研究・教育

CARE専門家ワークショップ:ファシリテーターのためのピアトレーニング(心理相談室主催)を開催しました

10月23日(土)13時~18時に、養育者支援のための心理教育「CARE(子どもと大人の絆を深めるプログラム)」の専門家向けワークショップをオンラインにて実施しました。

コロナ禍において、インターネット版のCAREが米国にて開発されました。しかし、オンライン特有の実施方法に戸惑うファシリテーターも多く、日本の現場のニーズをもとに、今般、ファシリテーターのためのオンライン版トレーニングを兼ねた専門家向けワークショップを開催することにいたしました。

北海道から九州まで、日本全国から参加された計8名のCAREファシリテーターの先生方が、本学大学院生を含む計11名の参加者を対象に、オンラインによるCAREワークショップを、2グループ同時進行で実践しました。

本講座は、人間科学部心理・行動科学科/大学院人間科学研究科の國吉知子教授(CAREファシリテーター)の発案による、本邦初の試みで、当日も國吉教授が両グループを統括しました。

参加者からは「オンライ実施の自信が得られました」「このワークショップでインターネットCAREが広がると思いました」などの肯定的な言葉が多数寄せられ、総合的評価は4.87(5点満点)と極めて高い評価を頂くことができました。

本学心理相談室では、このように高い専門性を活かして、社会や地域のニーズを取り入れ、学生への教育にも有益な多彩な企画を今後も積極的に提供していきたいと考えています。

※「CARE」とはPCIT(親子相互交流療法)をもとに開発された大人が子どもの良い関係を築くためのスキルを体系的に学ぶ心理教育プログラムです。PCITやCAREについては、本学心理相談室≪こちら≫にお問い合わせください。

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