派遣留学
留学期間
2019.8-2020.5
米国

【ショコラ】ロックフォード大学

2019.10.18 ブログ1

こんにちは。ロックフォード大学へ派遣留学中のショコラです。
アメリカへ来てから気が付けば2か月が経っていました。これまでの生活を振り返り、お伝えしていこうと思います。

私を含めインターナショナルの学生は8月15日に初めてロックフォード大学へ来ました。初めの1週間はオリエンテーションで、大学内の設備や学校生活についての説明、様々なアクティビティがありました。新しい環境の中でせわしく過ぎるこの1週間は疲れることもありますが、多くの人と関わる機会があり、友達を作るチャンスだと思います。大学内で日本人は私1人だけなので、少しでも自分から話しかけてみることを意識していました。同じ時期に来た留学生は中国とフランス出身が大半で、同じ国同士で固まりがちだったのでどうしようかと思ったのですが、私は女学院で中国語を第2言語として選択していたのもあり、中国語に興味があったのでそのつながりで中国人の友達がたくさんできました。他の国の友達とも距離が縮まりました。

オリエンテーション期間中にはこちらのOGA(国際交流センター)の方が車で近くのスーパーマーケットまで買い物に連れて行ってくださったので、生活に必要なものを買うことができました。私は行く前にリストを作っていたのですが、アメリカのスーパー(WalmartやTarget)は大型なので初めは商品を見つけるのが難しかったです。友達と見つけたものを教え合いながら買い物していました。
携帯のSIMカードや銀行の口座開設手続きもこの期間中に行われました。必要な人のみで良く、契約してからでも不要だと思うなら途中で解約することもできます。

ロックフォード大学では、コミュニティフレンドという制度があります。留学生を対象に、地域の方がバディを組んでくださります。私のコミュニティフレンドは以前神戸に2年間ほど住んでいた経験がある方です。嬉しいことに、スウェーデン出身の友達も私と同じコミュニティフレンドのバディでした。一緒に出かけるのが楽しいです。日本食レストランやスウェーデンのパンケーキ店、Farmers marketやApple orchardなど色々な場所へ行きました。
また、毎週日曜日の朝は教会へ行っています。1時間ほどバイブルについての話を聞き、コンサートのような音楽では皆立ち上がり手を挙げて歌っています。キリスト教の精神がどれほど人々の生活に根付いているのかをいつも目の当たりにします。私にとって教会へ行くことは色々な方と知り合ってお話ができる良い機会となっています。

さて、ここからは寮生活と授業についてです。
私はダブル(二人部屋)で生活しています。部屋は変更することもできますが、私は特に違和感をおぼえなかったので変更しませんでした。しかし、アメリカの子との同室はわずか3日間で終わりました。同じ寮の1階のシングルへ引っ越したようでした。2階建てで、1階は男子、2階は女子となっているのですが、完全に分かれているわけではなさそうです。
元ルームメイトが引っ越してからはダブルの部屋を1か月ほど1人で使用していました。
しかし、突然中国人の友達が私の部屋に引っ越してくることになりました。授業終わりに私の部屋によく遊びに来ていて、家具の配置について話していたので疑問を感じているとどうやらもうその子の中では既に引っ越しを決めていたようです(笑)今は2人で楽しく過ごしています。日本に興味があるそうで、部屋ではよく日本のアニメを観ています。恥ずかしいことに日本人である私が知らないアニメだったのですがとても流行っているそうで、私と一緒に見るべき!と言われました。

私が今期(Fall semester)に履修している科目はこちらです。
AreYouWhatYouEat? (月水金 50分) 
Social Psychology(月水金 50分)
Modern Asia (月水金 50分)
Principles of Management (木 110分)
心理学、歴史、ビジネス、文化と幅広く履修できています。フレッシュマン対象のものからジュニア以上対象のものまであり、特に社会心理学は知識がゼロに近い私にとってハードなこともありますが、内容は面白いのでなんとかついていっています。初めは教授の話す速さや知らない単語に焦りを感じてこれは大変だ、間違えたかも、、と思いましたが、少しずつ慣れてくるので大丈夫です。わからないことは授業の最後にでも話しに行って聞くようにしています。日本では受け身でも誰かが助けてくれたりすることが多いかもしれませんが、こちらでは自分から質問しないと相手に分かってもらえないことが多いと思います。私が履修している授業の先生は優しく、大丈夫?などと時々聞いてくれますが、困ったことがあれば自分から質問するようにしています。
1か月過ぎたあたりから授業を楽しめるほどにペースがつかめてきましたが、やはり読む量はとても多いです。週に3回ある歴史と心理は、間の火曜日と木曜日にリーディングやライティングをすることになります。それぞれ平均50ページほどなので、多いときは合わせて100ページ以上になることもあります。歴史は読んだ上でディスカッションします。心理は1チャプターを2回で、ビジネスは1チャプターを1回で終わらせるという速さです。私の場合火曜日が空きですが、全て課題や予習に使っています。
フレッシュマンの科目では、ドーナツがふるまわれることもあります。授業だと思っていると外で野球のクラス対抗戦や旗探しが始まったときは驚きましたがこれもアメリカンスタイルなのかなと思いながら楽しみました(笑)

先週は中間テストがありました。教科によってエッセイ課題が中間テストの代わりになったりするので実際のペーパーテストは2種類だけでした。Study guideといって、テスト範囲の要点をまとめたものがもらえるので、範囲自体は広いですが自分なりに絞って勉強できました。ビジネスの中間テストが面白く、チーム戦でJeopardyというクイズ形式のテストを受けました。代表者がハエたたきを持つという本格的な戦いでした。日本では受けたことのないテスト形式でした(笑)画面に表示される英文を読む速さはさすがに勝てないところもありましたが、最終的に良い点を取ることができたので良かったです。

中間テスト後の10月16日から1週間は待ちに待ったFall breakです。もう休み期間なのですが、期間中の出来事については次回のブログでお伝えしようと思います。
とても長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
(写真は学内のイベントでパンプキンペイントをした時のものです。アメリカの大学ではたくさんイベントがあります。)

2020.01.17 ブログ2 秋学期後半~冬休みを振り返って

皆さん明けましておめでとうございます。ロックフォード大学へ留学中のショコラです。早くも新年を迎えることとなりました。新年といっても、私はなかなかお正月気分を味わえずにいました。なぜかというとアメリカはまだクリスマスムードだったからです(笑)日本ではお正月をお祝いしますが、アメリカではクリスマスの方が重要なので、文化の違いを特に感じた瞬間でした。

日本はそろそろ冷え込んできた頃でしょうか(地域によるかと思いますが...)。現在は冬休み期間中なのですが、ロックフォードでは昨日から雪が降り始め、15㎝程積もっています。真っ白な景色の中で友達と散歩するのも最近の楽しみの一つです。
ちなみに最近は氷点下になるのが当たり前になっています。やっと本格的な冬が始まる予感です。実は、ロックフォードの冬は大変厳しいとお聞きしていたので覚悟をしていたのですが、なんと今年は記録破りの暖冬だそうです。10月には急に雪が降り、かなり積もった日もありましたが、すぐに解けてしまいました。その後は6度前後の気温が続いていたので、寒すぎるということはなかったです。例年よりかは気温が高いかもしれませんが、これからも体調を崩さないように気を付けたいと思います。

秋学期はとても充実していたので、時の流れが速く感じていました。といっても、初めの1、2か月目くらいまでは楽しいことだけではなく大変なことの方が多かったです。しかし、一つ一つクリアしていくごとに自分が成長していくのを実感しました。友達など周りの人との交流も深まりました。春学期はもっと要領よく授業をこなして、色々なことにチャレンジしたいと思っています。

さて、前回のブログでは「秋休みについてまたお話しします」と書いたのですが、秋休み、サンクスギビング、クリスマスを通り越して現在はもう冬休み終盤です。私は友達とたくさんのことをしてきましたが、きりがないので大まかにお伝えしようと思います。
私はこの三種類の休暇中全てで、芸術の街シカゴに行きました。秋休みとサンクスギビングの休暇はそれぞれ5日間でした。出掛けられるときに出掛けようということで、まとまった休暇中に友達とシカゴへ行き、アパートをお借りして宿泊したりしていました。冬休みには、母と4か月ぶりにシカゴで出会い、数日間滞在しました。また、同じ時期に留学している女学院の友達も数日間シカゴまで私に会いに来てくれました。本当はニューヨークやフロリダなど他の場所の話もしていたのですが、日程が合わなかったり、私はそれまでに何回もシカゴに行っていて詳しくなっていたりという理由でシカゴを案内することにしたのです(笑)。とはいっても、念願のシカゴピザを食べたりクルーズを体験したりなど飽きることなく全ての時間を楽しみました。
また、アメリカのクリスマスを初めて体験しました。24日の夜には他のコミュニティフレンドがお家へディナーに招いてくださりました。ディナーの後はバイブルを読み、その後近所の家へ歩いて行ってクリスマスキャロルを歌いました。家の前で歌っていると住人が歌声に気づき中から出てきて、歌を聴いてもらうという感じでした。アメリカのクリスマスではよくある光景だそうです(少なくともこの地域では、です)。それから、教会へ行き25日のクリスマスを迎えたのです。日本の新年のような感覚でした。日付が変わったとたん、Merry Christmas!の声が飛び交いました。
違う日にも、教会に来ている学生たちのクリスマスパーティーに参加した際、皆でトラックのような車に乗り込んで歌いながら近所の家を回っていました。(急なノリで決まったので初めは少し驚きましたが楽しかったです。) 日本ではなかなか近所の方の家まで歌いに行くことはないので、新しい感覚でした。皆でお祝いする雰囲気がとても良かったです。

冬休み期間中はほとんどの学生が帰省しているためキャンパスはとても静かです。しかし、部屋に1日中いるのは退屈なので、休み期間でも寮に滞在している友達と集まって映画を観たり、お昼ご飯を一緒に作って食べたり、近くへ出かけたりなどをしています。(作るといっても、ロックフォード大学の寮には調理スペースがないため、使えるのは電子レンジと冷蔵庫だけです。私は部屋で電気ポットを愛用しています。) 
最近は韓国風の巻き寿司を友達と作ったのですが、唯一の日本人である私が竹の巻き簾を使ったお寿司の巻き方を詳しく知らなくて、結局キルギスの友達に教えてもらいました(笑)。少し恥ずかしかったですが、代わりに日本からのお菓子などを紹介してシェアしたりしました。
イリノイ州を出てアメリカ国内を旅行するということはしていませんが、私はこの冬休みでリラックスできる時間を楽しんだり、友達やコミュニティフレンドと素敵な時間を過ごしたりできたのでとても充実していました。

以上、休暇中の様子でした!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回は寮生活などについてお話ししたいと思います。

(写真はシカゴが一望できるレストランから撮ったものです。)

ブログ3 寮生活

みなさんこんにちは。ロックフォード大学に留学しています、英文学科2年生のショコラです。春学期がスタートしてから早くも2か月経ってしまいました。毎日がとても充実している分時間が過ぎるのが早く、残り期間が短くなっていくのがとても寂しいです。一瞬を大切に過ごす毎日です。

さて、今回は前回のブログでお伝えした通り、寮生活についてお話ししようと思います。

寮には大きく分けて2つのタイプがあります:
Small house: 文字通り小規模の2階建てです。私が生活しているのはこのタイプの寮です。
Cummings complex: 3階建ての大きな建物です。複数のSmall houseがつながっているような感じです。集まってパーティーをしたりできるスペースがあると聞きました。Pool(ビリヤード)や卓球もできるようです。

部屋は4種類あります。
Super single: 1人部屋。private bathroomが付いています。
Single: 1人部屋。bathroomはフロアメイトと共用します。
Double: 2人部屋。bathroomはフロアメイトと共用です。
Suite: 4人用。中は2部屋に分かれていて、共通のbathroomが付いています。

私はSmall houseのDoubleで生活しています。留学前はSingle希望でしたが通りませんでした。基本的にSuper single、Singleの2つは人気で、それぞれ優先順位があるようなので留学生には割り当てられにくいかもしれません。しかし、他の部屋が悪いというわけではありません。
私は留学開始間もない頃にルームメイトが急に部屋を移動してしまったことがあり一時期一人でDoubleの部屋を広々と使っていましたが、その後中国人の友達が私の部屋へ引っ越してきて新しいルームメイトになりました。気を遣うためゆったりした時間が過ごせないということはなく、2人で仲良く生活しています。もちろん話もたくさんしますが、課題やテスト勉強に取り組む時はお互いがそれぞれの作業に集中できる環境なので不快に感じることはありません。同じ授業を選択している場合は課題の内容について気軽に相談したり助け合えたりしますし、会話も増えるので私にとっては良い環境です。たまにSingleで生活していたらどんな感じだったのだろう...と考えることもありますが、ルームメイトがいることで楽しいことが増えたり刺激を受けて部屋でもしっかり勉強ができたりする点を考えるとDoubleで良かったなと思えます。

私は2階で生活していますが、このフロアには共用のBathroomが5箇所あります。フロアの人数で考えると各bathroomを4~5人で共用するイメージで、基本的に混むことはありません。
Bathroomはシャワーとトイレ、水道がセットになっています。初めて入寮してBathroomを見た時、予想以上にシャワーを浴びるスペースが狭くて正直驚いたことは今でも覚えています。床は1m幅正方形の大きさか、それよりも小さいスペースです。シャワーは固定で、壁に小さなくぼみはありますが何かを置く場所はありません。私は水が切れる桶代わりになるようなものを毎回持ち込んでいます。いつもサンダルを履いてシャワーを浴びます。初めの1週間は使い方に戸惑いましたが、慣れてからは狭いと感じることなく使っています。慣れるとなんでもこなせるようになります(笑)

寮の2階には共用の冷蔵庫と電子レンジ、シンクがあります。安全性を考慮してのことだと思いますがコンロはないため、火を使って調理することはできません。しかし、コンセントがあるので電気鍋を持っている友達とdamblingsなどを作ったことはあります。同じ寮に住む友達が中華料理をふるまってくれることもありました。

寮内には小さなactivity roomがあり、そこで時々友達と集まって夜に紅茶を飲みながら話したり、映画を観たりして過ごしています。

各寮にはフロアごとにRA (Room Assistant)という担当の学生が住んでいます。私のフロアのRAは部屋のドアに名前付きの色々な飾りを張り付けてくれたり、時期によってフロアの壁にデコレーションをしてくれたりします。Fall semester終了前の期末試験期間中には、ドアにキットカットやハーシーズなどのチョコレートが張り付けてあったのでハッピーな気持ちになれました。

洗濯については、Small houseの場合、寮の目の前にある建物で行います。
Small houseに住んでいる学生用の洗濯場所は2か所あります。Cummings complexの場合は寮自体が大きいので寮内に洗濯機や乾燥機があります。平日は授業や課題をする時間があるので、私は基本的に週末にまとめて洗濯することが多いです。洗濯機や乾燥機が空いているかをリアルタイムで確認できるアプリもあるので、ほかの人と被らないタイミングで使うことができます。洗濯の時間もそこまで長くないので不便だと感じることはなく使えています。

私の住んでいる寮の目の前にある建物は地下が洗濯所になっていて、1階と2階がactivity spaceになっています。それぞれにテレビもついていて、Netflixが使えるのでよく友達と映画を観ています。クラブのイベントが何回かありましたが、このイベントも建物内で行われました。午後10時から始まり1時まで続きました。踊ることが好きな人はとても多いです。

今回は寮の仕組みや洗濯についてお伝えしました。少しでもロックフォード大学をイメージする時の参考になれば嬉しいです。
Thank you for reading the entire blog! See you very soon!

2階にある共用の冷蔵庫と電子レンジ最近冷蔵庫が新しいものに変えられ、清潔になりました。

フロアの中央にあるbathroomシャワーとトイレがセットです。

シャワースペースはこのような感じです。

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