私が通っていた高校では、1年生で文系・理系が分かれていました。当時はなんとなく文系コースを選択したのですが、進学先を考える段階になって、自分が本当に興味を持っているのは食に関することだと気づいたんです。ただ、理系の学部は単位の関係で受験資格さえないところがほとんどで、あきらめて別の道を考え始めていました。
そんなときに知ったのが、神戸女学院大学の環境・バイオサイエンス学科。文系の学生でも受験することができるうえに、食について科学的に深く掘り下げて研究ができそうな点に魅力を感じ、入学を決意しました。
理系の科目にはあまり触れてこなかったので不安もありましたが、文系出身の学生を対象にしたフォローアップのカリキュラムが組まれていることを知ってすぐに安心。理系科目は得意ではありませんでしたが、少人数の学科ということもあり、先生方がいつも気にかけフォローしてくださいました。本当にやりたいことを諦めなくてよかったと、今でも思います。