11月12日（水）CDP323（2）アート・マネジメント演習（上念省三先生）にご登壇いただいた同氏は、宝塚歌劇団92期生として雪組でご活躍され、退団後は美術の道に進学。現在はイラストレーター、美術作家としてご活躍のほか、日本舞踊、舞台、映像作品などにご出演され、その活動の場は多岐に渡っています。
今回は、ご自身のプロフィールを紹介された後、授業の集大成である成果発表公演に向けて、たくさんのアドバイスを学生にいただきました。
表現することのポイントをわかりやすく説明していただく中に宝塚歌劇団でのエピソードが見え隠れし、学生は、いつしか惹きこまれて熱心に聞いていました。

【学生の感想】

＊宝塚を卒業されてから、美術分野を学ばれるなど、チャレンジを止めなかったというお話を聞いて、自分もそういう大人になりたいなと思いました。実際に現在就職活動をしていて、自分が本当にしたいことってなんだろうと思うことがたくさんあります。でもやってみないと分からないこともあるんだろうなと今回のお話を聞いて思いました。私も大崎さんのようなチャレンジし続けられる人になれるように楽しみます。

＊私は節目のあとに燃え尽きてしまうことが多く、立ち止まってしまう自分に少し焦りを感じることもありました。でも、「一度立ち止まってもいい」という言葉を聞いて、無理に次へ急がなくても大丈夫なんだ、と心が軽くなりました。前へ進む時期は人それぞれで、立ち止まる時間も必要なものなのだと知り、自分自身を少し優しく受け止められるようになった気がします。