派遣留学
留学期間
2018.08-2019.05
米国

【リスたん】ボーリンググリーン大学

留学生ブログ3

今回は冬休みについて書きます。
私は冬休み友達の家2軒でお世話になり、今はまた別の友達のアパートに泊まっています。とてもやさしい友達やその家族に恵まれ冬休みを楽しむことができました。
まず初めに泊めてもらったのは、寮の同じ階に住み日本語を勉強している友達でした。休日に1度泊めていただいたこともあり、日頃からとてもお世話になっています。彼女のご両親はインド出身の方なので、スパイシーな料理を御馳走してもらいました。日本では辛い物を食べることがあまりなかったので少し心配でしたが、とてもおいしくて、辛い物にかなり慣れたと思います。お母さんが作ってくれたインド料理は、野菜と米が中心でとてもヘルシーで、アメリカのファーストフードに飽きていたので、うれしかったです。アメリカでこんなにインド料理を食べるとは思っていませんでしたが、自分が辛い物が好きだということをこのタイミングで気づき、またインドの家庭料理を食べることができたのはとても貴重な経験でした。
コロンバスにほかの友達も住んでいたのでその友達の家にもお邪魔し、クリスマスツリーの飾りつけや、一緒に動物園のイルミネーションを見に行きました。大きなクリスマスツリーを飾りつけしたのは初めてだったのでとてもうれしかったです。アメリカの動物園ではクリスマスの時期に豪華なイルミネーションが一般的なようでびっくりしましたが、とてもきらきらしており音楽とともに色や形が変わるものもあり、きれいで迫力もありました。また友達と家の周りを散歩した時も多くの家がクリスマスのデコレーションをしていてとてもきれいでした。日本では家をデコレーションすることは少ないですが、アメリカではとても気合が入っているように感じました。ほかにもドラゴンライトフェスティバルという中国のお祭りに行き、きれいなランタンのイルミネーションや、雑技団のようなアクロバットショーを見てとても楽しかったです。このようなショーは見たことがなかったのでとても興奮しました。
2軒目に泊めてくれたのは私の友達のルームメートでした。ご家族には以前少しだけ挨拶をしたことがあっただけだったので、少し緊張しましたが、やさしく迎えて下さってうれしかったです。クリスマスイブには友達の親戚の方の家も訪れ、暖かく接してもらい感動しました。またプレゼントもたくさん頂きました。アメリカでは家族や親せきがそれぞれ全員分のプレゼントを用意するようで、プレゼントの数がとても多くてびっくりしました。またクリスマス礼拝に行き、Boar's Head's Festivalを教会で見ました。Boarというのはイノシシのことですが、昔キリスト教ではイノシシは邪悪な獣の象徴だったようで、倒すことが邪悪なものへの人間の勝利と考えられていたようです。イノシシの頭は偽物で行進中に運ばれていましたが、やはりイノシシよりもクリスマスを祝うのがメインのようでした。
この友達の家はオハイオの南端のシンシナティにあったので隣のケンタッキー州やインディアナ州にも少し立ち寄ることができました。シンシナティは小さな町で、博物館や地元のマーケットなどいろいろなところに連れて行ってもらい詳しくなったような気がします。コロンバスの友達のところも、シンシナティの友達のところもご家族や親せきの方々が、温かく迎えてくださり、また本当の家族のように接してくださって本当に楽しい時間を過ごすことができました。今はボーリンググリーンに戻り、友達のアパートにいます。日本語を勉強している友達なので、日本のテレビやアニメを一緒に見ています。英語の字幕でどう訳しているのかとてもいい勉強になります。寮では炊飯器を使うのは禁止されていますが、アパートではご飯を炊いて食べたり、お好み焼きを作っています。今は雪が積もっていて寒いですが、運動不足解消のため、最近は毎日2時間散歩して空やリスの写真を撮って楽しんでいます。
ホームステイ体験は留学中だからこそできることだと思うのでとてもよかったです。
日本では内と外、考え方の区別がはっきりしていますが、今回泊まらせてもらったご家族や親せきの方は、自然に分け隔てなく私に接してくださりとても感銘を受け、またアメリカのおおらかな包容力を感じることができました。
あと少し残っていますが、本当に良い冬休みになったと思います。
 

留学生ブログ2

ボーリンググリーン大学に留学しているリスたんです。このブログネームにしたのはなぜかというとボーリンググリーンでは毎日かわいいリスを見ることができとても癒されているからです。(ちょっと自分でもネーミングセンスないなと思いますが笑)
そんなことはさておき、今回はアメリカの食文化について紹介させていただこうと思います。
アメリカではピザとハンバーガーがメインです。やはりこってりしたものが多いですね。
もうピザはすぐ飽きたので極力食べないようにしています。
スイーツはとても甘いのでヘルシーではないのですが、ついつい食べてしまいます。この大学ではミールプランというものがあり、学生証を提示するだけで食堂やStudent Union で食事することができます。とても便利なのは便利なのですが、使い切るのが大変です。私はブロンズという一番安いプランを選んだのですがそれでもなんとかミールプランのない上級生の友達に私の分も使ってもらい使い切ることができました。ミールプランは必須なのですが、一番安いプランを選ぶことをお勧めします。食堂はバイキング形式なので自分の好きなものを選んで食べることができます。Student Union にはピザや中華料理やサラダバーのお店などがあります。中華料理は少し味が濃いですが和食に一番近くおいしいのでお勧めです。
私は女学院の先輩でボーリンググリーンにお住まいの方とサンクスギビングをお祝いさせていただきました。旦那さんのお兄さんがシェフだったので写真の通りとても食事が豪華でおいしかったです。大きなターキーやマッシュポテト、クランベリーパイやパンプキンパイなどを食べました。おいしすぎてかなりの量を食べてしまいました。サンクスギビングは家族で集まって家でゆっくり過ごしながらおいしいごはんを食べたり話したりでき、またブラックフライデーにはバーゲンでものを安く買うことができ、日本のお正月のようでした。ブラックフライデーはとても込み合っていて買い物も戦いのようになるかと思いきやとても田舎のほうだったので、すいていて買い物しやすかったです。私は30パーセントオフでセーターと、半額でブーツを買いました。ブラックフライデーにクリスマスプレゼントを友達は買っていたようで後で少し後悔したのですが、それはとても賢い買い物の仕方だと思うのでぜひ試してみてください。
クリスマスはクリスマスケーキを食べるかと思いきや、スナックや大量のクッキーを食べるのがアメリカの文化のようです。いろんな種類のクッキーがありそれがメインのような感じでした。スイーツ好きの私にとっては天国のようでした。また日本人がクリスマスにKFCを食べることはかなり知られているようで皆とても面白い文化だと言っていました。アメリカ人にとってKFCはただのファーストフードという認識のようです。
お正月はボードゲームをしながらスナックを食べました。クラッカーにチーズとサラミを挟んだり、アボカドのディップとチップスを一緒にして食べたりしました。とてもおいしかったです。日本のおせちのように手の込んだものを食べるのではなく簡単に用意できてかつおいしいものを食べるのがアメリカ流なのかもしれません。
アメリカの食文化はファーストフードがメインで、和食を食べることはかなり難しいです。しかし大学の近くに和食の店が一軒あり割高ですが、おいしいうどんやラーメンなどを食べることができます。また隣の都市のトレドーには和食の食材を取り扱っている店があるので自分で作ることもできます。さらに車で2時間くらい下りコロンバスというところに行くと和食のレストランがたくさんあったり、日本のスーパーのようなところや日本のパン(メロンパンなど)が売っているパン屋があったりします。そのパン屋では抹茶パフェや抹茶クレープなどを食べることができ、とてもおいしかったです。
以上アメリカの食文化に関するレポートでした。次回は冬休みのことについてブログを書かせていただこうと思います。

2019.01.08 あけましておめでとうございます。

少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
昨年はとても忙しくこのブログを書くことができなかったので、今回が初めてのブログということになります。
前学期は、トータルで6冊授業やテストのために本を読まなければならず、とても大変でしたがそのことを通して新しく興味深いことをたくさん学ぶことができました。特にEthnic Studies の授業では、ネイティブアメリカン、チャイニーズアメリカン、ジャパニーズアメリカン、そしてラテンアメリカンの歴史や、その民族に属する人の体験を授業や本を通して学ぶことができ、課題は大変でしたがとても楽しかったです。
この授業を通して今まで知らなかったことをたくさん学ぶことができ、またメディアなどで取り上げられる特定の民族の人々のイメージは歪曲されていることが多く、実際にその民族に属する人から情報を得ることが深い理解につながることを痛感しました。課題は大変でしたが、理解ある教授や優しい友達に恵まれ、テストを解く時間を延長していただいたり、語彙の意味を分かりやすい方法で説明してもらったりと本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。
アメリカの大学では、課題がとても多く私は日本語の授業をとっている友達に日本語を教えることもしていたので、遊ぶ時間はあまりなく寝るのも夜の2時くらいと大変でしたが、ほかのみんなも大変なのでそのことを考えると頑張ることができました。授業も少し難しいですが、教授にわからないことがあり質問すると根気良く丁寧に教えてくださりました。ここまで私は大変だったということばかり書きましたが、まじめにコツコツ頑張ればきっと私の場合のように周りのみんなが助けてくれるはずです。もちろん課題は自分自身で自分の文章で書かなければなりませんが、知らない語句は本を読んでいると山ほど出てくるはずなのでその面で友達に助けてもらったり、教授に授業で分からなかった点を尋ねたり助けを求めることはとても大切だと思います。留学を考えている方は絶対後で後悔することはないと思うのでぜひ頑張ってください。今回は授業のことばかり書いたので次回は冬休みのことなど休み期間にしたことを書こうと思います。

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