総合文化学科
私にとって大学生活は「広い知識と視点でものごとを捉える姿勢」を
身につけ、自分を大きく成長させることができた人生の転機でした。
総合文化学科 卒業生
私たちの社会が抱える様々な問題は、一つの視点から考えていても解決できないほど複雑。身近なテーマに異なる複数の視点からアプローチし、理解を深めます。
文学、社会学、経済学、法学、哲学など、幅広いジャンルの学びを8つの専攻科目群に分類。3年生からは、メインを1つ、サブを1つ選んで組み合わせ、自分だけの学びをデザインします。
4年間にわたる少人数ゼミで、読解力・思考力・表現力・コミュニケーション力を伸ばします。同時に興味のある分野を絞り込みながら段階的に専門性を高め、4年生で卒業論文としてまとめます。
現地に足を運んで五感で体感するフィールドワークを、プロジェクト科目やゼミに採用しています。実践を通じて調査やインタビューなどの手法を身につけ、研究などに生かします。
諸宗教の歴史や思想、文化との関わりを学び、現代への応用を考えます。
歴史・文化・文学の視座から、欧米文化の多様な顔を探究。国際感覚を育みます。
存在や真理、善や美といった人間の「生」の基盤を根本から探求します。
私たちが生きる社会の成り立ちと骨組みを学び、その未来を考えます。
言語や文化を深く理解し、日本文化を発信する力も養います。
貧困や平和など現代の諸問題を経済・政治・法の3 領域から考えます。
日本・アジアの枠でくくられる地域の文化や歴史、社会を研究します。
家族問題や教育など、身近な生活と深く関わる諸問題を学びます。
総合文化学科では、社会と人間を多面的に探求し、自主的に行動することのできる知性豊かな学生を育成します。本学科が学びの柱としているのは、次の3つです。
(1)2つの専攻科目群を組み合わせることでの「総合的な学び」
(2)教室内だけで完結しない「体験的な学び」
(3)4年間の少人数ゼミで身につける「読み・書き・まとめる力」
「総合的な学び」ですが、本学科には8つの専攻科目群があります。その中から「主専攻科目群」と「副専攻科目群」を1つずつ選択して、専門領域ごとの体系的な知識と技能を修得し、あわせて複数の領域を結びつけて物事を考える力を身につけます。
「体験的な学び」ですが、本学科には教室での学びとフィールドワークでの学びの結合を特別に重視した「プロジェクト科目」を用意しており、実際にフィールドに出て、現場の状況や人から学ぶ行動力を身につけます。また、他者と意見を交わす中で主体的に学問を探求する、高いコミュニケーション能力と自立性を身につけます。
「読み・書き・まとめる力」ですが、本学科では、全員が1年生から4年生まで少人数のゼミで学びます。ゼミではそれぞれ違ったテーマを扱いますが、共通して、文献や映像、現実を「読む力」、それを言葉に表し「書く力」、多面的な自分の思考を「まとめる力」を段階的に高めていきます。
広い視野で専門分野を追究することによって、総合文化学科ならではの深い学びが可能となり、より豊かな人生へつなげることができます。