神戸女学院大学―これからの道標(2021~2030年度)

神戸女学院は1875年に創立されました。以来、「キリスト教主義」「国際理解の精神」「リベラルアーツ教育」を軸とする少人数制の女性教育において、高い評価をいただいています。

Ⅰ.目指す姿

大学像
豊かな人間性と国際感覚を育む、日本を代表するキリスト教主義リベラルアーツ女性大学。

学生像
21世紀にふさわしい教養と知性、高い語学力、そして「愛神愛隣」の精神を身につけ、どのような立場に置かれても十分に能力を発揮し、状況に立ち向かうことができる学生。

Ⅱ.取り組みの概要

  1. 「これからの道標」の深化、その評価と検証
    • 次期中期目標・計画の設計
  2. リベラルアーツ教育の充実と応用
    • 専門分野の強化
    • カリキュラムの円滑な運用と効果の検証
    • 各分野の有機的連携、大学院レベルにつながる指導の推進
    • 教職課程を通して、現場から求められる教員の育成、カリキュラムの充実
    • キャリア意識の醸成
  3. 学修環境、学修支援環境の充実
    • カリキュラムの理念と目標を全学レベルで共有し、学生の自主的な学びを促進
    • プロジェクト科目およびサービスラーニング(社会貢献を通じた学び)推進のための支援体制強化に積極的に取り組む
    • キャンパス内におけるバリアフリー化の推進
    • 新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえ、オンライン及びIT教育の推進・強化
  4. グローバル時代への対応
    • 「豊かな国際感覚」「高い語学力」の育成の検証、さらなる英語教育の強化、学生の海外語学研修制度の充実
    • 神戸女学院大学の国際化ビジョンにのっとった国際化の推進
    • 海外提携校の拡充と見直しを進め、留学生の受け入れ体制を充実
  5. SDGsを見据えた社会貢献・地域連携の強化
  6. キャリア・サポート体制の充実
    • 社会情勢に即した支援、指導体制の強化
  7. IR(Institutional Research)機能の推進・強化
  8. 広報体制の強化
    • 本学の取り組みの迅速かつ効果的な学内外への発信
    • ホームページの充実と活性化
  9. 学院創立150周年に向けた取り組み
    • 重要文化財を有するキャンパスの、Student Firstを軸にしたグランドデザインの策定とその具体化
  10. 本学への帰属意識の向上
    • 揺るがない建学の精神のもと、学生、教職員、同窓生が誇りと自信を持ち、本学に関わっていく意識を醸成。
  11. 既存学部の改組をはじめとする社会ニーズ等に応じた教育研究体制の見直し

神戸女学院大学では今後も議論を深め、順次具体化し、公表していきます。

過去の目標・計画