在学生向け

学長メッセージ:学生の皆さんへ

2021年4月26日
学長 中野 敬一

 2021年度、本学は「対面」による授業を中心に開始しました。学生の皆さんがキャンパス内を行き交う日常が戻り、対面で学ぶことができる喜びの声をうかがうことができて、どんなに嬉しく思ったことでしょう。感染予防のために大人数の授業は遠隔にしましたが、やがては全てが対面授業に移行できると期待してきました。
 けれども残念なことに新年度が始まって1ヶ月も経たないうちに、兵庫県に3度目の緊急事態宣言が発令されました。県内では連日過去最多の感染者が発生し、入院できない患者も1,000人を超えて医療崩壊の危機にあることがその理由です。
 このような状況ですので、本学も感染対策を徹底するように努めなければなりません。
 明日(27日)からは学院の定めた行動基準をレベル3に上げ、学生の皆さんの健康を守るために多くの授業を遠隔で行うことに決定しました。対面授業を希望されている方々が残念に思われることは十分承知していますが、どうかご理解くださいますよう、お願いいたします。
 緊急事態宣言の解除後には、状況を見極めたうえでレベルの変更を行い、再び対面授業ができるようにしたいと考えています。教職員はその日が一日も早く来ることを願いつつ、様々な準備や対応を進めていきます。学生の皆さんは遠隔授業になっても学習を熱心に継続しながらその日に備えていてください。
 そして、感染防止の徹底に重ねてご協力くださいますようお願いします。変異型ウイルスにより若い人たちの感染増加や重症化も報告されています。ゴールデンウィークもよく考えて責任ある行動をするようにしましょう。どうぞよろしくお願いします。

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