70周年記念誌
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チャンスは、人生の新しい扉を開いてくれる。089-MemoryNZ留学ニュージーランドへの留学でYMCAのボランティアへ。同世代の女性同士が主張を戦わせる様子にカルチャーショックを受けました。-SpotライラックライラックではおきまりのAランチを注文。当時も今も同じメンバーで集まると話す内容はあまり変わっていないかも(笑)。たんです。アメリカ人と日本人の捉え方の違いに驚いたのはもちろん、日本の文化の違いを理解しつつも「自分を無理に合わせようとしない」先生の生き方に、「ああ、これでいいのか」と目が覚めるような気持ちに! 生きて行くことを決意する際、「異文化を理解はするが、無理に合わせようとしない」というロールモデルの存在はかなり心強いものになりましたね。目の前のチャンスにすべて挑戦してきた結果、現在は会社が運営する世界218箇所のホテル・リゾートのうち、48箇所の運営に携わっています。ほかにも、マウイホテル協会会長やマウイ日系人商工会議所会頭を務めたり、ハワイ州の観光政策に携わったり、国交省のシンポジウムやTPP会議の通訳を担当したりなど、多くの活躍の場をいただいています。ハワイで恵まれた子どもも大きくなり、第二の人生も視野に入ってきました。これから先、どんなチャンスが目の前にやってくるかわからないけれど、「なんとかなる!」の気持ちが新たな扉を開けてくれる、と信じています。母国を離れ、異文化であの頃の私へ他者との比較で自分の「いいところ」を見つけるのではなく、ありのままの自分の「いいところ」を見つけて伸ばすことは、とっても大切。なぜなら、人生を助けてくれる力になるから。では自分の「いいところ」をどうやって見つけるか?それは“人が褒めてくれることを真に受ける”のが一番!  

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