文学研究科英文学専攻 博士前期課程

ディプロマ・ポリシー

大学院3ポリシーのもと、文学研究科では、人間の精神活動や社会活動への深い洞察力と国際的視野をもって、国際社会や地域社会に貢献する人格を養成します。英文学専攻では、英語を駆使し、未知の事柄について自ら正しく学びを深める能力を持ち、なおかつそれを通して現代社会の諸問題について、人権を尊重しつつ社会に発信する能力を持つ人格を養成します。
そのような人格に必要な以下の能力を修得し、博士前期課程の修了要件を満たした人に対して修士(英文学)の学位を授与します。修了の認定にあたっては、学位論文・学位課題研究の公開審査をうけ、最終試験に合格することが求められます。

  1. 国際語である英語を駆使することにより、人文社会科学諸分野の専門領域における高度の知識と技能を得、研究倫理を遵守しつつ明確な問題意識をもって研究課題を探究する能力
  2. 英語、日本語および他言語を通し、広く人間の営みおよび国際社会についての学識を備え、社会のさまざまな領域において専門的知識・技能を活かした貢献ができる能力
  3. 母語及び英語をはじめとする外国語の高い運用能力とコミュニケーション能力を備え、 多様な価値観をもつ他者と共感・共生し、また仲介する能力

カリキュラム・ポリシー

ディプロマ・ポリシーに定めた人格を養成するため、英文学専攻(博士前期課程)には、英文学、英語学、通訳・翻訳、グローバル・スタディーズの4つのコースを置き、それぞれ文学作品とその背景にある思想・歴史・文化の研究及び批評、英語学・言語学の基礎理論及び方法論、通訳・翻訳の理論・技術及びそれに必要な専門領域の知識、国際社会における諸問題の性質と対策に関する理論と応用を、教授・研究します。その目的を達成するため、以下のような基本方針に基づくカリキュラムを編成します。

 

  1. 研究調査能力、言語運用能力、現場における実践的能力を養う科目を設定すること
  2. 専門的な知を有機的に結合し、学際的視野に立った総合判断力を養うことのできる教育課程を編成すること、具体的には、
    i. 英文学コースにおいては、古今の英語で書かれた文学作品およびその批評などを通し、言葉の力や文学作品の重層性や解釈について学び、作品と、その背景をなす社会、文化、歴史などについて自らの視点を見出す能力を養成するような科目群を設置すること
    ii. 英語学コースにおいては、言語科学の現代の課題に対処する能力を養成するため、英語学・言語学の基礎論理・方法論を学ぶことにより言語という営みの背景にある哲学、数理、対照言語学的視点を養うような科目群を設置すること
    iii. 通訳・翻訳コースにおいては、通訳研究者として自立できるような能力を養成するため、経験豊かな通訳・翻訳者による演習、講義科目を設置すること
    iv. グローバル・スタディーズコースにおいては、文化、政治、経済、社会とメディアの分野において豊かな学識を持ち、国際社会で活躍できるグローバル市民を養成するため、講義や研究を全て英語で行い、国際関係、メディアとコミュニケーション、ジェンダーと移民、グローバルビジネスおよび経済の各分野を深く研究することを可能にする科目群を設置すること
  3. 高度専門的なキャリア育成のための教育課程や科目を設定し、また高度専門職を目指す社会人学生に配慮した履修プログラムを提供すること
  4. 交換留学プログラムや国際プロジェクト等、国際的な研鑽や学術交流の機会をもうけること
  5. 修士論文・修士課題研究作成において、高度な専門性を追及するとともに、領域横断的・総合的な視座への研究課題の位置づけをうながす、研究指導体制をとること

上記方針に基づく科目編成においては、体系性・系統性の理解を促すため、学問分野、科目間の連携や科目内容の難易度を表す科目番号および、必修科目、選択必修科目、選択科目などについての科目記号を学修便覧等につけ、なおかつ、教育課程の構造をカリキュラム・マップやカリキュラム・ツリーで分かりやすく明示します。

アドミッション・ポリシー

本学大学院のミッションステートメントと本研究科本専攻のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーをよく理解し、それぞれのコースの教育課程を履修するために必要な学力を備えた人を受け入れます。

  1. 英語、日本語をはじめとする諸言語を駆使し、情報を正確になおかつ多角的にとらえ、社会、言語、文化に関わる現代の諸問題を解決する力がある人
  2. 英語、日本語および他言語を用いつつ、他者との共感性、多様性への理解力を持ち、その諸問題を論理的に考察し発信する意欲がある人
  3. 明確な研究目的をもって課題を積極的に発見し、探求する意欲がある人
  4. 本専攻の理念・目的を理解し、自ら学修・研究を進めることができる人

本学の学部教育に引き続き学びたい人を受け入れるために、内部推薦入学試験を実施します。高度な専門的知識を獲得するのに必要な学力(外国語の能力、専門分野を学ぶための基礎知識・技能、思考力・表現力)を備えた人を広く受け入れるために、一般入学試験を実施します。多様な経験やキャリアをもとに、より高い専門性を目指したい人のために、外国人留学生入学試験、社会人入学試験を実施します。

文学研究科比較文化学専攻 博士前期課程

ディプロマ・ポリシー

大学院3ポリシーのもと、文学研究科では、人間の精神活動や社会活動への深い洞察力と国際的視野をもって、国際社会や地域社会に貢献する人格を養成します。 

比較文化学専攻では、比較文化学的な知識・教養と思考力・判断力を備え、それをさまざまなかたちで社会に活かすことのできる人格を養成します。 
そのような人格に必要な以下の能力を修得し、博士前期課程の修了要件を満たした人に対して修士(比較文化学)の学位を授与します。修了の認定にあたっては、学位論文の公開審査をうけ、最終試験に合格することが求められます。

  1. 人文社会科学諸分野の専門領域における高度の知識・技能と、学際的・総合的な知性を備え、研究倫理を遵守しつつ明確な問題意識をもって研究課題を探究する能力
  2. 広い視野と豊かな学識を備え、社会のさまざまな領域において専門的知識・技能を活かした貢献のできる能力
  3. 母語及び外国語の高い運用能力とコミュニケーション能力を備え、 多様な価値観をもつ他者と共感・共生し、また仲介する能力

カリキュラム・ポリシー

ディプロマ・ポリシーに定めた人格を養成するため、文学研究科比較文化学専攻(博士前期課程)では、哲学・美学・思想・教育、歴史学、文学及び社会科学の諸分野をふまえ、文化・思想・宗教・歴史・芸術その他の視点から、日本をはじめ諸地域の個々の文化を探究し、比較研究をおこないます。
そのため、以下のような基本方針に基づくカリキュラムを編成します。

  1. 各専門分野における高度な専門的知識・技能を身につける科目を設定すること
  2. 専門的な知を有機的に結合し、学際的視野に立った総合判断力を養うことができるよう、日本文化系科目(A群)と比較文化系・比較社会系科目(B群)両群の履修を課し、さらに他専攻の科目履修を可能にする教育課程を編成すること
  3. 専門的な指導のもとで各自の研究課題を深め、修士論文を作成するための研究指導科目(比較文化学特別研究)を設置すること
  4. 多彩な専門領域をもつ比較文化学専攻院生全員と教員が集う場での研究報告を通じて、総合的・領域横断的視座への研究課題の位置づけを促す科目(比較文化学総合演習)を設置すること
  5. 高度専門的なキャリア育成のための教育課程や科目を設置し、また高度専門職を目指す社会人学生に配慮した履修プログラムを提供すること
  6. 交換留学プログラムや国際プロジェクト等、国際的な研鑽や学術交流の機会をもうけること

上記方針に基づく科目編成においては、体系性・系統性の理解を促すため、学問分野、科目間の連携や科目内容の難易度を表す科目番号および、必修科目、選択必修科目、選択科目などについての科目記号を学修便覧等につけ、なおかつ、教育課程の構造をカリキュラム・マップやカリキュラム・ツリーで分かりやすく明示します。

アドミッション・ポリシー

本学大学院のミッションステートメントと本研究科本専攻のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーをよく理解し、博士前期の教育課程を履修するために必要な学力を備えた人を受け入れます。

 

  1. 本専攻が求める高度の専門的知識や実践的技能に関わる基礎をもった人
  2. 国際的視野に立った研究を遂行する基礎となる知識と能力をもった人
  3. 明確な研究目的をもって課題を積極的に発見し、探求する意欲がある人
  4. 本研究科の理念・目的を理解し、自ら学修・研究を進めることができる人

本学の学部教育に引き続き学びたい人を受け入れるために、内部推薦入学試験を実施します。高度な専門的知識を獲得するのに必要な学力(外国語の能力、専門分野を学ぶための基礎知識・技能、思考力・表現力)を備えた人を広く受け入れるために、一般入学試験を実施します。多様な経験やキャリアをもとに、より高い専門性を目指したい人のために、外国人留学生入学試験、社会人入学試験を実施します。

大学院文学研究科博士後期課程

ディプロマ・ポリシー

大学院3ポリシーのもと、文学研究科博士後期課程では、人間の精神活動や社会活動への深い洞察力と国際的視野をもって、国際社会や地域社会に貢献する人格を養成します。
そのような人格に必要な以下の能力を修得し、博士後期課程の修了要件を満たして博士学位論文を提出した人に対して、博士(文学)の学位を授与します。博士学位の認定にあたっては、学位論文の公開審査をうけ、最終試験に合格することが求められます。

  1. 人文社会科学分野の専門領域における高度で先端的な知識・技能を備え、研究倫理を遵守しつつ独創的な研究を遂行する能力
  2. 広い視野と豊かな学識を備え、自立した研究者や指導者として、あるいは専門的職業人として活動できる資質と能力
  3. 母語及び外国語の高い運用能力とコミュニケーション能力を備え、研究の成果を国内外に発信して社会に還元する能力

カリキュラム・ポリシー

ディプロマ・ポリシーに定めた人格を養成するため、文学研究科博士後期課程に、英文学専攻(英文学コースおよび英語学コース)、比較文化学専攻の2専攻を置きます。博士前期課程で身につけた学識と能力をさらに発展させ、研究者として自立した活動をおこなうのに必要な高度の研究能力を養い、博士学位の取得を目標とした研究指導をおこないます。

英文学専攻(英文学コースおよび英語学コース)においては、以下の方針でカリキュラムを編成します。 

英文学コース

  1. 専門分野における高度の専門知識・技能と研究手法を身につけ、自らの研究課題を深化・発展させるための科目を設置すること(アメリカ文学特論、イギリス文学特論)
  2. 専門的な指導のもとで各自の研究課題を深め、博士学位論文の執筆をすすめるための研究指導科目を設置すること(博士論文執筆演習)

英語学コース

  1. 専門分野における高度の専門知識・技能と研究手法を身につけ、自らの研究課題を深化・発展させるための科目を設置すること(言語理論特論、言語学特論)
  2. 専門的な指導のもとで各自の研究課題を深め、博士学位論文の執筆をすすめるための研究指導科目を設置すること(博士論文執筆演習)

比較文化学専攻においては、以下の方針でカリキュラムを編成します。

 

  1. 各専門分野における高度の専門知識・技能と研究手法を身につけ、自らの研究課題を深化・発展させるための科目を設置すること (比較文化学特殊研究)
  2. 専門的な指導のもとで各自の研究課題を深め、博士学位論文の執筆をすすめるための研究指導科目を設置すること(比較文化学合同演習)
  3. 多彩な専門領域をもつ比較文化学専攻院生全員と教員が集う場での研究報告を通じて、総合的・領域横断的視座への研究課題の位置づけを促す科目(比較文化学総合演習)を設置すること

上記方針に基づく科目編成においては、体系性・系統性の理解を促すため、学問分野、科目間の連携や科目内容の難易度を表す科目番号および、必修科目、選択必修科目、選択科目などについての科目記号を学修便覧等につけ、なおかつ、教育課程の構造をカリキュラム・マップやカリキュラム・ツリーで分かりやすく明示します。

アドミッション・ポリシー

本学大学院のミッションステートメントと本研究科のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーをよく理解し、教育課程を履修するために必要な以下の学力を備え、博士論文執筆をめざす人を受け入れます。

  1. 各専攻・コースが求める高度の専門的知識や実践的技能に関わる基礎をもった人
  2. 国際的視野に立った研究を遂行する基礎となる知識と能力をもった人
  3. 明確な研究目的をもって課題を積極的に発見し、探求する意欲がある人
  4. 研究者や指導者、あるいは専門的職業人を目指し、自ら創造的研究を進めることができる人

博士前期課程における研究成果をふまえて、さらに高度な専門的研究をすすめるのに必要な学力(外国語能力、専門分野を学ぶための知識・技能、思考力・表現力)を備えた人を受け入れるために、一般入学試験を実施します。海外において修士課程を修了し、より高い専門性を目指したい人のために、外国人留学生入学試験を実施します。

ミッションステートメントと3つのポリシー(大学院)

ミッションステートメント

大学院ポリシー

各研究科ポリシー