派遣留学
留学期間
2010.8-2011.5
米国

【あんじゅ】ロックフォード゙大学

2011.02.22 最後のセメスター

お久しぶりです。日本はまだまだ寒いですか?
ロックフォードの寒さは峠を越えたようで、少しずつ春めいてきました。

雪が解けて、川になって流れていくっていうキャンディーズの歌詞が現実になりました。
寮の近くに小川ができて、クラスへ行くのに少し遠回りしないといけなくなりました。
雪国ならではの体験ですね。

私のロックフォードでの最後のセメスターが始まって1カ月が経ちました。
今期は、

Survey of Literatures in EnglishⅡ(文学)

Creative Writing in Multiple Genres(詩や物語を作って、自分の作品について話し合う授業)

The Female Experience in America(女性学、女性の歴史)

Introduction to Rhetoric(科学の論文を読んで、エッセイを書く授業)

Drawing(静物画を描く授業)

Piano LessonⅡ(ピアノの個人レッスン+リサイタル)

の6科目をとっています。

前期と変わったことは、2,3回生の授業ばかりになったので、課題や授業のレベルが遥かに高くなったことです。
特に、Creative WritingやLiteratureは夜の6時から8時半まで通しである授業で、少人数でゆっくり話し合えるので、ものすごい学習量です。しかし今期になって、教授の言うことがちんぷんかんぷんっていう領域を越えた気がします。

前期は、授業が終わったら、次回の課題範囲のことなど絶対質問しに行っていましたが、最近はそういうことがなくなってきました。
エッセイも、ルームメイトに添削してもらっているお陰か、安定していい評価を頂けるようになってきました。

そして、クラスの友達が沢山できました。
文学の授業で、John Donneの"The Flea(蚤)"という詩を読んでいた時です。
内容は、主人公と主人公の好きな人、2人の血を吸ったノミを見て、主人公が、「日常では彼女をモノにできないけど、蚤の中で俺たちは混ざり合っているんだ。」って妄想をするちょっと変態的な詩なんですけど、作者の想像力に笑いを堪えてたんです。

で、彼の好きな人が蚤をつぶそうとした時に主人公が発した、「蚤をつぶすことは、3つの命を奪うことになる。俺とお前と蚤自身の命だ。」
っていう部分で耐えられなくなって、授業中笑ってしまって。

ふと横を見ると、隣の席の子も笑いを堪えていて、なんとなくそこから仲良くなりました。
笑いのツボが合うと、なんだか壁が取れますよね。

もう一つ自信が持てた事は、人前で日本についてのプレゼンテーションをしたことです。
神戸女学院大学のこともしっかりアピールしてきました。
成人式や、お弁当など日本特有の事を英語でどう説明するか、勉強にもなったし、余興として、習字で皆の名前を書いたり、アニメやJpopの紹介もしました。

30分でとても語りつくせないほど、私は日本が好きだったんです。

沢山質問が出たことも嬉しかったし、何よりルームメイト、友達、ホストファミリー、アドバイザーの先生、皆が見に来て下さったことがすごく力になりました。
終わってから一人ずつお礼を言っていた時、アドバイザーの先生の「あなたはもう物静かじゃないね!」って言葉が印象的でした。

初めてロックフォードに来てまず会ったのがアドバイザーの先生で、その時英語もたどたどしくて、不安で、でもやっとこうやって自分の好きなことをちゃんと説明できるようになったって認めてくれた気がして、その一言が嬉しかったです。

後、先生方の計らいで、私だけのピアノリサイタルを開かせて頂けることになりました。
前期は声楽やバイオリンの子達も混ざってのリサイタルだったので、一人のリサイタルは初めての体験です。

曲目は、前期に習ったモーツァルト、バッハ、ショパンと、今練習中のガーシュイン(のだめのテーマソングでもお馴染みの作曲者です)、ブラームス、後、日本から持ってきた、さくらさくらや久石嬢を含めた7曲で、今までの総まとめのリサイタルとなりそうです。

大人数の大学では、こんな経験絶対できないと思うので、ロックフォード大学って本当に個性を尊重してくれる大学だなぁと思います。

おまけ。

写真は、お正月に模様替えした後の部屋です。
私はルーマニア人のルームメイトと2人で住んでいるんですけど、前期は、机もベッドも部屋の両端にあって、一人一人個立した感じだったんです。

だんだん仲良くなって、もう全部くっつけちゃえって、模様替えしました。
和風な机と座布団がポイントです。

最近、よく口げんかをします。服のセンスが変だとか、お菓子のカスをゴミ箱に捨てろとか、まあ、細かいことなのですが、英語でケンカできるようになったなぁと、ちょっと嬉しく思います。

皆さんは春休み真っ最中ですね。充実した日々をお過ごし下さい。

2010.12.16 ロックフォード大学の特色

二度目まして、こんにちは。
こちらでの生活も4カ月が過ぎ、徐々に大学の勝手がわかってきたところで、今日はロックフォード大学の特色について、お話したいと思います。

まず、学生にとって第一の授業について。
留学生につきものの悩みといえば、Essayの文法。
本大学には、図書館にwriting centerという、Essayの添削をしていただける施設があり、留学生の助け船となっています。
もし、ここならではのものを学びたいというのなら、息抜きも兼ねてartや音楽の授業がお勧めです。
初心者向けのグループピアノから、経験者向けの個人指導まであります。
楽器も、ピアノ、声楽、バイオリン、フルートと幅広く、リサイタルで演奏するのにも、自信をつけるのにも良い経験だと思います。

続いて、課外活動について。スポーツはもちろんですが、面白いと思ったのが、multi-cultual clubと文学クラブです。
大学には、ヨーロッパや南アメリカ出身の生徒も多く、週1回集まり、自国の文化についてプレゼンテーションをします。
文学クラブは、母国の詩や文学を紹介するクラブです。
私も、日本の詩を英訳して紹介しました。
その他、アニメクラブや映画クラブなど、生徒達は他国の文化に興味深々です。
シカゴは芸術・文化の街と言われるくらいなので、本大学も文化的なクラブが多いのが特徴です。

私が、この大学が大好きな理由の一つは、教授もクラブに参加しているという点です。
教授が詩を読んでいたり、生徒とギターをセッションしていたり。
教授と生徒が良い意味で近く、興味のある事を分かち合えるということは、この学校の大きな魅力だと思います。

その他の特色といえば、留学生に手厚く、異国の地での不安を徹底的に取り除いてくれるという点です。
まず、留学生には学校に近いホストファミリーを学校側が手配してくださいます。
ホストファミリーの大半がロックフォード大学卒業生で、気軽に行き来する関係が築けます。
また、3か月に1回ほど、留学生の声を聞く集まりがあり、学生お世話係り(?)の方を前に、不満や困ったことを留学生同士話し合います。
今回の集まりで、クルギスタンの友達と「留学生は車がないから必需品調達し辛いよね。」という話をしていたら、毎週水曜にモールまでのバスを出してくれることになりました。
ただ儀礼的に集まるのではなく、実際に留学生の悩みを解決しようとしてくださる事に、大変感謝しています。

以上、ロックフォード大学の特色でした。
留学を考えておられる方の参考になれば幸いです。

おまけ。
写真は、寮の近くの森での一枚です。
森を抜けるとそり滑りができる広場に出たり、お化けが出ると噂の廃校に出たりと、友達と共に子供のように探検しています。
私たちはいかんせん方向音痴で、毎回どこに出るかは神のみぞ知る。
それもまた楽しいものです。
森つながりで、日本で公開されているノルウェイの森の映画を早く見たいなあと思いつつ、今日はこの辺で。


 皆さんもお体に気をつけて、冬休みまであと一息、駆け抜けてください。
 

2010.11.08 こんにちは

こんにちは、はじめまして。
文学部英文学科で、今年8月からアメリカのロックフォード大学に留学中のあんじゅです。
早いもので、あっという間に三ヶ月が経ちました。

ロックフォードは、シカゴから車で1時間半の郊外にあります。
大学は小高い丘の上にあって、緑豊かな学校です。
私は、180度広がる満天の星空が新鮮で、よくよそ見をしてつまづいて、隣を歩いているルームメイトに怒られます。
それ位に素敵な学校です。

留学生は中国から生徒が多く、日本からは私ただ1人でした。
絶好の英語習得の機会だと思い、楽しんでいます。

授業は、普通留学生は4科目程度しか取らないそうなのですが、それを知らず張り切って6科目も取ってしまいました。

科目は、心理学、フランス革命の歴史、文学、アカデミックライティング、ピアノ、合唱。
一番興味深いのが心理学。
youtubeを使い、講義という耳から入ってくる知識だけでなく、ビデオを通して目で実例を見ることで、ディープに記憶に残ります。

専攻でもある文学とライティングは、リーディングの課題がどっさり出るので、毎日50ページは読まなければいけません。
まだまだ精進の日々です。

大学の教授の中には、黒板にほとんど板書しない方もおられます。
留学生にとってこんなに大変なことはありません。
そういう時、ノートを借りる友達を作ることも単位ゲットへの道の一つです(日本と同じですね)。
私はテニス部に入っていて、去年歴史をとった友達にノートを借りることができたので、
試験勉強の際に大助かりでした。

また、教授に素直に聞いてみることも大事です。
私は留学生なのだと。
わからないことは躊躇わず聞く。
すると、授業の参考書を貸してくださったり、エッセイのアドバイスをくださったりします。
諦めないことが肝心です。

写真は寮の近くの紅葉です。
秋晴れと紅葉は、どこへ行ってもきれいです。

本当に、ロックフォード大学と巡り合えてよかったです。
この大学に背中を押してくださった国際交流センターの皆さま、神戸女学院大学の先生方に感謝し、この10カ月、毎日をかみしめていきます。

これから来年まで、お付き合いよろしくお願いします。

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