研究・教育

「地域創りリーダー養成プログラム」受講生が発表会を行いました

甲山農地での活動

子どもへの防災教育活動

報告会でのプレゼンテーション

7月26日(金)、副専攻プログラム「地域創りリーダー養成プログラム」の受講生たちが、2018年度の活動成果を報告する発表会を行いました。

受講生たちは、発表会でのプレゼンテーションに向けて、担当教員や専門家の指導を受けながら準備してきました。その結果、当日は各グループともに趣向を凝らし、成果が目に見えるようなプレゼンテーションを行うことができました。
発表会には、学生や教職員に加えて、各グループの活動にご協力いただいた地域・団体および西宮市役所の皆様もご参加くださいました。

※各グループの取り組み内容※
【農業体験で伝える野菜の魅力】
小学生とそのご家族を対象に、前期と後期に計4回のイベントを企画。定期的に甲山農地に通い、まずは自分たちが自然や野菜について学びました。
前期イベントでは生き物とふれあうとともに、野菜を収穫してピザ作りを体験。後期には、参加者に野菜のお世話をしてもらった上でお雑煮作りをすることで、野菜の魅力や食のありがたみ、命の大切さを伝えました。
 
【子ども防災教育】
昨年度に引き続き、名古屋市港防災センターからのご依頼で「防災ウォッチ」を用いて未就学児~小学校の子どもを対象にしたコーナーを学生で運営しました。
また、小学生とそのご家族を対象にイベントを自主企画。災害が起こったときに危険となりうるものと身を守るものをセットで学んでもらいました。非常食の調理も体験してもらい、家族でローリングストック法について知ってもらう機会となりました。
これらに加えて一年間、西宮市小学校区防災訓練の子ども防災コーナーも担当しました。

【門戸厄神地域周辺のお店の活性化】
本学学生に門戸厄神駅周辺のお店を知ってもらい、慣れ親しんでもらうことで地域の活性化につなげてきました。5月の「愛校バザー」ではお店とのコラボパンを販売。11月には地域のパン屋さんとカレー屋さんにご協力いただき、学内販売にて多くの学生に地域のお店を知ってもらうことができました。
さらなる門戸厄神地域の活性化を目指し、これまで作成してきた店舗紹介パンフレットに掲載店舗を増やすなどしてリニューアルし、学内外で配布しています。

【高齢者福祉】
高齢者が自然と集まれる「居場所づくり」を目指しました。西宮市社会福祉協議会と連携しながら、地域の高齢者や住民が集まる集会所で定期的にイベントを行いました。
7月から12月にかけて計4回のイベントを実施。大学の部活動から協力を得たり、活動を知ってもらう立て看板を用意することで、初めてイベントに参加した住民の方々もおられました。今後の持続的な活動のために、高齢者と住民のつながりを深めることに協力できました。

【西宮浜の活性化】西宮市教育委員会からのご依頼により、西宮浜の活性化に取り組みました。地域創りリーダー養成プログラムとしては初めてのフィールドとなるため、実地調査から始まり、現地関係者と打ち合わせを重ねました。
西宮浜小・中学校での放課後学習室へのサポート、「まちたびにしのみやアートウォーク」にスタッフとしての参加、西宮浜全住民対象の点灯式での手作りアロマキャンドルを配布などを行うことができました。また、地域広報誌「宮っ子」では2回にわたり西宮浜版のページを担当しました。

※「地域創りリーダー養成プログラム」HPは≪こちら

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