遠隔授業に関するアンケート(2020年度 前期)

2020年度前期授業は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、全面遠隔化となりました。これを受け、以下のアンケートを実施いたしました。

学生対象アンケート

遠隔授業において、十分な学びの機会が提供されたか、また十分な学びの成果をあげることができたかについて、通常の授業評価アンケートに替えて実施いたしました。

実施期間:2020年7月20日(月)~8月7日(金)
対象者:全学生・院生(2,645名)

教員対象アンケート

遠隔授業において、どのような教育活動をおこなったのか、学生にどのような学びの機会が提供されたのかを振り返る機会としてアンケートを実施いたしました。

実施期間:2020年8月3日(月)~8月21日(金)
対象者:全専任教員・非常勤講師(686名)

まとめ

学生アンケートと教員アンケートの間で、前期授業の質についての認識に大きな差はありませんでした。不十分な点も多々ありましたが、教職員と学生が心を合わせて与えられた条件下であるべき学びの形に近づく努力をし、一定の成果が得られたことを示しています。両アンケートを通して浮かび上がってきたのは、教授内容の質の確保はもとより、オンライン空間に教員・学生相互の交わりの場を確保し学びの共同体を成立させることの重要性です。
このアンケート結果を、後期も多くの科目で継続される遠隔授業をよりよい形にするために、さらに今後の大学教育の新しい形を考えていくために、お役立ていただければ幸いです。最後になりましたが、貴重なご意見をお寄せくださった学生、教員のみなさまに感謝申し上げます。