派遣留学
留学期間
2009.2-2009.11
オーストラリア

【エルモ】サンシャインコースト大学

2009.12.24 留学を終えて

みなさん、こんにちは。
11月末にオーストラリアから帰国しました。
この留学生ブログもいよいよ最後の更新です。

約10ヶ月の留学生活は想像以上に短く、あっという間に終わってしまいました。
振り返ってみると、留学の間は楽しいことばかりではありませんでした。

課題に苦しんだり、授業が理解できずに悩んだり、上手くコミュニケーションできずに自分を責めたりもしました。
でも、思いつめてばかりでは前進できません。
「苦労は成長の証拠」と信じて毎日少しずつ何かを克服していくしかありません。
この留学を経て、自分の可能性を信じて、とにかくやってみようという風に考えるようになりました。

また、世界中から来た人と出会い、多くの掛け替えのない友人ができました。
外国を身近に感じると同時に、視野が広がったことも収穫の一つです。
日本に帰国して思うことは、留学という大きなチャレンジに挑んで本当によかったということです。

少しでも外国やオーストラリアに興味のある方はぜひ留学を考えてみてください。
英文学科でなくても、海外留学はできます。
長期間海外で勉強する機会は、社会に出るとめったにありませんよ。
この素晴らしいチャンスをぜひ有効に使ってほしいと思います。

写真は出国前にキャンパス内で出会ったカンガルーの親子です。

2009.11.16 図書館とStudent Services

みなさま、こんにちは。
オーストラリアは毎日快晴で暑い日が続いています。
今回は、留学生にとって大事な大学の施設を2つご紹介します。

まず1つ目は図書館です。
サンシャインコースト大学の図書館はキャンパスの中心にあり、常に多くの人が出入りしています。
蔵書はもちろん、ビデオやDVDを借りることもできます。

パソコンも多く置いてあり、情報処理サービスデスクもあるので、調べ物には最適です。
図書館と言っても重苦しい雰囲気ではなく、開放的でいつも活気があるところにオーストラリアらしさを感じます。

2つ目の施設はStudent Servicesです。
ここは神戸女学院の学生生活支援センターに当たり、学生の手助けをしてくれます。
キャンパス内の案内や学生の質問に丁寧に対応してくれます。

また、Academic Adviserと呼ばれるスタッフが、課題や発表のアドバイスをしてくれるシステムがあります。
このサービスは1対1で行われるのですが、学期末は予約がいっぱいになるほどの人気です。

サンシャインコースト大学の施設をご理解していただけましたか?

写真はStudent Servicesが入っているStudent Centralというオフィスです。
隣には教務課のデスクがあるので、学期始まりは混雑していたことを覚えています。

エルモ

2009.10.05 USC Art Gallery

みなさん、こんにちは。
10月に入り、サンシャインコーストは毎日いいお天気が続いています。
今回は、キャンパス内の施設の1つをご紹介します。

サンシャインコースト大学にはアートギャラリーがあります。
このギャラリーでは展示物が定期的に入れ替えられ、様々な作品が展示されています。
別の街の美術館の特別展があったり、若い芸術家のコンテスト入賞作品が展示されていることもあります。
サンシャインコースト大学でアートを専行している学生の作品を見ることもできます。

私は先日、アートの授業の一環でギャラリーに行き、作品の分析方法などを学びました。
地元の小学生が団体で見学に来ていたこともありました。
また、大学内の施設とはいえ、一般の人もよく訪れています。
地域との結びつきが広く、施設を広く開放している点にオーストラリアらしさを感じます。

さて、次回もまたサンシャインコースト大学の施設をご紹介します。

写真は、先日まで催されていた特別展の様子です。
ケアンズ美術館の特別展で、とても大きな作品が展示されていました。

2009.09.17 後期の授業

こんにちは、お久しぶりです。
後期が始まって7週間が経ち、ちょうど折り返し地点に到達しました。
今回は今期選択している授業についてご報告します。
前期同様、3つの授業に登録しています。

1、History of Australian Popular Culture
オーストラリアの歴史が、今身の回りにある文化にどのように反映されているかを学びます。
写真、衣類、食べ物、建物など身近なものを通して学ぶ歴史は興味深く、留学生にも理解しやすいと思います。
2つの文献を分析して書くエッセイにも挑戦しました。

2、Introduction to Indigenous Australia
オーストラリアには原住民というカテゴリーの人が多く、その歴史はとても複雑です。
また、彼らが今の社会でどのように生活しているかということにも興味があり、この授業を選択しました。
法律の名前などは馴染みがなく難しいですが、とても興味深く、考えさせられることが多い授業です。

3、Visual Worlds: Introduction to Art and Design
芸術とデザインの歴史と、作品の分析方法を学びます。
これまで全く触れたことのなかった分野ですが、先生がとても丁寧に解説してくださいます。
サンシャインコースト大学には芸術を学ぶ学課があるので、先生も専門知識の豊富な方で、とても楽しい授業です。

前期同様、講義とチュートリアルを各授業を週に1回ずつ受講しています。
どの授業も神戸女学院大学では開講されていないようなものばかりで、留学という機会に学ぶことができてよかったと思っています。

2009.07.29 オーストラリアの医療

こんにちは、エルモです。
いよいよ後期が始まります。
どんな授業が始まるのか、今からワクワクしています。

ところで、今回はオーストラリアの医療についてご報告したいと思います。

先日、オーストラリアで初めて病院に行きました。
私は英語に不安があったので、少し遠出をして日本人の先生に診ていただきました。
無事に診察してもらい、一安心です。

私は利用したことはありませんが、大学近くにも医療施設があります。
大学から徒歩圏内に各分野の専門医が集まった診療所があります。
開院時間は平日の朝から夕方まです。
また、少し遠くに24時間患者を受け入れている大きな総合病院があります。

オーストラリアの病院は基本的に予約制です。
緊急の事態でない限り、自分で病院に電話をしてアポイントをとります。
そして、その時間帯に病院を訪れ、診察を受けます。

病院に行くときは、パスポートと海外保険の証明を持参します。
この2つを持って行くと、お金を払わずに診察と薬を受けることができます。

オーストラリアの医療について、イメージしていただけましたか?
留学の期間中、健康でいられることが一番ですが、何かあったときのために医療や最寄の病院に関する知識も必要だなと思いました。

2009.07.07 新しいバス停

こんにちは、エルモです。
サンシャインコーストは最近肌寒い日が多いです。
それでも日差しは温かいので、過ごしやすいですよ。

先日、大学のバス停が新しく整えられました。
以前は簡単なテントが建っているだけだったんです。
新しいバス停は、夜でも明るいので安心です。

バスはサンシャインコースト大学の学生にとってとても馴染みある交通です。
特に、自分の車を持っていない留学生には欠かせません。

上手に乗り継げば、サンシャインコースト各地に出向くこともできます。
私は、ショッピングセンターへの往復によく利用します。

バスから見る家並みときれいな海はまた格別ですよ。
また、フレンドリーな運転手さんが多いのもおもしろいです。
お客さんと自由におしゃべりしたり、常連のお年寄りの家の前で発着したりしています。
オーストラリアならではだなぁと見ていて嬉しくなる光景です。

2009.06.16 大学の寮(2)

こんにちは、エルモです。
先日前期の授業が終わり、休暇に入りました。

今回は私の暮らしているVarsity Aparmentsの詳しい様子をご報告します。

神戸女学院の寮と異なり、敷地に2階建ての建物が並んでいます。
それぞれの建物にユニットが4つ入っています。
各ユニットにはキッチン、リビング、テラスの共有スペースと寝室が4部屋あります。
アパート1部屋を4人でシェアして暮らしている感じです。

リビングにはテレビ、ソファがあり、キッチン用具、食器類、掃除用具も整っています。
寝室には机と椅子、ベッド、クローゼット、チェストがあります。
シャワーとトイレ、洗面台も各寝室にあります。

こちらで大きな買い物をしなくてもいいように大抵のものは揃っています。
各寝室には電話もあり、別料金を払えばインターネットにも接続可能です。
洗濯は共同のコインランドリーで行います。
寮の設備としては、バーベキュー場、プール、ビーチバレーコート、ジムがあります。

寮の様子についてご理解いただけましたでしょうか。

サンシャインコースト大学の寮は設備も整っていて快適です。 
実は、地方から出てきた学生や留学生がみんな寮に暮らしているわけではないんですよ。
ルームシェアやホームステイをしている学生もいます。

でも、寮生活には、様々な国籍の人との共同生活を経験できるという魅力があると思います。
私はオーストラリア人、ドイツ人、デンマーク人と暮らしていますが、
違う文化を持つ人と一緒に暮らすという体験は、とても有意義だと感じています。

様々な国の人と生活を共にして、異なる文化に触れることが寮生活の醍醐味だと思います。


エルモ

2009.06.02 大学の寮(1)

こんにちは、エルモです。
サンシャインコーストは最近、雨の日が続いています。

今回は寮に関してご報告します。

サンシャインコースト大学には
・UniCentral
・Village
・Varsity Apartments
の3つの寮があります。

どの寮も大学まで徒歩10分弱と近く、とても便利です。
設備や料金設定などに差があるので、
自分のこだわりにあわせて選ぶことをお勧めします。

基本的にどの寮にも部屋の設備は平均的に整っています。
4人程度で1つのユニットを使い、1人ずつ寝室が与えられます。
トイレとシャワーは各寝室に備えられています。
キッチンとリビング・ダイニングはユニットの仲間と共用です。

3つの寮の違いは、フリースペースや細かな備品などにあります。
たとえば、Varsity Apartmentsではコインランドリーを使いますが、UniCentralには各ユニットに洗濯機が備えられています。

次回は私の暮らしているVarsity Apartmentsの詳しい様子をご報告します。

2009.05.09 大学の基礎知識

こんにちは、エルモです。
サンシャインコーストは毎日いいお天気が続いていています。
気温も到着した頃よりは下がってきて、とても過ごしやすくなっています。

今回はサンシャインコースト大学の基本的な情報と、私が実感したことを併せてご報告します。

サンシャインコースト大学は、1996年に設立されたオーストラリアで最も新しい公立大学です。
新しい大学だけあって、建物や設備もとても近代的です。
IT関連の設備も充実していますし、教室やカフェ、トイレもきれいだと思います。

大学には
・Arts and Social Sciences
・Business
・Science, Health and Education
の3つの学部があります。

それぞれの学部に多くの授業が開講されていて、自分の興味ある分野を学ぶことができます。
授業の選択肢は広くて、私も受講する教科を選択するときはとても迷いました。

2009年度の時点で学生の数は約6000人、教職員を含めたスタッフは約500人です。
こんな風に聞くとキャンパスが混雑しているように思いますが、実際はそんなことはありません。
というのも、なんとキャンパスは100ヘクタールもの広さがあるんです。
全体的にゆったりとしているので、人が多いと感じたことはありません。

大学は共学で、世界中から学生を受け入れ、様々な国の学校と協定しています。
とても国際色豊かな大学で、キャンパスには様々な人種・国籍の人があふれています。
オーストラリアはもちろん、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア、アフリカから学生が集まっています。
私の友達もインドネシア、タイ、ベネズエラ、スイス、ドイツ、デンマークからと国籍は様々です。

サンシャインコースト大学の基本的な情報について理解していただけましたか?
今回、このブログのために改めてサンシャインコースト大学のことを調べて、私も「なるほどなぁ」と思うことがありました。
そして、この大学のいいところを再確認しました。
今後、このサンシャインコースト大学のよさを少しでもお伝えできたらいいなと思います。

写真は、キャンパス内で発見した大学のロゴです。
黄色い太陽は、光にあふれたサンシャインコーストの地と知識を、青い部分は、開いた本と大学の図書館の外観を表わし、学問の象徴を、緑の部分は、地と水を現し、学びの土台であるサンシャインコーストの環境を示しています。

次回は、大学の寮についてご報告します。

2009.04.20 サンシャインコースト大学の授業②

こんにちは。

今回は前回に引き続き、授業内容について紹介します。

2つ目はCommunication and Thoughtです。

コミュニケーションの基本を学ぶ授業です。
大学で、また社会に出てから求められるコミュニケーションについて学びます。
先日提出したエッセイは用意されたテーマの中から興味のあるものを選んだのですが、私は「聞くということは受身の行動か」というテーマについて書きました。

最後はIntroduction to Creative Writingです。

1学期間をかけて、短編小説を書き上げる授業です。
また短編小説を毎週3作ほど読み、チュートリアルでは各自担当の短編小説について発表します。
私はネイティブスピーカーではないので、表現が稚拙で苦労もありますが、先生に助けられて自分の作品を書き進めているところです。

University of the Sunishine Coastの授業に興味を持って頂けましたか?
私は文学・社会科学部の授業ばかり選択していますが、ビジネス、科学、医療、教育に関する学部もあります。

興味を持たれた方は、大学のホームページで一度開講されている授業をチェックしてみてください。
とても幅広い選択肢が用意されている大学ですよ。
きっと興味のある授業、神戸女学院では開講されていないような授業に出会えると思います。

エルモ

2009.04.06 サンシャインコースト大学の授業①

こんにちは。
エルモです。

オーストラリアは秋です。
それでも日中の気温は25度くらいありますが、朝晩は過ごしやすくなってきました。

今回は前回に予告しましたとおり、授業の内容についてご報告します。

こちらの授業は、1科目に対して週に2回授業が行われる形式がよく取られます。
1つは50分間の講義、もう1つは100分間のチュートリアルです。


講義はLecture Theaterと呼ばれる大教室で、200人くらいを対象に行われます。

チュートリアルは聞きなれない言葉かもしれませんね。
20人弱の少人数クラスでテーマに関して質問、発表、ディスカッションを行います。
学生が発言する機会を持ち、理解を深めるためのクラスです。

私の場合は3科目に登録しているので、授業は週に6回あります。

授業形式の説明に続いて、私の受講している科目を紹介したいと思います。

1つ目はCommunication Theory and Practiceです。

タイトル通りコミュニケーションの理論とその実践について学びます。
コミュニケーションの流れを分析したり、それを妨げる障害を調べたりしています。
今、「意味伝達の媒体メディアそのものが意味を持つか」というテーマでエッセイを書いています。

難しく聞こえますが、チュートリアルの先生からアドバイスを頂いて助けてもらっています。

こちらの授業形式と授業に関してイメージしていただけましたか?
次回は残り2つの授業に関してご報告します。

エルモ

2009.04.01 サンシャインコースト大学から...

留学生ブログをご覧の皆様、はじめまして。
エルモと申します。

オーストラリアのUniversity of the Sunshine Coastに留学しています。
留学先から1年間、こちらの様子をご報告したいと思います。

オーストラリアでは、前期が2月末から6月末まで、
後期が7月下旬から11月末までというスケジュールです。

2月23日(月)に授業が始まってから、もう1ヶ月以上が経ってしまいました。
沢山の刺激(と課題)を受けているので毎日があっという間です。

私は
・Communication Theory and Practice
・Communication and Thought
・Introduction to Creative Writing
の3つの授業に登録しています。

神戸女学院の授業とはまた違った内容で、とても興味深いですよ。
次回からは各授業の内容に関してご報告しようと思います。

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