派遣留学
留学期間
2018.09-2019.06
英国

【ウニ】イーストアングリア大学

2018.12.03 イギリスでの留学生活

こんにちは、2018年9月〜2019年6月の期間、イギリスのイーストアングリア大学に留学させて頂いている、英文学科2年生のウニです。更新が遅くなってしまってすみません。
留学期間中に、どのような生活を送っているのかみなさんに伝えられたらいいなと思います。

イギリスには、現地時間9月19日の午後5時頃に到着しました。大学の最寄りの地方のノリッジ空港という空港を利用したのですが、そこまで大学のシャトルバスが迎えに来てくれ、無事に大学に着くことができました。
イギリスに来てからもう2カ月以上が経っていて、時間が経つのが早いなあと毎日思っています。最初は不安だったことも、今は慣れて来て充実した生活を送ることができています。

さて今回のブログでは、主に寮や日常生活、授業、サークルのことを中心に書きたいと思います。

1)寮 / 日常生活
私が住んでいる寮のフロアには、私を除いて7人のフラットメイトがおり、キッチンのみ共有で、各部屋にシャワーとトイレがついている形になっています。大学内にコンビニのようなお店があるのでそちらを利用したり、(商品の値段が高いのでなるべく必要な時にしか行かないようにしています)、大学から20分歩いたところにスーパーマーケットがあるので、週に1回程度買い物に出かけています。フライパンなどの料理に必要な器具は、中古品を安く売っている大学内の期間限定ショップで購入しました。バスで20分ぐらいのところに、少し都会のシティがあるので、足りないものはそちらで手に入れたり、ネットショッピングを利用したりしています。フラットメイトは6人がイギリスの方で、1人が香港からの留学生で、毎日キッチンでお喋りしたり、ご飯を食べたりしています。

2)授業
今は秋学期(日本でいう前期)で、各学期に授業を3科目履修することができます。私は国際政治系の授業、ジェンダー問題について授業、スペイン語の授業を履修しています。国際政治とジェンダーの授業は、レクチャー(大講義室で基礎的なことを教授から学ぶ授業形式)とセミナー(各クラス8人ずつ程度に分けられ、ディスカッションなどの学生中心の授業形式)の授業が各科目1コマずつあり、スペイン語は、文法の授業とスピーキングの授業があり計2コマ、週に計6コマの授業を受けています。国際政治の授業とジェンダー問題の授業の課題は、毎週20ページ程のリーディングが課せられ、中間と期末試験期間には2,000〜3,000文字のエッセイを書かなければなりません。個人の問題なのですが、英語の論文をひたすら読むということに慣れていなかったので、未だに理解するのに時間はかかりますが、読めたときの達成感を感じられるのが嬉しくて、頑張って読んでいます。

3)ソサエティ
大学にはソサエティという、日本でいうサークルのようなものがあるのですが、スポーツや音楽系や、国別のソサエティがたくさんあります。私はジャパンソサエティと、韓国の文化が好きなので、コリアソサエティに入りました。ジャパンソサエティには日本の文化などに興味を持ってくれている学生や日本語を勉強している学生や、日本人の学生が入っています。週に一度、日本に関するアクティビティなどをみんなでしたり、日本語クラスが開かれたり、親睦会などが行われています。コリアソサエティでも、韓国語クラスが開かれたり、K-POPのダンスセッションなどが行われます。
他にも、ソサエティとは違う、部活動などもあります。

こちらの気温はすでに5度ぐらいになってきており、私にとっては寒いのですが、現地の人はまだまだへっちゃら!という格好をしています。。期末試験が近づいてきているので、風邪を引かないように気をつけたいと思います!

読んで下さりありがとうございました!また次回のブログでお会いしましょう〜!

2019.02.26 イギリスでの留学生活 2

こんにちは、イーストアングリア大学に留学している、英文学科2年生のウニです。
前回の更新からの久しぶりで、約2ヶ月ぶりの更新となってしまいました。
イギリスに来てすでに約5ヶ月が過ぎました。日本で送っていたバイト漬けの生活とは違い、自分の時間がたくさんある分、毎日たくさんのことを学んだり、感じたり、考えたり、こちらにいないと気づけなかったことに気づけたりと、色んな意味で充実した毎日を送ることができています。楽しいことも、しんどいこともありますが、たくさんの人に支えられていると感じていて、もうすでに日本に戻りたくないなあと思っています(笑)
私の中で、イギリスの2月は凍えるような寒さというイメージがあって、雪が積もったらみんなで雪合戦ができる、楽しみだ!!という意気込みでいたのですが、気温はほぼ毎日10度前後でとても暖かく、過ごしやすいです。薄着で過ごせるくらいです。12月、1月は数日だけ雪が降ったり、日が落ちるのが夕方4時ですぐ暗くなったり、冬を感じていましたが、短期間だけの寒さでしたし、日本のほうが寒いのではないかと思うくらいです。気候にもかなり慣れてきたと思います。

今回のブログでは、後期間の授業や活動、過ごし方について書きたいと思います。

【1】授業
今学期私が履修している授業は
1)Modern Readings in Philosophy 
2)Advanced English 
3)Translation(English and Japanese)です。

1)については、哲学にもともと興味があって、英語で哲学を学ぶというかなりチャレンジングなことができるという機会はなかなかないと思い、履修しました。Modern Readingsなので、近代の哲学者の考え方について学んでいます。週に一人の哲学者の論文を読み、他の哲学者と比べながら、授業は進んでいきます。難しいですが、こんな考え方ができるんだなあと感じますし、とても面白いです。
2)の授業は、英語のネイティブスピーカー以外の学生が履修できる授業で、スピーキング、リーディング、ライティング、リスニング、を鍛えれます。履修している学生はいろんな国から来ていて、その人たちの国について話したり、たわいのない話をしたり、ワイワイしながら授業を受けています。
3)では、女学院の授業でもあるように、翻訳の授業です。日本語学部の現地の学生さんたちと受けています。英語と日本語の違いだけではなく、文化などの違いに対しての意見交換などができて、翻訳以外のことも学んでいます。みなさん日本語が流ちょうで、私も英語をもっと上達させたいなと、刺激を与えてくれます。

【2】World Speech Day
前期の時からお世話になっている日本人の日本語の先生の紹介で、World Speech Day という、3月14日に世界各地で開催されるスピーチコンテストに参加することになりました。実際には、コンテストというよりは、TED talkのような、自分の考えを発信するという感じです。テーマは "What should we do as a global citizen?" というものです。本番がもうすぐなので、緊張しますが、貴重な経験になると思うので、楽しみながら臨みたいと思います。

【3】Korea Society
前回のブログで紹介させて頂いたように、Korea Society というサークルに所属しているのですが、2週間に一回ずつ韓国語の授業と、K-POPのダンスのレッスンが開かれていて、友達もそのサークルでたくさんできたので、定期的に参加しています。5月にはGo Globalという、各国の文化を大学のライブ会場のステージでパフォーマンスを披露するフェスティバルがあって、そのパフォーマンスに参加することになりました。まだ練習は始まっていませんが、とても楽しみにしています。
 
こちらの大学で過ごせる時間も残り約4ヶ月となってしまいました。時間が過ぎるのが早くて驚いています。一日一日を大切にしながら過ごしていきたいと思います。
読んでくださりありがとうございました!

2019.06.13 イギリスでの留学生活3

こんにちは、ウニです。
またまた久しぶりの投稿となってしまいました。
こちらに来てもう約9ヶ月が経とうとしており、留学生活も残すところ2週間ほどになりました。本当に時間が過ぎるのが早いです。
寮に住めるのは1年生と留学生だけなので、1年間過ごした寮とお別れしないといけません。1年も住んでいたので、離れるのは寂しいです。

さて今日は、Easter Break、前回のブログで紹介したWorld Speech Day、LCRとSU Barについて書きたいと思います。

1)Easter Break
3月末から4月末までの1か月ほど、Easter Breakという春休みのようなものがありました。この期間中に期末考査や提出物の準備をして、5月の中旬に試験や課題の提出期限がありました。しかも、イギリス人のフラットメイトたちは帰省してしまったので、寮にはほぼ誰もいなくて、とっても静かでした。寂しかったですが、その分他の友人と一緒に時間を過ごしたり、図書館で課題をしたり、部屋で映画を見たり、ゆっくり過ごしました。

2)World Speech Day
3月14日にスピーチコンテストが無事に終わりました。服にピンマイクをつけて、暗い会場でスポットライトをあてられ、大画面に自分の顔が映り、TED talkでスピーチを披露している気分でした。
テーマは「グローバル市民として何ができるか」というものでした。私は、人がどんな国籍、人種、性別、宗教、性格、経験を持っていたとしても、みんな同じ人間であることは変わりないと考え、「世界中のひとはみんなともだち (People all over the world are all your friends)」というタイトルで、自分の考えを共有しました。緊張しましたが、楽しむことと笑顔でいることだけは忘れず、何とか終えることができました!こんな機会は滅多にないと思いますし、終わった後は自信をもって楽しかったと思えたので、挑戦してみて良かったです。


3)LCRとSU Bar
イギリスと日本の大学でかなり大きい違いだなと思ったのは、構内にLCR(何の省略なのかは分かりません。笑)いうものがあるということです。イギリスでは学校、仕事終わりなどにパブに行き、友人や同僚、家族と踊ったり、歌ったり、パーティー文化が盛んみたいなので、構内にそのような施設があることが普通らしいです。LCRは毎週2回クラブイベントを開催していて、深夜に学生が参加しに行きます。クラブに馴染みが全くなかったのですが、イギリス人のフラットメイトが誘ってくれて、数回だけですが行ってみたら、男女国籍関係なく、全員で音楽や雰囲気を楽しんでいるのが目に見えて分かりました。私の寮とLCRが近いので、EDMの音楽が微かに深夜まで部屋で鳴り響いていました。

読んで頂いてありがとうございました。あと1,2回更新できればいいなと思っています。See you there x

2019.06.13 イギリスでの留学生活4

大英博物館

バッキンガム宮殿

こんにちは、ウニです。
今回は、大学のことではなく、ロンドンに行った時のことを書いていきたいと思います。イギリス好きの方には必見です!

ロンドンには、イギリスに来てから3回訪れました。私が住んでいるノリッチから約3時間、シャトルバスに揺られてロンドンに着きます。運賃は、安ければ片道700円ほど、高ければ片道3000円ほどで行けます。予約を前もってすれば安いですし、時期によって異なるみたいです。

1)美術館
ロンドンにはたくさんの博物館や美術館があり、しかも入場料が無料(寄付制)なんです!おかげで、主要な美術館と言われている美術館には全て行くことができました。中でも人気、個人的なお気に入りの美術館をひとつずつ紹介したいと思います。

・The British Museum 大英博物館
この博物館は世界3大ミュージアムのひとつで、世界最古、最大級だそうです。古代エジプトの出土品、古代ギリシアの彫刻像、現代の世界各地の作品などの文化遺産が展示されていました。中でも特に有名な展示品は「ロゼッタ・ストーン」です。あまりにも大きすぎて1回で全て見回れませんでした。5時間ぐらいかかるのではないかという程大きかったです。

・Tate Modern テートモダン
私のお気に入りの美術館です!この美術館には、ピカソ、ダリなどの20世紀以降に活躍した現代美術アーティストの作品が展示されていました。他の美術館と違うなと感じたポイントは、カラフルさです。他の美術館を訪れたときは、古代ギリシャの建築を元にデザインされた外見であったり、内装も真っ白でシック、ディズニープリンセスのお城の内装で使われていそうな色合いの壁、ヨーロッパ感の漂う西洋風というイメージを受けたのですが、テートモダンはコンクリートであったり、原色、ビビットカラーで色鮮やかな内装と作品で溢れていました。絵の具だけでなく、プラスチックや新聞紙、奇想天外な材料で作られた作品が多く、とても印象的で、楽しかったです。

どの美術館にも、豪華なお土産ショップがあり、作品を見終わったあとでも楽しめました。

2)Buckingham Palace  バッキンガム宮殿
あまりの大きさに圧倒されました。真っ白な建物が黒いフェンスで囲まれていて、構内で真っ赤な制服と黒い帽子を被った兵隊の方が定期的に行進をしていました。私の中で、イギリスといえば、赤い制服を着た兵隊!という感じだったので、初めて目にしたときは感動しました。時間が合えば騎兵や楽隊も見れたみたいなのですが、残念ながら見れませんでした。ですが、イギリスを代表するロイヤルファミリーの王室を見れてよかったです。

3)食べ物 Fish and Chips 
ロンドンに限らず、イギリスの食べ物といえば、fish and chipsです。両手のひら分の大きさの魚の揚げ物と、両手のひらに乗せたら溢れかえりそうな量のポテトフライをレモンとタルタルソースと一緒に食べます。魚の種類はたくさんあるのですが、基本的にはタラをメインとしているお店が多いみたいです。
量が多すぎる上に、どちらも油物なのでお腹がパンパンになります。でも揚げたてのfish and chips はアツアツで美味しいです!おすすめです。


留学期間中に、国内旅行に行けるのも留学の魅力のひとつですね。
イギリス国内のその他の地域にも行ってみたいので、いつかまたイギリスに来たときに行けたらと思います。
今回も読んで下さりありがとうございました。

2019.06.18 イギリスでの留学生活5

こんにちは、ウニです。
今回が最後に書かせて頂くブログです。
今までは、大学、生活、イギリスなどについて書いていましたが、今回は留学生活を終え、この約9ヶ月間で感じた事、気づいた事を個人的に書きたいと思います。

この期間で学んだ、一番大切なことは「自分を大切にする」ということです。
とてもシンプルですが、この留学期間中、たくさんの違う国から来た、色んな価値観、考え方、常識を持った人たちと接し、気づいたことです。
今まで考えたことのなかった、馴染みのなかった事柄に触れていると、自分の持っていない考え方に憧れを感じ、自分の弱さ、小ささや物足りなさに気づいたり、どうしても自分と比べてしまい、気分が落ちこむことがありました。

でもそんな自分を大切にしてくれるひとが有り難いことにイギリスにも、日本にもいっぱいいて、どんなに自分のことが嫌になっても自分はきっとこの、自分のままで良いんだなあと思うようになりました。
もちろん、その自分の嫌な部分が改善されるべきなのであれば、ゆっくり少しずつ変えることができたら良いと思いますが、背伸びせず、自分のできる範囲で自分なりに生きたいなあと思えるようになりました。

「自分を大切にする」ということを出来ているなと実感できているときが、一番自分らしい自分なのかと思います。
そんな自分でいれると、周りのひととも接しやすくなって、その場を思いっきり楽しめました。
おかげで、大切な友人がたくさん出来ました。

勉強や言語学習よりも、個人的には、自分の頭の中でたくさん考えて色んな壁にぶつかり、新しい発見をして、今の自分に辿り着けたことが一番嬉しいですし、留学できてよかったなあと心の底から思えます。

私の周りで支えてくれた友人と、日本からあたたかく見守ってくれた方々、そして家族に感謝したいです。

長くなってしまいましたが、最後のブログも読んで頂いてありがとうございました!

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