地域・社会貢献

学内販売開始:神戸女学院大学オリジナル和紅茶を開発しました!

人間科学部環境・バイオサイエンス学科の高岡素子教授とゼミ生が株式会社米寿との産学協同により、オリジナル和紅茶(★1)を開発しました。
高岡教授とゼミ生は、食品の健康や美容に対する影響について研究しています。研究対象の一つである紅茶は、豊富なポリフェノールを含み、高い抗酸化性を有しています。紅茶の機能性について調べている中、鹿児島県産「べにふうき」(★2)に出会い、今回2種類の紅茶(ストレートティー『気品あふれるべにふうき』とフレーバーティー『魅惑のいちごを添えて』)を商品化しました。商品化にあたっては、産地の異なる紅茶を試飲し、茶葉やフレーバーの選抜、パッケージデザインなど、ゼミ生一丸で取り組みました。
水色が美しく、香りが高く、ほんのり甘い「べにふうき」和紅茶をお楽しみください。皆様の健康を支え、気持ちを安らかにしてくれることをお約束します。なお、ストレートティー『気品あふれるべにふうき』はティーバック7つ入り700円、フレーバーティー『魅惑のいちごを添えて』はティーバック8つ入り630円で販売しております。
【販売箇所】 
(学内)セブン-イレブン
    ビゴの店(10月以降販売予定) 
(学外)門戸厄神駅前「スプーンカフェ」 

★1:和紅茶とは
和紅茶とは日本で栽培された茶葉を使って作製された国産紅茶です。
幕末の時代に、薩摩藩士の五代友厚が起業家の視点から紅茶に注目し、大久保利通が産業として注目し、かつて日本でも紅茶が作製されたことが記されています。紅茶輸入自由化以降、国産紅茶は地場消費用にごく少量生産されるだけの状態が続きました。

★2:鹿児島産「べにふうき」とは
「べにふうき」は1995年に品種登録された日本で初めての紅茶・半発酵茶兼用品種です。
1887年頃にインドから導入した種子から選抜された「べにほまれ」を母親に、1954年農林省を通して鹿児島県に寄贈した種子から育成された「枕Cd86」を父親に持ち、日本で育種された品種です。

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