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ファッション・デザイナーの林修子氏がゲストスピーカーとして来学!

2015年11月24日(火)

11月24日(火)のCDP211(2)「プレゼンテーションの技法」(担当:江弘毅講師)において、ファッション・デザイナーである林修子氏にゲストスピーカーとしてご登壇いただきました。

1980年に京都市立芸術大学を卒業され、デザイナーとしてグンゼ産業株式会社(現:株式会社GSIクレオス)に入社して以来、ファッション・デザイナーとして活躍されている林氏。バブル時代に空しさを感じ、地に足がついた職人に憧れを抱いたことから、"彫金"を勉強しにイタリアへ留学。帰国後、1999年からはアパレル・デザイナーに戻りました。

関西アパレル衰退の中、2009年には"Hayashi Design Office"を設立。2012年にはご自身のデニムブランド、"Shu jeans"を立ち上げ、デザイナーとして確固たる地位を高めていらっしゃいます。

講話に終始することなく、ジーンズの現物にふれたり、デザイン画・写真と豊富なビジュアルを資料として用意されるなど、受講生にとって非常にインパクトのある講義となりました。

林氏による講義概要について

  • 記録写真を元に、自身のデザイナーとしての仕事、自身のブランド製品について、マーケットリサーチからコンセプトマップづくり、商品デザイン、サンプル制作、生産、ディスプレイ、展示会の接客まで、多岐に渡るすべての行程をわかりやすく説明。
  • NHKの番組でも大きく取り上げられた、"尾道デニムプロジェクト"の取組を紹介。同じデザインのジーンズをさまざまな職種に就く尾道市民に一年間履いてもらい、1000本の中古ジーンズをつくる、というユニークな「まちづくり」プロジェクト。ファッションの力とジーンズづくりに対しての情熱が、尾道の人々とメディアを巻き込み、大きな反響を得た。