地域・社会貢献

2017年度 高校生対象の「サイエンスキャンプ」を開催しました!

3月23日(金)と24日(土)に、環境・バイオサイエンス学科主催の「サイエンスキャンプ」を開催しました。
この企画は、高大連携協定締結高校の理系を志望する高校2年生の女子生徒を対象に、本学内で1泊2日で行われるものです。1日の体験実習では経験できない実験に取り組み、高校で履修している化学や生物が大学で研究を進める基礎として非常に重要であることを実感できるプログラムになっています。
本年度も2つのテーマでの実験実習を行い、14名の参加者がありました。
1つ目は、西田昌司教授による「細胞の構造と機能」でした。DNAと蛋白質を染め、細胞の構造の普遍性と特異性を確かめたり、肝細胞をお酒で殺してみることにより、細胞の普遍的な機能の中で最も重要な「生きている」とは何かを考えました。
2つ目は、横田弘文准教授による「自分の体内の重金属濃度を測定してみよう」でした。自分の毛髪を試料として用い、水銀及び亜鉛の体内濃度を測定することにより、重金属の食物連鎖を介した生物濃縮や必須元素としての役割についての理解を深めました。
参加者の高校生は学内のゲストハウスに宿泊し、在学生や大学院生と、大学生活や理系で学ぶ楽しさについての懇談のときを持ちました。

一覧ページへ