ホスピタリティ・マネジメント

3コースの学びの特長

自分自身と他者を「もてなす」ことにより、人としての本来の力に目覚め、人間の尊厳を守り支え合うことのできるホスピタリティ・マインドの醸成を目指します。
ホスピタリティ・マインドは、人と人を気持ちよく結ぶジョイントとして働き、偏見のない社会、健全な人間関係をつくる道しるべとなります。家庭での子育て、介護にも直結し、さらにこれらの経験は職場とは異なる女性の成長を促し、生涯キャリアへの意識を高めるとともに、家庭から職場へのライフステージの転換を担う力にもなります。
ホスピタリティ産業の職業イメージの明確化、対人コミュニケーションに必要となる幅広い知識・教養の習得、さらに演習や現場でのインターンシップなどを通じて「もてなし」をプロデュースする力を磨いていきます。
専門領域とホスピタリティ・マインドの相乗効果により、さまざまな職業分野での能力発揮が期待されます。

特設科目(10単位)

必修科目 6単位

  • ホスピタリティ産業論
    ホスピタリティ産業におけるホスピタリティ概論と事例で構成。講師の実務経験やコンサルタント経験に基づく事例やゲストスピーカーによる講義などを通じて、業界の実情および展望などを理解します。
  • 対人コミュニケーション論
    ホテル業界の現状や今後の観光産業の展望、「ホスピタリティ」の理解促進とホテル事例研究、グローバル人材に求められる異文化間コミュニケーション力、幅広い多様なキャリアにおけるコニュニケーションなどを、様々な角度から考察します。
    ※3人の実践者講師によるオムニバス
  • ホスピタリティマネジメント演習
    ホスピタリティ企業を対象に、サービス戦略の一環としての「ホスピタリティ実現に向けての企画提案」を学外活動・グループワークを中心に行います。企画提案に関しては、PPTやVTRなどによるヴィジュアルプレゼンテーションおよび成果物として企画書を作成。

選択必修科目 4単位

  • ビジネスコミュニケーション論(キャリアデザインプログラム科目)
    ビジネスコミュニケーションの歴史的変遷や、ブランディング、異文化コミュニケーションなど、4名の実践者講師がさまざまなテーマのもと、オムニバス形式で講義を展開。ビジネスコミュニケーションの原点を探り、今後のあり方を考察します。
  • メディアと知
    身近なメディアを題材にして、その構造や前提などを分析し、自分たちのものの見方に対する影響を考察します。雑誌・新聞・漫画・小説などを分析の対象とし、これらの分析結果を講義内で発表します。
  • マネジメント概論(前期)
    企業組織における様々なシーンを仮想的に設定したディスカッションを通じて、我々にとって当たり前すぎて課題として認識されないようなふるまい(例えば"聞き"、"考え"、"話す"こと)の難しさと楽しさを再確認します。
  • マネジメント概論(後期)
    ウエディング系企業の経営も行う担当講師の経験則をも加えながら、ビジネスパーソンになった場面で有効に活用できるマネジメントの基礎知識の体得と、あるべきマネジメントスタイルを探求します。
  • ボディサイエンス(前期)
    実技と講義を交えて「身体の構造や機能」を学び、さらに「自身の身体に隠れている力に気づく」ことを目指し、「大きな力を発揮できる動き」、「日常生活が楽になる動き」などを体験し、「実感として残る」内容とします。
  • ボディサイエンス(後期)
    身体というのは本当に不思議なもので、一筋縄には理解できません。そのあたりの難しさを踏まえつつ、身体という概念の奥深さや面白さについて実技を交えて講義します。
  • アートマネジメント[講義]
    アートマネジメントを、劇場経営、公演運営の実践的な事例を中心とし展開します。特に、マーケティング・マネジメントの立場から具体的な分析を行ないます。また、劇場の現場でのフィールドワークで、各界のゲスト講師を交えながら多面的に学習します。
ホスピタリティ・マネジメントの関連コンテンツ