特別講義

2023年度


「キャンパスライフとカウンセリング」
日時:2023年11月17日(金)14:00-15:30
場所:メアリー・アンナ・ホルブルック記念館301室 文学館L-28に変更になりました
講師:實藤 聡子(じつふじ そうこ)先生 (佛教大学学生相談センター専任職員カウンセラー)
参加費:無料
対象:神戸女学院大学学生・保護者・大学教職員


コロナは収束したというけれど、キャンパスライフはやっぱり思い描いていたものとはどこかちがう。なんとなくの不全感や、周りとのなじめなさ、生きづらさ…。感染症のせいにされがちだけど、コロナがなくてもなんとなく大学生って不安。
「今が一番いい時だね」って言われることもあるけれど、ほんとにそうなの?こんなに不安なのはわたしだけ?…そう思う人は少なくないと思います。
あなただけじゃない。昔の学生も悩みながら生きていた。でも、同時に今だからこその生きづらさもある。
かつて同じキャンパスで過ごした先輩でもあるカウンセラーから、後輩のみなさんへのエールをお伝えできたらと思います。

講師紹介:實藤 聡子(じつふじ そうこ)
1991年 神戸女学院大学人間科学部卒業 1992年甲南大学大学院人文学研究科応用社会学専攻修士課程入学 1995年 同大学院同課程修了後、伊丹市立総合教育センター嘱託カウンセラーおよび 複数医療機関にて非常勤心理士として勤務 1998年 佛教大学学生相談室(現学生相談センター)非常勤カウンセラー・嘱託専任カウンセラーを経て2002年 学生相談センター専任職員カウンセラーとして入職、現在に至る。臨床心理士、公認心理師。著書として、森野礼一・北村圭三編著「心理職・福祉職をめざすひとへ」(1997)ナカニシヤ出版など。


2023年度の特別講義は終了しました
たくさんのご参加ありがとうございました



2022年度「“マインドフルネス”を始めてみませんか?」
池埜 聡先生(関西学院大学人間福祉学部教授/日本マインドフルネス学会理事)
2021年度「コロナ禍における大学生のメンタルヘルス」
高石 恭子先生(甲南大学文学部教授・学生相談室専任カウンセラー)
2020年度「大学生が出会うリスクとセルフマネジメント」
宗像 雄先生(関谷・宗像法律事務所 弁護士)
2019年度「生きづらい時代と自己肯定感~自分が自分であって大丈夫」
高垣 忠一郎先生(立命館大学名誉教授、京都教育センター代表)
2018年度「ちょっと待って!ケータイ・スマホ ―ネット依存のメカニズムと回復について」
竹内 和雄先生(兵庫県立大学環境人間学部准教授)
2017年度「発達障がいのある学生への支援について―社会に出るまでに必要な支援とは―」
高橋 知音先生(信州大学教育学系学術研究院教授)
2016年度「発達障がいのある学生への合理的配慮のこれからのかたち」
岩田 淳子先生(成蹊大学文学部教授・学生相談室専任カウンセラー)
2015年度「災害にあったときの心のケアについて」
大澤 智子先生(兵庫県こころのケアセンター 研究主幹・臨床心理士)
2014年度「弱さについて」
鷲田 清一先生(哲学者/大谷大学教授/せんだいメディアテーク館長/前大阪大学総長)
2013年度「こころの成長と「発達障害」について考える」
伊藤 良子先生(学習院大学文学部教授・京都大学名誉教授)
2012年度「大学生のひきこもりと青年期の課題」
松本 剛先生(兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授)
2011年度「アスペルガー症候群のわたしから私へ わたしのキャンパスライフ―役立ったこと・困ったこと」
佐々木 欣子先生(名古屋市中央高等学校PTA会長)
2010年度「『つながる』ということを考える―性的マイノリティの場合―」
岡島 克樹先生(大阪大谷大学人間社会学部助教授)
2009年度「私たちの『学生』は変わったか?―解離の時代を生きる―」
大山 泰宏先生(京都大学教育学研究科助教授)
2008年度「自分らしく生きるためのキャリアデザイン~節目だけはデザインしよう~」
金井 尋宏先生(神戸大学大学院経営研究科教授)
2007年度「大学生と引きこもり~籠もりと巣立ちのときをどう生きるか~」
高石 恭子先生(甲南大学文学部教授)
2005年度「トラウマとPTSD」
廣常 秀人先生(大阪大学医学部付属病院)
2004年度「文化と癒し」 (大学主催)
河合 隼雄氏(文化庁長官)
2003年度「現代文明は人間の生と死をどのように変えるのか」
森岡 正博先生(大阪府立大学)
2002年度「ドゴンの人々~神話と生活~」
森 淳先生(大阪芸術大学名誉教授)