総合文化学科 学科長 孟 真 理
多くの情報があふれ、状況がめまぐるしく変化する現代社会に、私たちは生きています。こうした中で必要なのは、変化にしなやかに対応しつつも、時流に翻弄されることなく大切なものを見きわめる確かなまなざしでしょう。大学は、社会に船出する準備段階にいるみなさんが、知的探究を通じて、専門知識とともにそうした総合的な力を培う場です。
総合文化学科は、人文科学と社会科学の諸分野を横断的に学び、人間と社会を複眼的にとらえる力を養う学科です。学生は、多彩な学問分野にふれて広い視野と柔軟な思考を身につけ、それを土台として、自ら選び取ったテーマを深くしかも多角的に追究していきます。そのためカリキュラムは、ひとりひとりが学び方を自在にアレンジできる、たいへん自由度の高いものになっています。敷かれたレールの上を走る受け身の学習ではありません。自らの関心と適性をみさだめ、また科目間の関連性を吟味しながら、何をどう学んでいくのかを自分で組み立てていく心躍るプロセス自体が、重要な学びの場です。そして、さまざまな分野から得た知識や視点を、自分の関心に関連づけて再構成する作業もまた、発見と創造の喜びを存分に味わわせてくれることでしょう。総合文化学科の多様性は、学生自身のこうした主体的関与によってはじめて、その本来の意義を発揮することができます。
人間と社会の諸相を見つめ自分自身と出会う4年間の学びをつうじて、学生のみなさんが、既成の枠組みにとらわれることなく自ら考え判断し行動できる、真に自由な女性へと成長していかれることを願っています。





