在学生向け

学長メッセージ:学生の皆さんへ

2021年6月28日
学長  中野 敬一

 緊急事態宣言が解除され、学院の定めるレベルも「1」に変更しました。多くの授業が対面で行われるようになり、学生の皆さんがキャンパスに戻ってこられました。活気あふれる教室の様子や友人・教職員との再会を喜んでおられる姿を見てとても嬉しく思います。岡田山の風景もすっかり夏となりましたが、緑が溢れる美しい学内を楽しんでください。
 けれども一方で、心配の種は尽きません。デルタ株(インド型変異株)の流行が拡大し、その感染力は従来の約2倍であるという専門家の指摘に耳を傾ける必要があります。「3密」(密集、密接、密閉)防止というのは過去のことで、そのうちの1つだけで感染したケースも報告されています。
 皆さんも他人事とは考えず当事者意識をもって感染防止に努めるようにしてください。自分が無症状で周りの親しい人たちに感染を広げてしまう可能性もありますので、いま気を緩めてしまうことは危険です。「自分のためだけでなく、隣人のために」という思いを忘れないようにしましょう。重ねてご協力をお願いします。もちろん、学生の皆さんにお願いするだけでなく、教職員も学内の感染防止に努めてまいります。
 なお、前回も申し上げましたが、悩みや不安がある方はカウンセリングルームをはじめ、教職員にご相談ください。前期も残りあと一か月となりましたが、皆さんの学びの日々がさらに充実したものとなることを願っています。
 

一覧ページへ