アート・マネジメント

3コースの学びの特長

日本の伝統芸能からコンテンポラリーアートまで芸術各領域に触れ、芸術の素晴らしさと感謝の気持ち、さらに多くの人に支えられてアートが成立していることを学んでいきます。
そのために舞台鑑賞や、美術展での作家や学芸員の講話など豊富な学外実習や、ダンサーによるワークショップなど、実際にアートに触れる機会を多く設けています。さらに、各界の第一線で活躍する人を招いた講義なども行い、多面的にアートを捉え、アートと社会、アーティストと社会とのより良い関係構築を考えるきっかけとしています。
芸術作品を豊かに享受する力や、適切に判断する鑑賞力、さらにパフォーマーと享受者をつなぐコーディネート力は、本人の人生を豊かに彩るのみならず、実社会で求められる高いコミュニケーション能力につながり、地域や社会に貢献することができる人材を育成します。

特設科目(10単位)

必修科目 6単位

  • アート・クリティック
    芸術文化プロデューサーの視点から、具体的な現場や演者の声を伝えることを通して、芸術作品に携わるうえで必要な感性を育み、より深い興味を引き出し、理解し学んでいきます。
  • アート・パフォーマンス
    アート・パフォーマンス(芸術行為/活動)がどのように創造・マネジメント・享受されているのか、知識・考察を深めることをテーマに、文化政策・文化行政について学ぶとともに、幅広い芸術各領域についてゲストを招いたり、映像を見たりしながら、創造・表現の工夫や苦心を探ります。
  • アート・マネジメント演習
    将来アートマネジメントに携わることを希望する学生が、実際に公演の企画、運営の実践を体験することと、将来企業や地域等のコミュニティでイベント企画を担当・運営する際に参考になるような体験をすることを目的に、芸術文化イベントを実施します。

選択必修科目 4単位

  • ビジネスコミュニケーション論(キャリアデザインプログラム科目)
    ビジネスコミュニケーションの歴史的変遷や、ブランディング、異文化コミュニケーションなど、4名の実践者講師がさまざまなテーマのもと、オムニバス形式で講義を展開。ビジネスコミュニケーションの原点を探り、今後のあり方を考察します。
  • メディアと知
    身近なメディアを題材にして、その構造や前提などを分析し、自分たちのものの見方に対する影響を考察します。雑誌・新聞・漫画・小説などを分析の対象とし、これらの分析結果を講義内で発表します。
  • マネジメント概論(前期)
    企業組織における様々なシーンを仮想的に設定したディスカッションを通じて、我々にとって当たり前すぎて課題として認識されないようなふるまい(例えば"聞き"、"考え"、"話す"こと)の難しさと楽しさを再確認します。
  • マネジメント概論(後期)
    ウエディング系企業の経営も行う担当講師の経験則をも加えながら、ビジネスパーソンになった場面で有効に活用できるマネジメントの基礎知識の体得と、あるべきマネジメントスタイルを探求します。
  • ボディサイエンス(前期)
    実技と講義を交えて「身体の構造や機能」を学び、さらに「自身の身体に隠れている力に気づく」ことを目指し、「大きな力を発揮できる動き」、「日常生活が楽になる動き」などを体験し、「実感として残る」内容とします。
  • ボディサイエンス(後期)
    身体というのは本当に不思議なもので、一筋縄には理解できません。そのあたりの難しさを踏まえつつ、身体という概念の奥深さや面白さについて実技を交えて講義します。
  • アートマネジメント[講義]
    アートマネジメントを、劇場経営、公演運営の実践的な事例を中心とし展開します。特に、マーケティング・マネジメントの立場から具体的な分析を行ないます。また、劇場の現場でのフィールドワークで、各界のゲスト講師を交えながら多面的に学習します。
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