アカデミックアドバイザー

「アカデミックアドバイザー」は、学生を個別に受け持ち、学生の履修状況や成績を考慮しながら、学修の計画や方法に対し個別に相談に乗りアドバイスを行うことで、効果的な学習を支援する教員です(各学科の専任教員で構成)。入学時から継続的に学修面のサポートを行うことにより、学生がカリキュラムの内容や特徴を理解することを促し、自らの目標を定めることで主体的に学ぶ姿勢を身につけるように支援しています。

具体的には年に2回(前期と後期の始まりの時期)、学生は「学修計画書(各学科で仕様は異なります)」に必要事項を記入し、それをもとに担当する教員と個別面談を行います。

学生主事

「学生主事」とは、学生生活全般について学生からの相談を受ける教員です(各学科で学年ごとに専任教員が担当)。学業に関することから進路や生活に至るまで幅広く対応しています。

障害学生支援について

バリアフリー推進室(学生生活支援センター)では、障害や病気によって授業参加や勉強に困難を抱えている学生の相談に応じ、学生主事、各学科事務室、教務課、保健室、カウンセリングルーム等と連携し、支援の調整を行っています。

困りごとの例
  • 障害のために、教室移動に時間がかかる。
  • 障害のために、体育の授業に参加しづらい。
  • 病気のために、体調が不安定になりやすい。
  • 対人交流やコミュニケーションが苦手。
  • 授業や課題提出などのスケジュール管理が苦手。
  • 授業中にトイレなどで離席する必要がある。
合理的配慮の提供例

視覚障害 :拡大読書器の使用、資料の読み上げ、試験時間の延長
聴覚障害 :筆談、ノートテイカーの配置、レジュメなど文字情報の提供
肢体不自由:教室移動の補助支援、アクセスしやすい教室への変更
内部障害 :授業中の薬の服用、座席の変更、欠席時の情報提供
発達障害 :指名の事前告知、課題・試験のリマインド、指示の可視化

手続き

  1. バリアフリー推進室(学生生活支援センター)に相談してください。
  2. 合理的配慮を申請する場合、「合理的配慮申請書」(本学指定)、「主治医意見書」(本学指定) 、検査結果等の根拠資料等を提出してもらいます。
  3. 学生、担当学生主事、推進室職員(コーディネーター)で三者面談を行い、配慮内容について確認をします。
  4. 所属学科とバリアフリー推進委員会の承認を経て配慮内容が決定します。
  5. 配慮の内容が書かれた「合理的配慮(調整)依頼」が発行されますので、授業担当教員に直接提出してください。
注意事項
  • *教育目的の変更、評価の緩和を伴うもの、大学にとって過重な負担となるもの、申請前に遡っての配慮は合理的配慮に含まれません。
  • *欠席の免除は認められません。
  • *申請手続きに1ヶ月程度かかりますので、入学予定の方はなるべく入学前にご連絡下さい。

 合理的配慮を希望される方はバリアフリー推進室までご連絡ください。個々の障害の種類や程度、困難の状況に応じた対応を行うためにも、学期前・学期始めに個別に調整します。また、学期中に何らかの支援が必要と感じられた場合もご相談ください。

お問い合わせ
バリアフリー推進室
(学生生活支援センター)
  • TEL/FAX
    0798-51-8594
    E-mail
    所在地

    デフォレスト記念館地下1階

ハラスメント

神戸女学院はセクシュアル・ハラスメント、アカデミック・ハラスメント、パワー・ハラスメント等のさまざまなハラスメント(嫌がらせ)についてみなさんの相談を受け付け、解決に向けての努力をしています。

セクシャル・ハラスメント

セクシュアル・ハラスメントとは「性的嫌がらせ」のことです。優位な立場にある者が、逆らえない立場にある相手に対して、相手が望まない性的な言葉をなげかけたり、性的な接触をしたり、性的な要求をすることです。

たとえば

  • 良い成績をつけるとか、就職の便宜をはかるといった利益を条件にして性的な要求をすること。
  • 性的な要求を拒否されたために、成績評価点を落としたり、就職の妨害をすること。
  • 教室・研究室・職場に卑猥な絵や写真をはること。
  • 返事に困るような性的冗談を言うこと。
  • 容姿を話題にしてからかうこと。
  • 必要もないのに体に触ること。
  • 「女だから・・・」「男だから・・・」といった言動を押し付けること。

上のような行為は、授業・就業時間の内であるか外であるか、キャンパスの内であるか外であるかにかかわらず、またセクシュアル・ハラスメントの意図があったかどうかにかかわらず、不快に思う人がいるかぎり、セクシュアル・ハラスメントと見なされます。

アカデミック・ハラスメント

アカデミック・ハラスメントとは、教育や研究の場における立場や権力を利用した「嫌がらせ」のことです。相手が望まない不適切な言葉や言動によって、勉学や課外活動を妨害すること、またはその環境を悪化させることです。

たとえば

  • 授業を受けさせないなど、一方的に、指導を放棄すること。
  • 学生のプライバシーを暴露すること。
  • 指導を逸脱して、人格を否定するような暴言を投げつけること。
  • 理由なく推薦書を書かないなど、就職活動において不利な扱いをすること。
  • データの改ざんを強要するなど、研究の妨害をすること。
  • 研究とは関係のない、私的な用事を頼むこと。

パワー・ハラスメント

パワー・ハラスメントとは、教職員などが職場で、立場や権力を利用して行う「嫌がらせ」のことです。

これらのさまざまなハラスメントはいずれも人権侵害です。神戸女学院は、ハラスメントを許しません。ハラスメントのない環境で、勉学・研究・教育・労働する権利を保障します。また、相互の信頼にもとづく人間関係と教育研究環境・労働環境を維持することに努めます。

ハラスメントを受けたと感じたら

黙っていたら解決しません。「嫌だ」と思っていることを早めに意思表示することがだいじです。意思表示しても効果がないとか、意思表示がしたくてもできない場合、一人で悩むことはありません。自分を責める必要もありません。まわりに信頼できる人がいれば、すぐに相談しましょう。また、被害の詳しい記録をとっておきましょう。

相談窓口に行きましょう

Universal Passportのお知らせ、または デフォレスト記念館の事務室前掲示板(学生生活支援センター)を見てください。相談窓口担当者の名前と電話番号、メールアドレスが出ています。
まず電話やメールで、相談に行く日時の予約をとってください。秘密は厳守されますので、安心して氏名を名乗ってください。証言をしたことで不利益を受けることは決してありません。代理人による相談や、友人の被害についての第三者による相談も受け付けます。
相談内容や、みなさんの希望に応じて、迅速に解決します。
また学外実習先での行為にも対応します。

クローバー・ボックス

神戸女学院大学自己評価委員会では、学生のみなさんの大学への意見や提案を聴取するため、意見箱として「クローバー・ボックス」(ピンク)(学生生活支援センターカウンター横)を設置しています。本学をより良い学びの場とするために、大学に働きかけたいと思われたら、意見や提案をふるってお寄せください。記名・無記名を問いません。様式も自由です。(記名の場合でも個人名は公表されません。)
回答が必要とされるものについては、大学自己評価委員会で判断し後日学生生活支援センターの掲示板に回答を示します。

  • 手書きの方はクローバー・ボックスへ
  • メールの方はclover@mail.kobe-c.ac.jpまで

なお、各事務室への質問・要望・苦情などは「事務室の投書箱」へお寄せください。

事務室への投書箱

神戸女学院大学では、学生のみなさんの各事務室への質問・要望・苦情などを聴取するため、意見箱として「事務室への投書箱」(ブルー)を各学部(国際学部・文学部・音楽学部・心理学部・人間科学部)事務室およびデフォレスト記念館の計4か所に設置しています。みなさんのキャンパス・ライフをより充実したものとするために、各事務室に対する質問・要望・苦情などをふるってお寄せください。また、よかったこと、うれしかったことがあれば、ぜひお知らせください。
所定の用紙は各投書箱に備えつけてあります。記名・無記名は問いませんが、原則として回答は掲示いたします。みなさんが投書を入れた投書箱が設置してある建物の掲示板でチェックしてください。

健康の相談について

からだの異常や気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

こころの悩みについて

どんなことでも気軽に相談できる場所がカウンセリングルームです。「ちょっと一人で休憩したい…」「ひとりでボーッとしていたい… 」そんなときにくつろぐことのできるサロン室もあります。

どちらも社交館1階にあります。カウンセリングルームでは、大学カウンセラーや有資格の専門家が相談に応じます。また、学生生活をサポートする「サポートプログラム」、アロマセラピーやクッキングなどの「マンスリープログラム」、藍染めやクラフトアートなどの「アトリエ・ラボ」など、いろいろなプログラムをおこなっています。性格テスト・職業興味テストも無料でいつでも受けられます。

その他、相談悩みがあるなら

遠慮なく学生主事または学生生活支援センターに相談してください。
誰にどのように相談したらいいかわからないときは、まず学生生活支援センターのカウンターに来てください。心身の不調についてもヘルスサポートセンター(保健室・カウンセリングルーム)と連携してサポートします。

たとえばこんなとき、学生生活支援センターに相談してください。

  • 学生主事に相談したいが、連絡方法がわからない
  • カウンセラーに相談したいが、予約方法がわからない
  • 家族関係で悩んでいる【親とコミュニケーションがとれない、相談する人がいない、誰に悩みを打ち明けたらよいかわからない…】
  • 家計が急変した
  • 災害にあった
  • 事故にあった
  • 学費納入期限を延長したい
  • 病気になり通学できなくなった
  • 休学しているが、復学のきっかけがつかめない
  • 学業で悩んでいる【授業についていけない、授業に出たくない、欠席が続いてしまった…】
  • 進路変更を考えている【転学部や転学科をしたい、退学したい…】
  • 友人関係で悩んでいる
  • クラブ・同好会のことで悩んでいる/li>
  • やりたいことが見つからない
  • 集会やイベント発表の場がほしい
  • アルバイトに関するトラブル

その他のことでも、誰にどのように相談したらいいかわからないときは遠慮なく、まずは学生生活支援センターのカウンターに来てください。