大学時代を振り返ったとき、いちばんに思い出されるのは自然豊かなキャンパスの風景です。環境・バイオサイエンス学科ではよくフィールドワークを行なっていたこともあり、学内に息づく花や虫、動物にたくさん触れることができました。
また、美しく重厚なヴォーリス建築の学舎も、神戸女学院大学の大きな魅力。暇を見つけては迷路のような建物を探検し、お気に入りの場所を増やしていました。友達とワイワイ過ごしたり、ときには一人で静かに過ごしたり。キャンパスはまるで第二の家のように、落ち着ける場所でした。
高校時代の私は、成績が伸び悩み、どこか卑屈になっていた気がします。でも大学に来て恵まれた環境のなかでのびのびと過ごすうちに、心が満たされていきました。