派遣留学
留学期間
2019.9-2020.06
中国

【Lilo】広東外語外貿大学

2019.11.21 宿舎生活

你好!総合文化学科のLiloです。
今年の9月から広東外語外貿大学に留学しています。
これから1年間、中国での留学生活をお伝えしていきます。
今日は寮生活について紹介したいと思います。

私の住んでいる留学生寮は2人部屋で、ロシアの女の子と一緒に住んでいます。
彼女とは中国語と英語を使ってコミュニケーションを取っています。中国に留学したら、生活の中で英語と中国語どちらも使えるところが良いところかなと思います!気遣いの出来る優しい子なので、特に不満はなく、快適に過ごせています。私たちは起きる時間、寝る時間、授業に行く時間、お昼寝の時間がほぼ同じで、生活リズムが似ているので、とても過ごしやすいです。どちらかが寝たら電気を消してあげたり、携帯電話の音量は小さくしたり、電話の声が大きくならないようしたりと、2人の間でルールは何も決めていませんが、お互いに気を遣いながら生活しています。2人部屋は相性が大切ですが、私たちの相性は悪くないと思います!

寮の設備はベッド、机、クローゼット、トイレ、シャワールーム、扇風機、エアコンです。
洗濯機は共同で3台置いてあります。また、ウォーターサーバーが設置されており、熱湯、冷水が出ます。掛け布団、敷き布団、枕は置いていないので、日本から持ってくるか、こちらで買うかのどちらかです。私は掛け布団だけ持ってきていました。敷布団と枕は学校に到着した日に買おうと思っていたのですが、空港から学校に着いたのが22時過ぎで、もうスーパーは閉まっていたので買えませんでした。私は枕がないと寝れないタイプなので、硬いベッドの上は全く眠られませんでした。服をくるくる丸めてバスタオルで包んで枕を作りましたが、硬すぎて逆に頭痛がしました(笑)また携帯電話が使えず、LINEもWechatもネットも何も繋がらない、ルームメイトはまだ中国に来ていない、シャワーは凍え死にそうな冷水、そしてこれから1年間ここで挫けずに頑張っていけるか、初日はひとりぼっちで不安な夜を過ごしました。全く眠られなくて、1時間おきに起きてしまいました。でも、翌日に枕をゲットしたのでそれからは毎日爆睡です◎

私が留学生活で一番気になっていたことが寮生活のことだったので、留学を検討されている皆さんに、少しでも参考になればと思います。
再见!

2020.01.24 社团活动

你好!お久しぶりです。今日は部活動について紹介します。私はストリートダンスと中国舞踊の2つの部活動に参加しています。部活動は留学生も参加可能です。入部するには書類審査、面接、ダンス審査があります。こう聞くと厳しく感じるかもしれませんが、自己紹介や経歴を書いて、部長と少しお話しして、1分間踊ればそれで大丈夫です!ストリートダンス部は、1週間に1回の練習ですが、発表会前や大会前は毎日練習があります。夏の練習は大変でした。毎日30度を超える暑い中、クーラーなしの体育館で休憩なしで激しいダンスを踊り続けて、倒れるかと思いました。新歓で作品を披露したり、広東外語外貿大学のもう1つのキャンパス、南キャンパスへ行って大会に参加したりしています。
また、私は中国に留学に来れたら中国舞踊をやりたいと思っていたので、参加できて嬉しいです。部員のみんながとても優しくて可愛くて、癒されます。私の1日の楽しみは舞踊の練習に行くことです!!練習は1週間に3回ですが、こちらも発表会前になると毎日練習があります。たまに訓練があり、厳しすぎる柔軟体操や筋トレ、バレエのバーレッスンがあります。笑えてくるくらい痛いです。私は雑技団になるのか?という疑問が一瞬頭をよぎりました(笑)よく友達に舞踊留学なの?と聞かれますが、まさにそんな感じで毎日練習があって忙しいです。ですが私は身体を動かすことが好きでじっとしていられないので、忙しい毎日も苦ではないです。

中国料理は本当に美味しいので、毎日好き放題食べています。大学内の食堂も、外のレストランもとても美味しいです。運動しなかったら太る一方です...ですが毎日運動しているので体型はほぼ維持しています!
留学に来て毎日勉強だけではつまらない!物足りない!美味しいご飯を食べすぎたからカロリー消費したい!と思ったら、ぜひぜひ部活動に参加してみてください!
中国人と交流する機会が増え、友達が増えるのでオススメです。ではまた。
再见!

2020.05.08 寒假(冬休み)

你好!お久しぶりですね。
今回は、私が冬休みをどう過ごしたのかお話ししたいと思います!
私たち留学生は冬休みが2ヶ月あります。私は帰国する予定はなく、どう過ごそうか悩みましたが、友達が色々な場所へ連れて行ってくれて充実した冬休みを過ごしました。

*阳朔(Yángshuò)
まず漓江へ行きました。ここでは20元札の裏に描かれている景色を見ることができます。普段はWeChat Payを使っており現金は使わないので、20元札の裏に描かれている絵のことは気にしたことがありませんでした。
また、竹で作られた船に乗って、川下りをしました。急流ではジェットコースターのようなスリルを味わいました。とても楽しかったです。
ここは少数民族が住んでいる地域なので、彼らの暮らしや文化にも触れることができました。

*上海
上海に到着したときにまず広州との気温差に驚きました。私が住んでいる広州は1月でも20度あり、暖かい環境慣れていたからです。広州が寒いのは12月のたった1週間だけです。日本からはダウンやコートは持ってこなかったので、友達にダウンを借りて行きました。上海にいる間は服を7着+カイロで最強の防寒対策をしていました。久しぶりに冬を体感しました。
1番楽しみにしていたのは上海ディズニーランドで、日本にはない乗り物やショーがあって楽しかったです。また、田子坊での食べ歩きや、豫园という美しい庭園やテレビ塔の綺麗な景色を見たりしました。
また次の投稿でも冬休みについてお話しします。
再见!

2020.05.08 寒假中令我印象深刻的事情(冬休みに印象に残った出来事)

你好!今回も冬休みについてお話しします。
私が冬休みの中で1番印象に残っていることは中国人の友達の家に滞在したことです。

冬休みが始まるとすぐにほとんどの留学生は帰国してしまい、中国人の学生もみんな帰省してしまいました。2ヶ月間1人で寮にいても退屈なので、いつも良くしてくれる友達のお家に泊まらせてもらいました。2ヶ月もいればホームステイのようなことが出来るのでは⁉︎と思ったのです。

友達のご両親は普段広東語を話しているため、家族の会話は全く聞き取れませんでした。私と話すときは標準語で話してくれますが、それでも訛りがあり、友達の通訳があってやっと理解する時もありました。以前から中国にはたくさんの方言があって、標準語と全然違うことは知っていましたが、こんなにも聞き取れないのかと驚きました。

1番楽しかったのは夜中のお喋りタイムです。この時間がとても楽しく、時間を忘れて気づけば朝の5時という毎日でした。ここでたくさんの単語や言い回しを覚えることが出来ました。
友達のご両親には本当に良くしてもらい、感謝しています。美食街に行ったり綺麗な景色を見に行ったりと、色々な場所へ連れて行ってもらいました。
本当は2ヶ月間友達の家に滞在する予定でしたが、中国で新型コロナウイルスの感染が拡大したため、冬休みが始まって1ヶ月で日本に帰って来ました。まさか留学中にこんなことが起きるなんて思っていなかったので残念です。

皆さんお身体に気をつけてお過ごしくださいね。
再见!

2020.05.08 我们开始上网课啦!(オンライン授業が始まりました!)

你好!
今日は帰国してからの過ごし方をお話ししたいと思います。

広東外語外貿大学では3/3から後期の授業が開始予定でした。しかし新型コロナウイルスの感染が拡大し、まだ中国へ戻れないため3/23からオンライン授業が始まりました!!

オンライン授業は、まず授業前に先生が録音したPPTで自習して、その後Zoomというアプリを使って授業を行なっています。先生と学生の声を聞きながら授業が出来るので楽しいです。毎日の課題は先生に提出すると訂正やコメントをしてくれます。録音されたPPTでの学習は、聞き取れなかった部分があれば巻き戻しが出来るし、授業を何度も聞けます。このようにオンライン授業にも良い点があります。また、日本と中国の時差は1時間だけなので、授業時間にも問題ありません。この学習スタイルもなかなか充実しています。

授業が終わった後は、クラスメイトや仲の良い友達とビデオ通話でお喋りをしています。電話でのお喋りも中国語の勉強になり、電話しよ!とよく誘われるので嬉しいです。

先日、先生からオンライン授業についてのインタビューを受けてほしいと頼まれました。学習態度が積極的で、一生懸命努力する学生として、先生に推薦されました。とても嬉しかったです!また中国へ戻れることを願って、引き続きオンライン授業頑張ります。

皆さん、お身体に気をつけてお過ごし下さいね。
大家一定要保护好自己哦!再见!

2020.06.03 我们在学习什么?

你好!

今日は私がどんなことを勉強しているのか、お話ししたいと思います。私のクラスはスピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、総合の5教科を勉強しています。

前期の授業は、料理を注文する場面や買い物の場面など、生活に役立つ内容でした。クラスメイトとペアを組んで店員さん役とお客さん役になって練習したりしました。また、みんなで一緒に中国語の歌を歌ったり、中国の映画を観たりしました。テスト前にゲーム大会があり、問題はテスト範囲から出題されて、早押しクイズでした。私は2回とも優勝して景品が貰えました。授業で習ったものがそのまま生活の中で使えて、とても為になりました。授業で覚えた単語や言い回しはすぐにアウトプットするように心がけていました。クラスのメンバーはみんな賑やかで、楽しい雰囲気でした!

後期の授業は、上のクラスに上がったので、ガラッと内容が変わりました。ビジネスで役立つ内容や、自然や環境保護について学んでいます。
また友達とは大学卒業後の進路や就活のことを話し合う機会も増えました。

私は現在もオンライン授業を受けていますが、オンライン授業はとても楽しくて充実した日々を送っています。留学生活も残り少ないので、残りの時間を大切に、後悔のないように、たくさん勉強したいと思います。
再见!

2020.06.03 中国留学を考えている皆さんへ

你好!
留学終了まで残り1ヶ月半となりました。本当にあっという間です。今回は、中国留学を考えている皆さんへ、もっと興味を持ってもらえるように、私が感じた良い点をお話ししたいと思います。

☆日本語学科の学生との交流が多い
友人と日本語で話していると、日本人ですか?友達になりませんか?とか、一緒にご飯食べても良いですか?WeChat交換してくれませんか?などと話しかけられることが本当に多かったです。留学に来て、すぐにたくさんの友達が出来ました。私は友人の日本語の宿題を手伝ったり、作文を添削したりしています。最近では朗読大会の練習も手伝いました。また漫画やアニメ、ドラマ、学校制服など日本の文化が好きな学生もたくさんいます。世界文化祭で、制服を着て屋台で日本食を売りました。舞台で踊ったときは、次々に一緒に写真を撮ってくださいとお願いをされて、まるで有名人のようでした。

☆良い先生がたくさん
先生はみんな優しくてフレンドリーで、学生と先生の距離が近いと思います。先生は私たちのことをとてもよく褒めてくれます。英会話の授業で外国人の先生にGood!と大袈裟に褒められるのは想像出来るかと思いますが、中国でも同様に、たとえ簡単な問題であったとしても、大変良くできました!と褒められます。幼稚園児に戻った気分です。褒められるのはやっぱり嬉しいですね。授業以外でも困ったことがあれば助けてくれます。

☆学習意欲がすごい
皆さんの、もっと語学力を上げたい、もっと勉強したい、という意欲が高いです。先ほど日本語学科の学生さんと交流が多いと言いましたが、皆さん日本語のレベルが高くて、日本語で話しかけてくれます。
学期ごとにクラス分けテストがあり、テストに合格すれば上のクラスへ上がれます。私は前期のクラスから3つ上へ飛び級したので、学生のレベルもより高いです。みんなスピーキング能力が高くて、正確に文章の意味を理解出来、ライティングも表現の仕方が上手です。みんなの勉強している様子を見て、私も頑張らなきゃと思います。

☆ご飯が安くて美味しい
中国の学生は自炊文化がなく、寮にキッチンがないので、毎日外食です。食堂のご飯は1食10元(150円)で食べられます。また、食堂の中にタピオカ屋さんがあり、タピオカミルクティーは1杯9元(135円)で飲めます。日本と比べると本当に安いですよね!食堂には中国料理だけでなく、韓国料理やパスタ、ハンバーガー、カレーライス、フルーツなどもあります。食事に困ることはありません。日本食が恋しくなることもありませんでした。そしてとにかく安いので食費がかかりません。

皆さんに中国留学の魅力が伝わっていれば嬉しいです。
再见!

2020.07.13 谢谢大家

你好!
これが最後のブログです。あと1週間で留学生活が終わってしまいます。来週から1週間期末テストです。最後まで悔いの無いように頑張ります!中国では素晴らしい経験と出会いがありました。私はこの1年大きな挑戦が出来たと思います。

広東外語外貿大学は語学力の高い学生が多く、みんなに刺激をもらいながら、私も頑張らなくてはと励まされ、語学力を伸ばすのに良い環境でした。楽しいことばかりではなく、困難や悩みもありましたが、常に目標を持って前向きに進んでいくことが出来ました。これは私の周りの友人が支えてくれたからだと思います。決して留学に行くことがゴールではなく、そこで満足してはいけません。留学先でボーっとしていても上達しません。海外にいれば自然と語学が身につくという考えは間違いです。留学先でも努力して勉強しなければ、思うように力が伸びません。これから留学に出発する方は、このことを忘れないで欲しいです。留学が終わってしまうことが悲しくて、受け入れたくありません。あともう1年中国で勉強したいなあという気持ちです。
留学に限らず、何か新しいことを始めようとしている方は、勇気を持って挑戦するべきです。人生の選択肢が増えたり、新しい可能性が見つかったりするかもしれません。

日本から応援してくれた友人や、サポートしてくださった国際交流センターの皆さま、留学に行かせてくれた両親に感謝します。今まで私のブログを読んでくださりありがとうございました!
再见!

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