地域・社会貢献

産学連携協定書の調印式を行いました

協定書に調印した斉藤言子学長と中根義信社長

調印式参列者の記念撮影

大学院音楽研究科生による祝歌の演奏

2月27日(木)、本学めじラウンジにて、本学と住友林業グループのスミリンケアライフ(株)との産学連携協定書の調印式を行いました。
調印式には、本学から斉藤言子 学長以下9名、スミリンケアライフ社からは中根義信 代表取締役社長以下9名が参列し、協定書の調印とそれぞれの挨拶、そして音楽研究科の大学院生による祝歌の演奏があり、本協定の調印を祝いました。

<斉藤言子 学長の挨拶より>
人は老いを重ねるごとに感情と感性が益々研ぎ澄まされると私は思います。心がだんだんとほぐれ穏やかな時間を過ごされるご入居の皆様に、私たちの音楽がお役に立てることにこれほど嬉しいことはございません。
学生もまだまだ勉強中の身ではございますが、ベストを尽くして皆さまに音楽をお届けしたいと思います。学生たちは、皆さまとの交流を通して音楽の技能だけではなく、人間的にも益々成長していけると信じております。

<中根義信 代表取締役社長の挨拶より>
エレガーノ西宮が持つ音楽設備が充実した共用スペースを、音楽の道を目指しておられる学生や大学院生・卒業生の皆様に思う存分ご活用いただき、そしてそのことが、ご入居の皆様の楽しみや癒し、生きがいというクオリティオブライフの向上につながると考えております。音楽の道を目指される皆さまが奏でるリズムやメロディと、私共の高齢者支援のノウハウを融合させることにより、ご入居者様のクオリティオブライフを真に高められる音楽プログラムを共に作り上げていきたいと思います。


※本協定について
本協定により、本学音楽学部および音楽研究科に所属する学生と卒業生および教員が、スミリンケアライフ社が5月18日に西宮市内に開設するサービス付き高齢者向け住宅「エレガーノ西宮」で、様々な音楽プログラムを実践します。
大学と企業が音楽と福祉の分野で相互連携し、聴く側(入居者)と演奏する側(学生)の双方向的なコミュニケーションを取り入れ、高齢者のQOL向上と学生の育成の相互実現を目指している点に特徴があります。

具体的な活動内容は下記です。
・本学音楽学部および音楽研究科の学生と卒業生によるコンサートおよび入居者交流会を年7回開催
・本学音楽学部教員による音楽関連の講演を年1回開催
・本学音楽学部オーケストラの演奏による「エレガーノ西宮」オープン記念コンサートを開催

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