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立石 浩一 教授
教授
立石 浩一
TATEISHI Koichi

Ph.D., University of Massachusetts

私の専門は言語学といって、人文科学・社会科学・自然科学のすべてにまたがっている分野です。人が言葉を話せるということはどういうことなのか、を人類の進化、脳科学との関連で研究する方もおられますし、一方で「英語(何語でも)を話せるにはどうしたらいいでしょう?」というような素朴な疑問に対する答えを追求していらっしゃる方もいらっしゃいます。幅の広い学問分野をするには、逆に小さな点をとことん追求する探究心と、何にでも興味を持つ好奇心の双方が必要です。小さなことでも、言葉そのものに疑問を持っている方は大歓迎です。
ここ20年ほど、折り紙の本のバイリンガル化に取り組んでいます。また、神戸女学院大学および他大学においても、折り紙の国際化についての講義を担当しています。こちらに興味のある方もぜひ話に来てください。

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専門・研究テーマ

●専門
  • 音韻論(単語と音声の関連)
  • 音声知覚・産出(特に第二言語話者としての英語学習者のそれ)
  • 統語論(日本語の「が」について博士論文を書きました)
●研究テーマ
  • 音節とアクセント
  • 外来語の「母語化」
  • プロゾディの知覚・産出
  • 多重主格構文の統語論

研究室紹介

私自身が極めて自身の中に雑多な部分を抱えているせいなのかもしれませんが、私のところに来る学生さんも、極めて雑多です。しかし、私はそれで良いのだと思っています。

私の最初の言語学に対する興味は、恩師 故 村木 正武 先生(国際基督教大学(当時))の論理学の授業でした。言語表現の意味を数式として定式化することに「綺麗さ」を感じたのが本当の最初のきっかけです。しかし、私が卒業論文でテーマにしたのは、「小説の中の格助詞の省略」という、先生のテーマとはかけ離れたテキスト分析でした。大学院に入ってからも、私は修士論文で「日本語の複合名詞のアクセント」という、さらに村木先生からかけ離れたテーマを選択しました。アメリカに留学し、音韻論者のElisabeth O. Selkirk先生(マサチューセッツ大学(当時))に師事しましたが、ここでも、私の博士論文のテーマは、「日本語の主語の文法理論的分析」でした。常に「先生とは違うこと」をして来ました。

だからといって、決して先生から疎まれたりということはありませんでした。これらのテーマを選んだのは、私の師事した先生方が、「それ、面白いんじゃない?」とおっしゃって下さったからです。お二人とも、極めて私に対してencouragingで、常にご自身のご専門とは離れた私の論文について、これ以上無いくらいの的確なご指示をくださったからこそ、今の私があるのだと思っています。これは文系の、しかも言語学という、非常に間口の広い学問分野であったからなのかもしれませんが、私は、私にご指導下さった先生方のようにありたいと常に思っています。

以上のようなことから、私のゼミには分野による統一感はありませんし、また求めてもいません。でも、「立石ゼミの空気」は確実にあるような気がしています。それは、お互いがお互いのしていることを尊重し、「それ、面白い、すごい。」と言える環境です。互いを認め合い互いをencourageしていく姿勢を、私は学生にも伝えていきたいと思っています。

担当科目

2020年度担当予定科目
  • An Introduction to Linguistics I, II
  • Phonetics
  • Advanced English Grammar
  • Semantics II
  • Syntax II
  • Graduation Thesis Seminar I
  • Graduation Thesis Seminar II

大学院担当科目

2020年度担当予定科目
  • Seminar in Semantics/Pragmatics
  • Issues in Linguistic Theory

卒論

2019年度ゼミ卒業論文タイトル
  • Relationship between Songs and Languages: Differences in Patterning of Moras and Feet in Japanese and English Songs
  • Investigation on the Sequences of Sounds in Relation to High Mid-to-Front Vowels in Russian
  • How to Perceive Pictograms
  • The Dialects of Australian English
  • Relationship between the Cooperative Principle and Autistic Utterances
  • Comparison of English and Japanese Abbreviations of Organizations
  • Usage of Hedges and Political Backgrounds
  • Relationship between the Monsters' Names in Dragon Warrior and Sound Symbolism

主な著書

1995 The Syntax of 'Subjects'. CSLI (Stanford, USA), くろしお出版の共同出版.
2001 『英語学モノグラフシリーズ3:文の構造』研究社(小泉政利と共著).
2001 Issues in Japanese Phonology and Morphology. eds. by Jeroen van de Weijer and Tetsuo Nishihara, Mouton de Gruyter (Yukiko Akasakaと共著にて、"Heaviness in Interfaces.”を執筆).
2009 Redundancies of Verbal Instructions in Origami Diagrams.” Origami^4: The Fourth International Meeting of Origami, Mathematics and Education, ed. by Robert J. Lang., A K Peters, pp. 525-532.
2011 Deictic Properties of Origami Technical Terms and Translatability: Cross-Linguistic Differences between English and Japanese. pp. 13-28, ” Origami^5: The Fifth International Meeting of Origami, Mathematics and Education, ed. by Patsy Wang-Iverson、Robert J. Lang and Mark Yim, A K Peters.
2017 "Double Nominatives in Japanese," Wiley-Blackwell Companion to Syntax, 2nd Edition, Eds. By Martin Everaert and Henk Van Riemsdijk, Wiley-Blackwell. (DOI: 002/9781118358733.wbsyncom053).

リンク集

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