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編集者・スタイリストの服部祐子氏がゲストスピーカーとして来学!

2015年11月17日(火)

11月17日(火)のCDP211(2)「プレゼンテーションの技法」(担当:江弘毅講師)において、編集者・スタイリストである服部祐子氏にゲストスピーカーとしてご登壇いただきました。

ファッション誌の編集制作、大規模商業施設、アパレル・ブランドなどの冊子やカタログの制作でご活躍している服部氏。最近はファッション系の雑誌や印刷物のみならず、デパートのディスプレイや店舗空間コーディネート、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のファッション企画制作など、幅広く活動の場を拡げていらっしゃいます。

服部氏の経歴ですが、大学卒業後6年間の幼稚園教諭を経て、編集プロダクションのアシスタントに。その後、グルメ系の雑誌誌面の取材を皮切りに、ファッションページを担当したりするようになり、スタイリストのもの集めから、デザイナーへのサムネイル提出まで、全部をやったことが今の自分を支えていると、服部氏は振り返っています。

ファッション誌などの出版物、アパレルやデパートのパンフレット、その過程の校正用紙、企画の最初に描くコンテやサムネイルなど、いろんな資料も持参いただき、その説明で刺激的なゲスト講義になりました。

服部氏による講義概要について

  • 企画から取材、撮影の段取りと現場管理、印刷入稿、校正、取材でお世話になった方へ見本誌を配ることまで、編集という仕事は「最初から最後まで」を管理することで、イメージとは違って実は地味な仕事である。
  • クリエイティブな仕事は、普段の生活において楽しみが持てるよう、普段から小さなアイデアを足すことで成り立っている。
  • アンテナを張ること、人との出会い、仕事への責任感など、仕事上のリアルな実感を講義。
  • 自分の作品は、Facebookやインスタグラムなどで、どんどん情報発信していくことで注目される。