正直言うと、神戸女学院大学は第一志望ではありませんでした。だから、入学したときは悔しさでいっぱいだったんです。
その気持ちが変わったのは、ほとんどの講義がごく少人数で行われていたから。大学といえば座席が階段状に並ぶ教室で、何百人もの学生が一斉に講義を受けるというイメージを抱いていたので、先生と目が合いやすい距離感にとても驚きました。体調不良などで欠席すると、次にお会いしたときに「大丈夫?」と声をかけていただくことも。先生方が私を認識してくださっていることがとてもうれしく、気がついたときには神戸女学院大学が大好きになっていたんです。
高校生のときは受験勉強をがんばっていたものの、大学の本質は見えていませんでした。そこで、3年生からは学生スタッフとしての活動を開始。入学を考えている高校生に、第一志望じゃなかった私だからこそ発見した大学の魅力を伝えようと力を注ぎました。