そう
この度、本学科に国語科教職課程を設置することが認可されました。
「総合文化学科で勉強して国語の先生になれるの??」
こんな疑問を感じる人もいるかもしれませんが、「国語の先生」に必要なのは、日本文学作品の読解力や日本語の知識だけではありませんね。総合文化学科では、日本の文化や歴史はもちろん、アジアや欧米の文化や歴史、そして現代社会の諸問題など、幅広く学ぶことができます。多様な文化と社会を理解することによってはじめて、日本語という言語によって生み出され育まれてきた文化に対する理解を深めることができるのです。
また総合文化学科には、四年間を通して「ゼミ」があります。徹底した少人数教育によって、自主的に考え行動する力を高めることができるはずです。
さあ、総合文化学科ならではの学びによって、これからの時代に柔軟に向かい合う力を身につけた国語の先生になることを、あなたも目指してみませんか。
2012年2月6日
【学科の活動紹介】 日本・アジア文化コース
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日本・アジア文化コースで卒業論文発表会を開催しました
1月27日、日本・アジア文化コースで卒業論文発表会を開催しました。毎年9月に開催している卒論中間発表会に加え、今年度から卒論発表会を開催することになりました。発表会の第一部では、3つのゼミ(真栄平ゼミ、飯田ゼミ、藏中ゼミ)の学生約20名が、各自の卒論内容をポスター形式にまとめて掲示し、来場者からの質問にこたえました。会場には、神戸女学院の院長である森先生の姿もみられました。茶菓子が準備される等、ポスター発表会は終始和やかな雰囲気となりました(写真右)。
第二部では、教室に移動してゼミ代表による口頭発表が行われました(写真下)。ゼミの枠を超えて質疑応答が執り行われ、緊張感のある報告会となりました。
2012年1月23日
【授業紹介】 北川将之 先生(国際関係論)
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インド体験学習で学ぶ
専攻ゼミで、インド体験学習プログラムを実施しました。これはゼミの教員が学生を引率して、インド南部のバンガロールで約10日間、現地の大学の協力を得ながら、いくつかの施設を訪問するものです。ストリートチルドレン保護施設、農村フィールドワーク、マザーテレサ関連施設、貧困女性の自立支援活動、チベット人学生との討論会、日系企業(自動車の工場、ソフト開発センター、オフィスなど)を訪れて、参与観察・インタビュー調査を行い、様々な境遇に置かれた人々の考え方や生き方に触れます。昨年度から実施しており、毎年10名程度の学生が参加しています。今後も「インドで学ぶ」という取り組みを継続してゆく予定です。
2011年12月19日
【研究紹介】 小松秀雄 先生(社会学)
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東日本大震災の被災地の見て歩きと聞き歩き
2011年10月29日(土)から11月4日(金)まで岩手県釜石市、宮城県気仙沼市、福島県南相馬市を中心に被災地を歩き住民の方々とも少しだけお話しました。釜石は日本の近代製鉄業発祥の地であり漁港ですが、新日本製鉄の工場の縮小に対応して新しいまちづくりが進められてきました。今回の震災では自慢の釜石港湾口防波堤を越えて大津波が中心市街地に押し寄せたため、主な公共・商業施設は全半壊し使用できない状態が続いています。釜石以上に大津波の爪痕と大火災(流出油による)の凄まじさを実感したのは宮城県気仙沼市の港でした。風光明媚な日本有数の気仙沼漁港はほぼ全滅に近い被害を受けましたが、港の魚市場周辺で「復興屋台村気仙沼横丁」の事業が進められています。大津波とは異なる「原発震災」は復興計画さえ困難なほどの打撃を福島第一原子力発電所近辺の市町村に与えました。原発事故地点から20~30km圏の南相馬市原町区では建物の損壊は少なかったとはいえ住民の皆さんは「放射能汚染の恐怖」と「風評被害」に苦しんでいます。被災地を歩きながら社会学者としての筆者の「無力さ」を痛感しました。
写真(右上):大津波が押し寄せた東北電力釜石営業所付近の市街地。
写真(下):大津波と大火災により壊滅したJR南気仙沼駅周辺
写真(下):福島第一原発から約25km地点の南相馬市役所

2011年11月21日
【私の研究】 飯田祐子 先生(日本近現代文学研究)
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村上春樹と小説の現在
授業では、明治から大正、戦後間もない頃までの日本近代文学を扱っていますが、自分の研究としては、新しい作家や作品についても考えたり書いたりしています。たとえば、村上春樹。『1Q84』を買う人の列がニュースで報じられたり、『ノルウェイの森』の映画化でも話題を集めたり。学会でも、村上春樹についてシンポジウムが開かれ(日本近代文学会関西支部2010年度春季大会)、私は司会をしました。『村上春樹と小説の現在』(和泉書院、2011)という本に、そのシンポジウムと13の論考がおさめられています。私は、牛河という醜く不運な男について書きました。どうにも気の毒に思えてならず。小説の仕組みに目を向けつつ、救われていく主人公たちと違って、どうして牛河だけは不幸なままなのか、考えてみました。理由のない不幸というのは、村上春樹が繰り返し書いてきたことでもあります。ですから牛河は、主人公ではなくても(もしかしたら主人公たちよりも)、重要な登場人物なのです。
2011年11月7日
【研究紹介】 金田知子(社会福祉学)
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リベリアの薬物汚染
2011年8月25日から9月14日まで、西アフリカにあるシエラレオネとリベリアに行ってきました。今回はリベリアについて報告します。
リベリアは西アフリカに位置する、人口はおよそ360万人、面積は日本の三分の一程度の小国です。19世紀のなかばアメリカの解放奴隷の入植地として建国され、リベリアという国名には、「自由の地」という意味が込められています。しかしこの自由の地リベリアでは、1989年~2003年の間、紛争が展開され、一般市民を巻き込むさまざまな残虐行為が横行します。この背景にあったとされるのが、戦闘員などの間で広範に使用されたマリファナ、ヘロイン、コカインなどの薬物です。紛争終結から8年が経ちましたが、リベリアの首都モンロビアでは、紛争中に使い続けた薬物を断つことができず、ストリートで暮らす人たちが顕在化しています。
私はこのような薬物依存の人たちにインタビュー調査をしました。ゲットーで暮らす薬物使用者たちへのグループインタビューの様子。男性の多くは物乞いや窃盗、女性のほとんどが売春で生計を立てています。(写真右上)
この女性は、紛争中にレイプされ、兵士のブッシュ・ワイフ(性的奴隷)にさせられました。腕の入れ墨が痛々しく残ります。(写真下)
紛争中に、銃で撃たれた傷です。身体の傷は見えますが、心の傷はなかなか見えません。(写真下)

2011年10月10日
【授業紹介】 石川康宏 教授(専攻ゼミ)
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3泊4日の韓国学習旅行

9月5日から8日まで3年ゼミで韓国に行ってきました。戦時中の「慰安婦」問題と植民地支配の実態を学び、あわせて現代韓国社会の「空気」を味わうためです。
9月5日の11時半には金浦(キンポ)空港に到着しました。この日は夜まで自由時間で、学生たちは買い物や食べ歩きなどをソウルの街で楽しみました。
6日は朝からバスで移動し、午後には「ナヌムの家」に到着します。日本軍「慰安婦」歴史館にしっかり学び、元「慰安婦」被害者たちとお会いしました。たくさんのことをノートと心に刻む瞬間です。
7日は1919年3月1日に独立宣言が最初に読み上げられたタプコル公園と、「慰安婦」問題の解決を日本政府に求める「水曜集会」を見学しました。食事の場では、ふたたび被害者のみなさんに声をかけていただきました。
8日は西大門刑務所で、植民地時代の様々な史料に学びます。拷問用具や死刑場の実際は、見る者にたくさんの歴史を無言で伝えてくれました。
前期の授業で多くを学んだ学生たちですが「現場で学ぶことの大切さ」を痛感していたようです。過去の歴史を、実感をもって正確に総括できる若い世代が増えることは、これからのアジアの友好に役立つものとなるでしょう。
2011年9月27日
【私の研究】 大橋完太郎 先生(ヨーロッパ文化)
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国際学会参加記(韓国)
フランスを中心とした西洋思想の研究をしています。最近は発表の場を海外に求めつつ、自分の研究成果をきちんと測りたいと思っています。今回は今年参加した海外での学術的試みを簡単に紹介します。
6月11日、韓国の延世大学にておこなわれた国際ワークショップ「批評と非-人間」に参加しました。この催しは韓国の延世大学韓国学術研究院と日本の東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」の共同主催で行われたものです。テーマは「現代においても「人間」という概念は機能しうるのか?」というものです。大橋は現代フランス哲学を参照しながら、「生成変化」という考えを軸に新しい人間像を提示する発表を行いました。日本からの参加者は東京大学から小林康夫氏、中島隆博氏、青山学院大学から竹内孝宏氏、群馬県立女子大から日高優氏で、日野啓三や劇団四季、アンディ・ウォーホールに関する発表が披露されました。韓国側からも同数の研究発表が組織され、長い時間に渡って密な議論が繰り広げられました。哲学、文学や演劇学、芸術学など多面的な方向から同一テーマをめぐって行われる今回のようなやり方は、時代に共通した地平を浮かび上がらせるのみならず、日韓で共通しているものの相違をも明らかにしてくれます。専門性を担保しつつ、複眼的な思考を大事にしたいものです
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2011年9月1日
【授業紹介】 女性と司法(米田 眞澄 先生、法学)
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神戸地方裁判所で刑事裁判を傍聴(米田先生)
大学で、裁判傍聴にあたっての事前講義をした後、神戸地方裁判所で刑事裁判を傍聴しました。暴行事件でした。みんな、真剣に傍聴していました。傍聴の後は、裁判官から裁判について解説をしていただきました。多くの人が積極的に質問をしました。最後に、裁判員裁判が行われる部屋を見学しました。法衣をまとって、記念撮影もしました。
2011年8月24日
【授業紹介】 専攻ゼミ(河西 秀哉 先生、日本近現代史)
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河西ゼミ(日本近現代史)
日本史と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか。 おもしそう?眠い?昔のこと? 私自身全く興味がありませんでした。しかし、このゼミは違います。
戦前から戦後にかけての「近現代史」を学びます。 ただ歴史の流れを学ぶのではありません。 時代の渦の中で様々な想いを抱えて生きていた当時の人々の生き様を知り、歴史の背景を読み解きます。
また、発表方法は1人ずつのプレゼン方式。相手を納得させるための説得力が身につきます。グループディスカッションの中で、より一層自らの考えも深まるでしょう。
日本の「今」はどのようにしてできたのか。私たちの「今」の生活はどこからきているのか。 過去から今を知り、未来につなげる。その力をこのゼミで養いませんか?たくさん遊び、たくさん学べ!!
【文責】 ゼミ長 岡村帆奈美
2011年8月5日
【教員の研究】 松田 央 教授(西洋思想史・比較思想史)
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松田 央 教授(西洋思想史・比較思想史)
「自己理解」という視点からキリスト教思想を研究してきましたが、この問題を根本的に追究するためにはキリスト教思想だけでは不十分であることに気づきました。
そこで数年前から道元をはじめとする禅宗の思想に注目しました。禅宗の目的は自己の根底を深く掘り下げて、真実の自己をつかみとることです。悪戦苦闘しながら、禅宗の方法論をようやくキリスト教思想に応用することができるようになりました。
研究の道のりは平坦ではありません。苦しいこともありますが、独自の研究スタイルを形成したときには、何にも替え難い喜びがわいてきます。また新しい知識を体得したときには、心の底からうれしいと感じることができます。そこに学問の醍醐味があります。詳しいことは、拙著『キリストの道』(冬弓舎)をご覧ください。
2011年7月18日
【学科のお知らせ】 オープンキャンパス2011 総合文化学科
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7月30日(土)、31日(日)に夏のオープンキャンパスを開催します。 総合文化学科では、「模擬講義」「学科相談コーナー」「ゼミ見学会」などを企画しています。 本学スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
≪模擬講義≫ 文学館2階L-20教室
7月30日(土) 中野敬一准教授(キリスト教学)
11:15-12:00 「キリスト教とヨーロッパの芸術」
13:30-14:15 「宗教から世界を知る」
≪学科相談コーナー≫ 文学館2階L-20教室
・教員と在学生による学科相談コーナー
・教員の研究紹介コーナー
・スライド上映(授業や学外活動)など
≪ゼミ見学会≫ LAII-32教室
7月31日(日)
12:30-13:00 演習テーマ「インドの子ども・貧困・女性」
14:30-15:00 演習テーマ「日本企業のインド進出―トヨタとソニーの場合」
* 海外体験学習に関心のある受験生・保護者の方々を対象として、
ゼミの見学会を行います。
詳しくは、学科相談コーナーでお問い合わせください。
2011年7月7日
【学科のお知らせ】 基礎ゼミ・文献ゼミ クラス分け
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後期の基礎ゼミ・文献ゼミのクラス希望調査を行います。希望調査用紙に希望順位(1-11)を記入して提出してください。定員を超える場合は、GPAおよび基礎ゼミ・文献ゼミ前期の成績で優先順位が決められます。用紙の記入に不備があったり、時間内に提出されなかった場合は、クラス決定の際に優先順位が低くなりますので、注意して下さい。
希望調査用紙 提出日: 7月15日(金曜) 13:00まで提出先: 文学部事務室前レポートボックス
クラス発表: 9月21日(水曜) 総合文化学科掲示板で発表
2011年6月22日
【学科のお知らせ】 第5回 学生が選んだ「ベストティーチャー」発表
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2010年度の学生による授業評価アンケートの結果から、もっとも高い評価を受けた先生が各学科から1名選ばれました。
金田 知子 先生 (社会福祉学)
「投げられた問いかけに対して、それぞれが主体的に考え、自分の意見を述べ、そして振り返る...そのための仕組みを考えています」
2011年6月1日
【学科のお知らせ】海外スタディー・ツアー報告(女性学インスティチュート主催)
●科目/専攻ゼミ ●担当/金田知子、北川将之
総文の学生が海外スタディー・ツアーの報告を行いました。
女性学インスティチュート主催・連続セミナー
「アジア・アフリカに学ぶ神戸女学院生」
<第1回> 6月10日(金)14:00-15:30 JD-104教室
「エチオピア体験学習での学び、そして今—子どもの教育と女性の生活を中心に」
(コーディネーター)金田知子
<第2回> 6月17日(金)14:00-15:30 JD-104教室
「住居建築ボランティア—アジアからの学び」
(コーディネーター)北川将之
申込方法の詳細は、女性学インスティチュートの下記ページを参照してください。
http://www.kobe-c.ac.jp/gender/renzokuseminar2011.htm





