ホスピタリティ・マネジメント

卒業生の活躍

「なりたい自分」について考えるきっかけとなり、夢を叶えるために何をすべきかが見えてきました

文学部 英文学科 2012年卒業
 山脇 千菜美さん

写真:文学部 英文学科 2012年卒業 山脇 千菜美さん

航空業界で働くためにホスピタリティの基礎を学びたいと志望

キャリアデザインプログラムを知ったのは、高校生のとき。航空業界で働きたいという夢を抱いていた私にとって、ホスピタリティの基礎を学べるプログラムがあることが神戸女学院を志望する動機にもなりました。

本プログラムの魅力は、実際に社会の第一線で活躍する講師の方から直接学べ、キャリア形成をより具体的にイメージできることです。

「マネジメント概論」(※)では、どんな自分になりたいのかを考え、自分をプレゼンするためのポイントや、夢を実現するための課題を念頭に「自分企画書」を作成しました。

「ホスピタリティマネジメント演習」では、"リーガロイヤルホテル新規顧客獲得に向けたステイプラン"をテーマに、企画提案書を作成しました。学外実習としてホテルに出向き、自分なりにホテルが抱える課題を現状分析し、顧客ターゲット・価格・サービス内容を一からグループで考え、企画。最終講義時には、企画提案書をもとにプレゼンテーションしました。

※2010年度カリキュラムより必修から選択必修科目に変更。またカリキュラムの課題・内容は、年度によって変更する可能性があります。

「なりたい自分」が明確になり、就職活動でも大きなアドバンテージに

課題を通じ、また先生の親身な指導に接することで、それまで漠然としていた「なりたい自分」が次第に明確になり、将来についてより具体的に考えるきっかけになりました。

さらに「自分企画書」を作成したことで、就職活動のときに自信を持って自己PRすることができました。

英文学科の専門科目では自分の意見を発する場はあっても、利益を考えて企画・提案するという体験はできませんでした。ホテルのステイプランを考える中で、企業で働くイメージを一層、明確にすることができたのも大きな収穫でした。

ホスピタリティの重要性を実感し、様々な学びを得てほしい

私は現在、株式会社JALスカイに勤務し、国内パッセンジャーサービス担当として、羽田空港でチェックインや手荷物受託、ゲート業務、ラウンジ業務を行っています。お客様のご要望の中には、お応えすることが難しいものもあります。それでもお客様に少しでもご納得いただけるようなホスピタリティを思い描き、業務にあたっています。

私は本プログラムで接客業だけでなく、様々な業種においてホスピタリティが重要であることを学びました。人を喜ばせるような職業に就きたいと考えている方には、ぜひ受講してもらいたいですね。そして、"自分の思いをカタチにしたい"という気持ちを忘れず、様々な学びを得てほしいと思います。

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