研究・教育

神戸女学院創立150周年記念めぐみ寄付講座「リベラルアーツへの招待」第8回が開講されました

神戸女学院創立150周年記念めぐみ寄付講座「リベラルアーツへの招待」第8回が開講されました

4月に開講された「リベラルアーツへの招待」もいよいよ最終の講義となりました。第8回は、本学文学部の卒業生で、「しあわせのパン」や「繕い裁つ人」などの作品で知られる映画監督の三島有紀子先生と、同じく本学文学部卒業生で、毎日放送プロデューサーの古田涼子先生のお二人を講師に迎え、映画づくりや映像制作の世界について、知られざる秘話や、ユニークな裏話なども交えつつ、その魅力と面白さをお話いただきました。

三島先生は、惚れたもの、好きになったものがあったらすぐに行動するべき、と学生に向けて熱く語られました。好きになったものがあったら、そこに行かないと何も始まらない。三島先生自身も、「映画」というものに惚れ、それを求めて、勤めていた会社を辞め、映画の世界へ飛び込まれました。

また、神戸女学院大学在籍時代には、"あらゆるものは見る角度によって見え方が異なる"ことを気づかされたといいます。"事実はひとつだが、真実はひとつではない"。この観点は、三島先生の映画製作において今も大きな影響を及ぼしているそうです。

そして最後に、再び学生に向けて「美しいと思うものを一つでも多く見つけてほしい」「皆さんの人生が愛であふれる豊かなものになりますように」と後輩への強い想いを言葉にされました。

この「リベラルアーツへの招待」は、本学出身者を含む、各界の第一線で活躍中の方々をお招きし、その経験、考え方、本学学生へのメッセージ等を聞くことで各自の学びや生き方を見つめ直すきっかけとするとともに、愛と奉仕の精神、豊かな感受性、想像力と企画力、主体的に学び続ける力などの、「本学で育む7つの力」を養うことを目的とし、全8回の日程で開講されました。


神戸女学院大学 入学センター・広報室

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