すべての学びが点ではなく、線でつながった

- 私が「本当にやりたいこと」を見つけるまで -

すべての学びが点ではなく、線でつながった

- 私が「本当にやりたいこと」を見つけるまで -

Episode 06

2017/12/18

英文学科 
卒業生

浅野 優衣さん

在学中は学生スタッフとして活躍していた浅野さん。英文学科で、言語の成り立ちについて研究していました。しかし、「入学したときは自分が言語学に興味を持つなんて思わなかった」といいます。どのような経緯で自分のやりたいことを見つけたのか、教えてもらいました。

きっかけを与える存在になりたくて、学生スタッフに

学生時代にいちばん力を入れていたのは、オープンキャンパスの運営などを行う学生スタッフとしての活動です。1年生のときから卒業するまで、4年間続けました。
私自身も高校生のときに神戸女学院大学のオープンキャンパスに参加して、学生スタッフに大学の魅力を教えてもらいました。それが入学のきっかけになったので、大学生になったばかりのときから「今度は自分が受験生にきっかけを与えられる存在になりたい」と思っていたんです。
1年生のときは自分自身が大学を知らないのでもどかしい思いもしましたが、年次が上がるにつれて知識と経験が増え、自分にしか伝えられないことが増えていきました。私が話した内容を、受験生や保護者の方に納得していただけたときの達成感は、今もよく覚えています。

幅広い興味のなかから本当にやりたいことを発見

高校生のときは部活で陸上競技に打ち込んでいました。部活中心の毎日で、すごく世界が狭かった。その分大学では視野を広げて、いろいろなことを勉強したいと考えていたんです。
そんな私の希望をかなえてくれたのが、神戸女学院大学のリベラルアーツ教育です。専攻している学部・学科以外の科目も受講できるというカリキュラムです。この仕組みを活用して、1、2年生のときには他学科の講義を積極的に受けていました。
また、専攻していた英文学科のなかにも3つの専門領域があり、多角的に英語を学ぶことができました。入学当初は「英語を勉強したい」という漠然としたビジョンしかなかったので、一通りすべての領域を学んでみることに。そのなかでいちばん面白いと感じた言語学を、3、4年生の2年間をつかって深く学びました。
幅広い分野を経験しながら本当にやりたいことを見つけるという神戸女学院大学の学びの流れは、私にすごく合っていたと思います。

多くの先生にアドバイスをもらった卒業論文

神戸女学院大学は規模が小さいので、先生と学生との距離が近く、疑問があればすぐに質問することができます。講義中にもわからないことはそのままにせず、すぐに手を挙げて聞いていました。そのため、一回あたりの講義の質がすごく高かったと思います。
学内には頼りにできる先生方がたくさんいて、卒業論文を執筆しているときにも多方面から助けていただきました。基本的にはひとつのゼミに所属して研究を進めていくのですが、私はテーマを広く設定したかったので、別のゼミの先生にも研究内容について相談し、アドバイスをもらったんです。イレギュラーな希望であっても相談にのってもらえるのは、小規模大学の強みではないでしょうか。
複数の先生から学んだことで研究がより深まり、大学生活の集大成として納得のいく論文を仕上げることができました。

私はまだ、ビジネスを知らない

卒業論文を執筆していて感じたのは、4年間学んできたことがすべてどこかにつながっているということでした。言語学にはまったく関係のない講義で得た知識が役立つこともあり、一つひとつの経験が点ではなく、線になっているのだと実感したんです。学業以外でも、学生スタッフをはじめとするさまざまな経験を重ね、人間的に成長することができたと思います。
その一方で、社会人になった今「もっと勉強しておけばよかった」と感じることも。それが、経営学や経済学といった分野です。学生のときにはあまり興味がなかったのですが、ビジネスの現場に立ったことで「学びたい」という気持ちが大きくなってきました。
未知の分野ですが、ひとつのテーマを追求するときの方法はどんな学問でも共通しているはず。学生のときに身につけた学びのスタイルを生かし、恐れずに挑戦してみるつもりです。

Profile
英文学科 卒業生
浅野 優衣さん

須磨学園高等学校卒業。2017年3月、文学部英文学科卒業。現在はスポーツメーカーに営業職として勤務。学生スタッフとして多くの人の話しを聞き、自分の考えを伝えてきた経験を、今の仕事にも役立てている。

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