ディプロマ・ポリシー

大学3ポリシーのもと音楽学科では、音楽家・舞踊家として時代の潮流に流されることなく、音楽・舞踊のもつ共感力を通して他者と関わり、社会に対して自らの役割を果たしていける人格を養成します。

そのような人格に必要な以下の能力を修得し、卒業要件を満たした人に対して学士(音楽)の学位を授与します。

  1. 音楽・舞踊に関わる豊かな感受性と深い専門的知識・技術を備え、その感受性を論理的に説得力ある形で表現する能力
  2. 芸術表現上必要な多様な文化・社会に関する教養を備え、芸術作品の背景を理解する能力
  3. 音楽・舞踊に関わる様々な企画を立ち上げ、その実現に向かって主体的に学び訓練していく能力
  4. 芸術作品制作上の様々な共演者とのコミュニケーション力を備え、作品を通じて行われる聴衆・観衆と芸術的なコミュニケーションを行う能力
  5. 芸術家として高い倫理性を持ち、音楽・舞踊を通してより善い社会の実現のために活動できる能力
  6. 広く公開された卒業演奏等のソロリサイタルにおいて、一定のプログラムを構成しこれを実演できる能力

カリキュラム・ポリシ―

大学3ポリシーのもと音楽学科では、本学科ディプロマ・ポリシーに定めた人格を養成するため、本学教育の三つの柱に基づきつつ芸術分野の専門教育を実践していくために、以下の方針を掲げます。

  1. 学生が専門的知識を習得する音楽学科の「メジャー科目」として、器楽(ピアノ、オルガン、チェンバロ、弦楽器、管楽器、打楽器、ハープ)、声楽、ミュージック・クリエィション、舞踊の各専攻の各分野の「主専攻実技科目群」「Minor & Second Major 科目群」「アンサンブル科目群」を編成し、「主専攻実技科目群」には、広く公開された場で専門的技能を披露する「卒業演奏及び卒業作品」という科目を設定すること
  2. 音楽学科の学生が、主専攻実技科目の側面、背景を理解するために、「コア科目」「オープン科目」を設定するほか、音楽学科の「選択必修科目群」「その他音楽専門教育科目群」を編成すること また、他学科学生に対しては「オープン科目」「マイナー科目」を設定すること
  3. 「主専攻実技科目群」においては、特にディプロマ・ポリシーに掲げた能力を検証するために、一定のプログラムを構成しこれを実演する「ソロリサイタル」を設定すること
  4. 広く社会に対して芸術活動を実践し学習するために、一定のプログラムを構成しこれを実演する「ソロリサイタル」や「その他音楽専門教育科目群」において、社会に向かって貢献しうる「音楽によるアウトリーチ」といった科目を設定すること

上記方針に基づく科目編成においては、体系性・系統性の理解を促すため、学問分野、科⽬間の連携 や科⽬内容の難易度を表す科⽬番号および、必修科⽬、選択必修科⽬、選択科⽬などについての科⽬記号を学修便覧等につけ、なおかつ、教育課程の構造をカリキュラム・マップやカリキュラム・ツリーで分かりやすく明⽰します。
 

アドミッション・ポリシー

大学3ポリシーのもと音楽学科では、本学科ディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーをよく理解し、本学科における教育課程を履修するために必要な音楽・舞踊の専門的能力および高等学校卒業相当の基礎学力を備えた人を受け入れます。特に以下に当てはまる人を歓迎します。

  1. 音楽・舞踊分野で自分の目標を持ち、積極的に学びたい人
  2. 音楽・舞踊分野各専門分野で優れた能力を持つ人
  3. それぞれの専門分野を通して社会と繋がりを持ち、また他国の人々とも交流しながら芸術文化に貢献したい人

本学科の教育を深く理解し、主体的に学びたい人、音楽高校等の学習過程で優秀な成績を修めている人を受け入れるために、学校推薦型選抜、推薦入学試験を実施します。音楽・舞踊分野で多様な才能と経験を持つ人を受け入れるために総合型選抜、社会人入学試験、編入学試験(3年次)、外国人留学生入学試験、国際バカロレア入学試験を実施します。音楽・舞踊分野の基礎的な知識・技能、思考力・判断力・表現力を備えた人を広く受け入れるために一般選抜(前期日程)を実施します。
本学部の入学試験は大きく実技試験と筆記試験に分かれており、各入学試験には、専攻ごとに定められた課題、科目があります。舞踊専攻には、舞踊実技(指示課題、自由課題)等、それ以外の専攻には、主専攻実技、副専攻実技、ソルフェージュ(聴音、新曲視唱)、楽典等があり、一般選抜(前期日程)には、さらに英語の試験を実施します。
一般選抜(前期日程)において英語資格試験利用型を実施します。

ミッションステートメントと3つのポリシー(大学)

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