地域・社会貢献

第14回「こどもサイエンス体験教室」を開催しました!

3月21日(水・祝)に環境・バイオサイエンス学科主催の第14回「こどもサイエンス体験教室」を開催いたしました。

当日は、残念ながら天候が悪かったため、本来予定していた野外での生きもの探しと観察ができませんでしたが、西宮市の保護樹林にもなっているキャンパス内の谷門の森に事前に設置したマレーズトラップには、ハナアブをはじめ多数の昆虫が捕獲されており、春に咲く花の重要な送粉者を観察できました。
また、ナラ枯れ樹木の伐採後にできた森林内のギャップには、多くの植物が芽生えていることや明るいため昆虫が活発に活動していることも、短時間でしたが観察できました。

その後、マレーズトラップを回収して採集された昆虫や、自宅から持参した見てみたいものを、実体顕微鏡を用いて観察しました。観察した昆虫はスケッチをし、最後に全員が書いたスケッチをみんなの前で披露しました。

終了時間になっても、まだ観察やスケッチを続けたい参加者もあり、好評のうち終了しました。

担当:遠藤知二教授(専門:動物生態学)
テーマ:「ちょっと早いけど春の生きものを観察しよう!!」

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