女子高等教育のさきがけとして

神戸女学院は、1875年(明治8年)、アメリカから派遣された二人の女性宣教師によって創立されました。
当初から、教育の根幹はキリスト教と国際理解の精神に根ざした全人教育であり、個性を重んじ、自由で自立した教養豊かな女性の育成でした。以来、高い教養と専門的知識、広い視野と適確な判断力、さらに語学力を育み、神戸女学院の永久標語である「愛神愛隣」の精神のもと、自らが身を置いた時代や環境の中で、自らの使命を自覚し、幅広く社会で活躍する女性を世に送り出してきました。
創立以来、変わらない理念と伸びやかな校風、そしてリベラルアーツを軸とした全人教育はよき伝統として現在に継承されています。