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−−ゼミを選んだ理由は?
村田 「2年生の後期に受講した難波江先生の授業は、なぜか居心地が良くて、考え方を学べるというような、今までとまるで違う印象を受けました。それで、ゼミは先生の”お人“で決めました」
難波江 「ゼミでは段階的に思考のリフォーム、そして実際にパフォーマンスを行います。これは、肩のこりをほぐすように、思考のこわばりをときほぐすような作業です」
−−卒論のテーマを教えてください。
村田 「ピーターパンの物語で、既存とは異なる視点を発見するのが目的でした。はじめは方向性も見えず、取り組むうちに形になった…かどうかも自信はないのですが」
難波江 「いえ、面白すぎて本人が口で説明できないくらいです。一般にはピーターパンは大人にも子どもにもなりきれない症候群のサンプルとして理解されています。村田さんは、そうではなく、現実と非現実の間の境界現象や、揺らぎといったアイデアを展開させました。彼女には、いろいろなことを感じるセンスや勘が育っています。私たちの学生にとって、それこそ大切で素晴らしいものだと考えています。そのことに気付き、背中をそっと押してあげることが仕事だと感じています」





