派遣留学
留学期間
2018.08-2019.05
米国

【nyan】ロックフォード大学

2018.08.29 留学生活スタート

皆さん初めまして。こんにちは。ロックフォード大学に留学中の音楽学部2回生のnyanです。これから約1年間このブログを通して留学の様子を皆さんにお伝えできればいいなと思います。

8月の半ばにシカゴに到着しそこから車で1時間半ほどのロックフォードという町にこの大学はあります。大学に到着してから2日間は留学生のための、そしてそのあと3日間は新入生が対象のオリエンテーションでした。この間にshopping timeがあるのでごみ箱やシャンプー、湯沸かし器などの生活に必要なものは買いそろえることができます。このオリエンテーションウィークが終わると授業が始まります。私が今期とっている授業は以下の通りです。
・French  50分×4/週
・International Relations  50分×3/週
・European Empires  150分×1/週
・Yoga/Pilates   50分×2/週
・Women's Ensemble  50分×2/週
・Piano Lesson  30分×1/週
・Vocal Lesson  30分×1/週
Frenchのクラスはフランス語を履修していることが条件ですが、私は女学院でフランス語を履修しておらず無理をいって取らせてもらいました。ただ、基礎からしっかりやってくれるので何とかついていけそうです。
International Relationsは学生たちのディスカッションのスピードになかなかついていけず、授業後にこそっと教授に自分の意見を言いに行く...という状況になっており、自分のリスニング能力のなさやスピーキングの遅さを痛感しています。
European Empiresはいわゆる西洋史のクラスで教授の話すスピードもほかの授業より早く、また成績評価方法も試験、ペーパー、プレゼンというザ・アメリカという授業ですが(偏見でしょうか笑)、ラッキーなことに数年前に女学院に留学に来ていた人や、住んでいる寮のR.A.さんもこの授業をとっていて、教授も含めていつでも質問してね、と言ってくださっているのでとてもありがたいです。
Yoga/Pilatesはジムで行われるのですが、私はこの授業の前後にも授業をとっており、10分の休み時間で少し離れたジムに移動しなければならないため、そこだけがネックです。
Women's Ensembleはとても和気あいあいとしていて、また先生も気さくな方でとても楽しいです。ハロウィンコンサートとウィンターコンサートで舞台に乗るということで今からとても楽しみです。

今回はとっている授業について書きましたが,これから私の住んでいる寮のことや休暇中のことなども書いていきたいと思います。ご一読くださりありがとうございました。

2018.10.5 寮生活

bonfire の様子

おひさしぶりです。ロックフォード大学に留学中のnyanです。
今日は寮生活についてお話したいと思います。
わたしが今住んでいるのは、スイートと呼ばれるお部屋で、二人部屋が二つあり、そこに住む最大4人でバスルームやリビングを共有します。(この時、同室の人をルームメイト、残りの二人をスイートメイトと呼びます。)ですが、わたしは偶然にもルームメイトなし、スイートメイト一人(しかもこの子は学校外にアパートを借りているらしく、ほとんど姿を見かけません)という構成なので自分の部屋はもちろんバスルームやリビングもほぼ独占状態です。掃除などはしなければならないものの、やはりルームメイトに気を使うことなく過ごせるのは気が楽です。ただ、今回はたまたまのことだったので、確実に一人がいい!という方はシングルを希望することをお勧めします。ちなみに寮の設備としては、わたしの寮は全員共有の冷蔵庫と電子レンジと流しがあります。(これは寮によって微妙に違うようで、また、年度によっても変わるかもしれません)
この寮の希望は留学が決まったあと、書類で出すのですが、到着後も最初の数日間は変えることができるかもしれません。寮の対応は迅速ですので、到着時、希望通りのお部屋にならなかった場合でも、一度問い合わせてみてください。
さて、ロックフォード大学には大きな寮が一つと小さな寮がいくつか点在しているのですが、各寮にR.A.(resident assistant)と呼ばれる寮の責任者が住んでいます。何か問題が起きたら、まずはこのR.A.に相談します。他の寮のことはわからないのですが、私の住んでいる寮のR.A.さんはとてもフレンドリーな方で、しかも毎月ポスターや表札を手作りしてくださっているので、月の変わり目がとても楽しみです。また、先日は寮内でアイスクリームをふるまってくださいました!
さらに寮に住むメリットといえば学内で開催される様々なイベントに参加できることではないでしょうか。最近でいえばローラスケートパーティーやbonfireなどのアクティビティが行われました。写真はこのbonfireの様子です。アメリカではbonfireがあるとほぼ必ずS'moreというお菓子がセットです。S'moreとは焚火でとかしたマシュマロをクッキーとチョコレートで挟むお菓子で甘党の私にはたまりません。お菓子の名前もSome more!(もっと食べたい!)からきているとかいないとか...。
皆さんも留学に来られた際は、ぜひアメリカならでは、寮生ならではのイベントに参加してみてください。

2018.11.13 秋のイベント

皆さんおひさしぶりです。ロックフォード大学に留学中のnyanです。

さて、10月は私にとってたくさんのイベントがあった月でした。まずは中間テスト。どうしようどうしよう、と騒いでいましたが、テストの数自体も少なかったため、なんとか許容範囲におさめることができました。
その次に待ちに待った秋休み。なんと5日間もあります。私は留学生のお友達とワシントンD.C.に行ってきました。ワシントンD.C.は皆さんご存知の通り、アメリカの首都ですので、国会議事堂やホワイトハウスなど政治的に重要な建物がたくさんあります。
また、ナイトミュージアム2でもおなじみのスミソニアン博物館は2~3日かけて回ってもまだまだ見たいところがたくさんありました。
また、ジョージタウンというイギリス風の街など、ワシントンD.C.自体はそれほど大きな都市ではないものの、たくさんの魅力が詰まっています。(ワシントンD.C.について語るとキリがなくなりそうなのでこれぐらいにしておきます...笑)日本からは直行便がありませんが、オヘア空港からは乗り継ぎなしの2時間弱で行くことができるので、ぜひ留学された際は行ってみることをお勧めします!

さらに今月はこちらの国際交流センターのご協力のもと、Japanese Taste という日本のお菓子やお茶を紹介するイベントと、Japanese Sushi Party というその名の通り食堂でお寿司をふるまうイベントを行いました。Japanese Taste では事前にアジア系のスーパーマーケットにお菓子を買いに行きましたが、いわゆる"本物の"日本のお菓子を探すのが大変でした。最終的にカラムーチョ、ぷっちょ、しょうゆ系のおかき、雪の宿っぽいおかき、そして抹茶味のチョコパイと日本のお茶、ラムネ(Japanese cider として売られています)を用意しました。イベント当日はたくさんの人がブースによってくださってとっても嬉しかったです。どのお菓子もそれなりに人気だったのですが、やはり抹茶のお菓子は半分怖いもの見たさ(?)で食べる人が多く、人気でした。また驚いたのが、しょうゆ味のおかきをお寿司みたい!と表現していたことです。確かにしょうゆベースだし、のりで巻かれているのですが、日本人の私から見ると不思議な感覚でした。笑
その次のJapanese Sushi Party では外部のお寿司職人の方に来ていただいて何百ピースものお寿司を提供しました。日本人のわたしがしたことといえば...お寿司を配ることとその場に立って日本感をだすことくらいでした。ちなみにこちらの人は日本人は全員お寿司を作ったことがあると思っているようで、期待に応えられず、申し訳ない気持ちになるときもあります。こちらのイベントも好評で中には初めてお寿司を食べる、という方もいたのですが、そういった方にも喜んでいただけて、嬉しかったです。また、ベジタリアン用のお寿司はどれ?といった質問も多く、日本との文化の違いを感じました。(もちろん日本にもベジタリアンの方はおられるのですが)
もちろん日本の食べ物や文化を一方的に紹介するだけではなく、例えば、Chinese Taste で中国のお菓子を食べたり、11月1日の死者祭(メキシコ版のお盆のようなもの)ではメキシコ料理がふるまわれたりと、アメリカだけではない、たくさんの異国の文化を知ることができるのも人種のるつぼ、アメリカに留学するメリットではないかと思います。

今年ももう残すところ2カ月ですね。こちらの授業自体はあと1カ月ほどで終わってしまうので気を引き締めなおして頑張りたいと思います。

それではまた次回のブログでお会いしましょう!

2018.02.07 Thanksgivingと冬休み

みなさま、おひさしぶりです。ロックフォード大学に留学中のnyanです。このブログは自分の中で、いつか日本に帰った後も留学の記録を見られるようにしよう!という意図も兼ねているのでできる限り更新していきたいと思っていたのですが、少し時間が空いてしまいました...汗

さて話は昨年にさかのぼること2カ月ちょっと。アメリカの大切な伝統行事であるサンクスギビングがありました。わたしは地域の方のおうちにお邪魔させていただき、サンクスギビングを体験することができました。サンクスギビングの意義や歴史については今までたくさんの方がブログで言及されているので今回は割愛させていただきます。さて、このサンクスギビングの食事の席でのお祈りの際、一人ずつ日々感謝していることについて一言いう機会がありました。その時、誰かがスマートフォンに感謝!と言っていました。もちろんその子はゲームができること、すぐに調べものができることからそう言ったのだと思いますが、その言葉は私にとってもものすごく納得できるものでした。もちろん時差もあるし電波が悪い時もあります。それでも日本にいる家族、友達とほぼリアルタイムで連絡を取り合えることはなんて素晴らしいことなのだろうと思いました。実は、スマートフォンを持っていない日本の友人とは手紙で連絡を取っているのですが、やはり便箋を買って手紙を書いて、それが友人のところに届くまで1週間ほどかかってしまいます。そうなるとなかなかトントンと話を進めることもできず...。本当に文明の利器には感謝ですし、10年20年後には機械の進化で外国にいても今以上に連絡を取ることが簡単になるのだろうなあと思います。

さて、サンクスギビングが終わると町はクリスマスモードで一気に華やかになります。私もクリスマスの飾りつけに参加させていただき、貴重な体験をすることができました。サンクスギビング後2週間ほどで期末試験が行われます。まさかの試験日を勘違いして口頭の試験をすっぽかし、教授の恩情で何とか別の時間に受けることができたり...といろいろありましたが何とか目標の成績をとることができてほっとしています。
ファイナルウィークが終わると1カ月ちょっとの冬休み期間に入ります。多くの留学生は母国に帰ってしまうのですが、わたしはこの期間でアメリカ国内を旅行することにしました。実は冬休み期間は寮に滞在するのには追加の費用がかかるか、寮を追い出されるかのどちらかだと思い、まさかの授業初日の前日まで旅行していました。実際は追加のお金もなく寮にステイできます。この旅行では日本人が行くアメリカ観光地ではなく、アメリカ人の選ぶ国内旅行の観光地に行こうと決めていました。そこでサンフランシスコ、サンアントニオ、ニューオリンズそしてアリゾナのスコッテデールに滞在しました。
サンフランシスコは日本人多そう!とつっこんだそこのあなた、大正解です(笑)。 
サンフランシスコにはジャパニーズタウンがあり、そこにダイソージャパンやお寺まで存在します。もちろん冬休みという時期もあり、日本人観光客もたくさん。それでもサンフランシスコに行ったのは、シカゴから出ているカリフォルニアゼファー号という大陸横断鉄道(アムトラック)に乗るためです。鉄道おたくというわけではないのですが、アメリカにこれほど長く滞在するのだから体験してみないともったいない!ということで2泊3日かけてサンフランシスコに到着しました。途中、ロッキー山脈やどこまで続くのかという赤土の大平原を見ることができ、しっかりとアメリカ大陸を堪能できました。
サンアントニオ、ニューオリンズもどちらもアメリカ南部ということでアメリカの歴史を感じることができ、またおいしいものをたっぷりと食べることができとっても充実した旅行でした。

これだけ行ってもまだまだ行きたいところがあるなんて本当にアメリカの広さに感動せずにはいられません。今回アメリカ南部に興味をもったので、今学期中に"風と共に去りぬ"を読んでいつかアトランタに行って舞台巡りをしたいなと思っています。

さて、春セメスターが始まって1週間が経とうとしていますが、大雪と大寒波で大学がお休みになったりして、いまいち日々の生活リズムをつかめていません。授業のことはまた、次回のブログでお伝えしたいと思います。

長い文章になってしまいましたが読んでくださりありがとうございました。それではまた。

写真はアメリカの西海岸を中心に展開しているIN-N-OUTバーガーというお店です。とってもおいしいのですがシカゴにすらなく... もう一度西海岸に旅行に行くのと、お店の日本進出、どちらが先になるでしょうか(笑)。

2019.04.19 春休みとIFF

みなさまこんにちは。ロックフォード大学に派遣留学中のnyanです。

ブログを書こう書こうと思っているうちに時間は過ぎ去り、ついに新元号まで発表されてしまいました。令和も素敵な時代になるといいですね。さて、変わるといえば驚いたことに紙幣も変わるようですね。次の5千円札は津田梅子さん。梅子さんは日本で初めての留学生ということ、しかも留学先はアメリカということでなんだかとても嬉しいです。

さて、今回はロックフォードでの春休みと、留学生にとってとっても大事なイベント、International Food Festival(以下IFF)についてお話したいと思います。
ロックフォード大学は三月の中旬に5日間の平日とその前後の土日を合わせた計9日間の春休みがあります。その春休み期間に多くの留学生が参加する、ミシシッピで家を建てる、というボランティア旅行があります。申し込みはfall semesterに行われるので、ロックフォード大学に留学される方で興味のある方はぜひ参加してみてくださいね!
ボランティア旅行の宣伝をしましたが、わたしが実際に春休みを過ごしたのは、ミシシッピよりさらに南のフロリダ、オーランドです。オーランドはテーマパークの聖地であり(私が勝手にそう呼んでいるだけですが...)、その中のディズニーワールドと、ユニバーサルスタジオリゾートを訪れました。話は少しそれてしまいますが、平成生まれの私の記憶に残っている初めての海外旅行が実はこの、フロリダディズニーなのです。つまり、平成最初と最後の旅行がオーランド...なんだか不思議ですね!残念ながらオーランドと日本に直行便はないので、アメリカに留学される方はディズニーファンの方もそうでない方も是非、行ってみてください。(実際に私の周りのアメリカに留学中の友人の旅行先のオーランド率、結構高いです笑)。
大好きなディズニーキャラクターであるアリエルに会えたり、懐かしのE.T.に乗ることができたり(大阪出身のわたしは生粋のUSJっ子!)、とっても充実していたのですが何よりも日本から飛行機を乗り継いできてくれた友人と過ごせたことが嬉しかったです。ちなみに、映画でアリエルの声優をしているJodi Bensonさんはなんとロックフォード出身なんです!これまた嬉しい偶然。

春休みが終わって2週間ほどするとビッグイベント、IFF が行われます。これはロックフォードに在籍する留学生やアメリカ以外の国にルーツを持つ学生が母国の料理を作ってふるまう、というものです。われらが(?)Team Japan は肉じゃがを作りました。何でsushiじゃないの~と何度も聞かれましたが...笑。(なぜって?それはロックフォードにはたくさんのsushi restaurant があるから何も私たちが作らなくてもいいじゃん!と思ったからです笑)
角切りのジャガイモを使いたかったのに、切っといたわよ~と出されたのがスライスされたジャガイモだったり、と海外ならではのハプニングもありましたが、うまくいったのでオールオッケーということで...!
ほかの国の料理を手伝ったり、試してみたり、と留学生がたくさんいる国、そして人種のるつぼであるアメリカならではの体験ができてとても楽しかったです。
ただ一つ悲しいことが...。実はロックフォードには日本食店があって、そこでトンカツや焼き鳥を食べたり、友人が日本のカレーをふるまってくれたりしていたのですがさすがに肉じゃがは約8カ月口にできず...。なので、なんと肉じゃがの味を忘れてしまっていたんです。日本にいたときはあれほど大好きだったのに...。日本に帰国して食べたいものリストに新たに肉じゃがが加わりましたし、帰国したらもう少し、お料理も習いたいと思います...。


本当はIFFの写真にしたかったのですが人の顔の写っていないいい写真がなかったので、ディズニーの写真を...!ディズニー気分が味わえる魔法をかけておきました。笑

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