地域・社会貢献

西宮市立甲東小学校3年生が環境体験学習を行いました

5月11日(木)、西宮市立甲東小学校3年生を対象に、自然観察を目的とした環境体験学習が本学谷門の森で行われました。これは本学環境・バイオサイエンス学科の野嵜玲児教授が講師となり毎年行っているものです。

この環境体験学習は年4回行われ、例年は毎回コナラの大木を観察していましたが、今年度はアベマキを観察します。そして参加する子ども達全員が、季節の移り変わりに応じて木々がどう変化しているかをスケッチブックに記録したり、自然の観察を行います。
5月は一回目ということで、野嵜教授から「アベマキという木は、秋には2cmくらいのどんぐりがなる木です」「幹はゴツゴツしていて、日本のコルクはアベマキの幹から作られているんだよ」など、アベマキの木の前で子ども達への説明が行われました。

説明の途中、鳥の美しいさえずりも聞こえ、「この美しい声はキビタキという鳥の声です。このキビタキは、声が美しいだけでなく、黒・黄色・オレンジと姿もとても美しいです」という話もありました。

その後の自由観察では、子ども達から「この葉っぱは何の葉?」「この森には蛇はいるの?」など様々な疑問が寄せられ、それぞれが興味深そうに谷門の森を歩き回って、観察記録を描いていました。

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