ミッションステートメント

神戸女学院大学大学院は、学ぶ者と働く者が共に学院標語「愛神愛隣」に基づくキリスト教の精神を分かち合い、時代の潮流に流されることなく、置かれた場で、利害を超え、自らの役割を感知し、果たし、人にとって真に大切なものを見分ける、共感性の高い人格への成長を目指します。

ディプロマ・ポリシー

神戸女学院大学大学院は、キリスト教主義の伝統ある女性高等教育機関として、学院標語「愛神愛隣」に基づいて、置かれた場で時代の潮流に流されることなく利害を超えて自らの役割を果たす、他者と深く共感する人格を養成します。

そのような人格に必要な以下の能力を修得し、学位論文・最終試験を含む修了要件を満たした人に対して修士の学位を授与します。

  1. 高度な専門的なものの見方や表現力、専門的技術を体系的に備え、専門的技術を活かした教育・研究キャリアに従事する能力
  2. 共感性の高い人格的教養を備え、専門領域の知識や技術を有効に社会に還元する能力
  3. 主体的に学び続ける姿勢を備え、新たな企画を創造する能力
  4. 様々な他者と交流できる優れたコミュニケーション力と社会の一員としての高い倫理的意識を備え、愛と奉仕の精神で人々に尽くす能力

また、上記のような人格に必要な以下の能力を修得し、学位論文・最終試験を含む修了要件を満たした人に対して博士の学位を授与します。

  1. 専門領域のより深い知識と思考力を備え、自立した研究者、指導者としての能力
  2. 主体的に学び続ける姿勢を備え、新たな企画を創造する能力
  3. 様々な他者と交流できる優れたコミュニケーション力と社会の一員としての高い倫理的意識を備え、愛と奉仕の精神で人々に尽くす能力

修士、博士の学位に伴う学位論文の審査あるいは最終試験においては、公開発表会を行います。

カリキュラム・ポリシー

神戸女学院大学大学院は、ディプロマ・ポリシーに定めた人格を養成するために、文学研究科(博士前期・後期課程)、人間科学研究科(博士前期・後期課程)、音楽研究科(修士課程)を置き、次のような方針に基づいて教育科目を設定します。

  1. 学生が高度な専門的学術理論・技術を修得し、研究することができるようになるための科目を設定すること(専門科目)
  2. 学生が社会に貢献するために必要なキリスト教精神を育むための科目を設定すること(キリスト教学)
  3. 学生が文化・思想・科学の進歩に寄与する独創性、論理的思考力、表現力を獲得するための科目を設定すること(演習科目)

教育課程については、体系性・系統性の理解を促すため、学問分野、科目間の連携や科目内容の難易度を表す科目番号および、必修科目、選択必修科目、選択科目などについての科目記号を学修便覧等につけ、なおかつ、教育課程の構造をカリキュラム・マップやカリキュラム・ツリーで分かりやすく明示します。

アドミッション・ポリシー

本学大学院のミッションステートメントとディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーをよく理解し、それぞれの研究科・専攻の教育課程を履修するために必要な学力を備えた人を受け入れます。その目的を達成するため、入学試験を下記の通り実施します。

 

  • 博士前期課程、修士課程
  1. 高度な専門的知識を深く修得することを志す人
  2. 修得した技能を活かし、より善い社会の実現を志す人
  3. 他者への共感性を備え、隣人に仕えることを志す人

全ての研究科において、高度な専門的知識を獲得するのに必要な学力(外国語の能力、思考力・表現力)を備えた人を広く受け入れるために、一般入学試験(秋季(全研究科)と春季(文学研究科、人間科学研究科))を実施します 。また、文学研究科および人間科学研究科では本学の学部教育に引き続き学びたい人を受け入れるために、内部推薦入学試験(夏季)を実施します。

 

  • 博士後期課程
  1. 高度に専門的なものの見方や表現力、専門的技術を体系的に備え、専門的技術を活かした教育・研究キャリアに従事することができる人
  2. 共感性の高い人格的教養を備え、専門領域の知識や技術を有効に社会に還元することができる人
  3. 主体的に学び続ける姿勢を備え、新たな企画を創造することができる人
  4. 様々な他者と交流できる優れたコミュニケーション力と社会の一員としての高い倫理意識を備え、愛と奉仕の精神で人々に尽くすことができる人

文学研究科、人間科学研究科においては、高度な専門的知識、創造性および表現力を備えているとみなすことのできる人を広く受け入れるために、一般入学試験(春季)を実施し、研究立案力、思考力、表現力、外国語の能力について考査します。

各研究科ポリシー