神戸女学院大学への進学を決意した一番の理由は、将来、臨床心理士の資格を有する心理カウンセラーになりたいと思っていたからです。
学びを深める中で知ったのは、臨床心理士には「患者の話を真摯に聞く」以外にも「その状況を客観的に見る」ことが必要ということ。私には向いていない職業かもしれないと考え直し始め、将来どういう道に進もうか思案しながら大学生活を過ごしていました。
そんなときに学内で行われていたのが、1学年上の先輩方が就職先の話をする「就職活動報告会」。航空会社に内定した先輩がイキイキと話をするのを見て、「私もこんな仕事に就きたい、挑戦してみよう!」と思ったのが客室乗務員を目指すきっかけとなりました。
その後、就職活動を通して航空会社で働く素敵な方々の話を聞く中で、自分が30代、40代、50代……と経験を重ねて仕事に誇りを持ち続けることができると思い、航空会社に就職しました。