- 留学期間
- 2025年3月-2025年6月

【アリン】淑明女子大学
韓国での留学生活について
初めまして!韓国の淑明女子大学に留学中の、英文学科3回生のアリンです。
韓国に来てからあっという間に3ヶ月が経ち、日本への帰国まで残り1ヶ月を切りました。韓国での生活にもすっかり慣れ、毎日とても充実しています。最近は日中30℃近くまで気温が上がり、日差しも強くてかなり暑いです。
このブログでは、以下の3つのテーマについてご紹介したいと思います。
①大学の授業・生活 ②寮生活 ③ソウルでの生活
① 大学の授業・生活について
私は現在、韓国語で3つ、英語で3つの計6つの授業を履修しています。
韓国の大学は日本と異なり、1科目につき週2回(1回75分)の授業があります。最初は戸惑いましたが、今ではすっかり慣れました。
淑明女子大学には世界各国からの留学生が在籍しており、英語で行われる授業も多いです。韓国語と英語の両方を学びたい人には、とても良い環境だと思います。
授業は1クラス20名ほどで、特にヨーロッパから来た学生は積極的に自分の意見を発言しており、良い刺激になっています。韓国人学生も英語がとても堪能で、スラスラと意見を述べているのが印象的でした。また、日本が好きと話してくれる他国の留学生も多く、よく会話をしています。教授の方々も日本に関心を持ってくださっていて、日本人としてどう思う?と尋ねられる場面もよくあります。
思っていたよりも日本人留学生の数は少なく、学内で出会う機会はあまり多くありません。
韓国語の授業の中でも特に興味深かったのが"K-make up"です。Kビューティーやファッション、メイクについて、講義と実践を通じて学びます。専門用語も出てきますが、先生が丁寧に説明してくださるので安心して受講できています。中間・期末試験に加えて、"自国と韓国のビューティー文化の比較"というテーマで10分以内の韓国語プレゼンもありました。先日プレゼンを終えたばかりですが、とても緊張しました。
また、淑明には"URINK"という団体があり、留学生一人ひとりにバディ(韓国人学生)がつき、サポートや交流イベントを行ってくれます。私も何度かイベントに参加し、たくさんの学生と交流できました。バディとはカフェや食事に行ったり、メッセージのやり取りを通して親しくなり、韓国語の上達にもつながったと思います。バディも日本語を勉強していて、お互いの言語で話すのが新鮮でとても楽しかったです。
大学の施設も充実しており、大きな図書館や自習スペース、カフェ、食堂が2か所あります。私はどの施設もよく利用しています。特に朝食はなんと1000ウォン(約100円)で提供されており、週に2回ほど利用しています。昼食は6500ウォンで、日替わりメニューを自由に取って食べられるので、毎回楽しみにしています。
放課後はそのまま帰宅することもあれば、大学周辺の飲食店に立ち寄ることもあります。学生向けの割引やリーズナブルな価格設定のお店が多く、とても助かりました。
② 寮生活について
私の住んでいる寮は大学からバスで10分、徒歩で25分ほどの場所にあります。私は雨の日以外は歩いて通学しています。
基本的に4人部屋で、私の部屋は日本人3人とカザフスタン人1人の構成です。会話は英語で行うことが多く、今まで特に大きなトラブルもなく、わからないことがあってもお互いに助け合いながら良い雰囲気で生活できています。
キッチン、トイレ、シャワーは共用ですが、週末以外は清掃も行き届いていて清潔です。週末はルームメイトと出かけることも多く、お互いの文化や言葉を教え合ったりして、交流を楽しんでいます。
寮の周辺にはおしゃれなカフェやお店が多く、スーパーもあるので生活にはとても便利です。
③ ソウルでの生活について
大学はソウル駅から1駅の場所にあり、交通の便が非常に良いです。ソウル市内はどこも地下鉄やバスが発達しており、どこへ行くにも便利で不自由を感じたことはありません。
物価に関しては項目によって差があり、カフェや乳製品、野菜は日本より高いと感じますが、飲食店や洋服は本当にこの価格で大丈夫?と思うほど安いお店が多く驚きました。
特に交通費がとても安く、日常的に助かりました。治安についても大きな不安はなく、安心して過ごせます。
大統領裁判や選挙のデモがあった時も、特に生活に支障はありませんでした。困っていると声をかけてくれる親切な人も多く、温かさを感じることが何度もありました。日本語や英語で話しかけようとしてくれる方も多く、とても嬉しかったです。
以上が、私の韓国留学生活の紹介でした。
留学を通して、言語だけでなく、さまざまな文化や価値観に触れることができ、視野が大きく広がりました。
留学前は不安もありましたが、思い切って挑戦したことで、たくさんの壁を乗り越え、成長できたと感じています。今では、「挑戦して本当によかった」と心から思っています。
少しでも迷っている方はぜひ挑戦してみてください。このブログがこれから留学を考えている方の参考になれば嬉しいです!ここまで読んでくださりありがとうございました!!