研究・教育
バングラデシュ独立大学(IUB)とMOU・交換留学協定を締結
2024年2月13日に神戸女学院大学はバングラデシュ独立大学(バングラデシュ)とMOU・交換留学協定を締結しました。現地で行われた調印式には本学から南出和余英文学科准教授が出席し、本学の中野敬一学長とバングラデシュ独立大学のVice-Chancellor Tanweer Hasan先生の署名による協定書が交わされました。
バングラデシュ独立大学 (以下、IUB) は同国の首都ダッカに位置する1993 年に設立された北米のリベラルアーツに基づく大学でリベラルアーツ&社会科学部(School of Liberal Arts & Social Sciences)など5学部・大学院に約 10,000 人の学生が在籍しており、英語による授業が行われています。
IUBは本学と同じくリベラルアーツを教育の根幹としており、現在、同学部の主導によって既に開設されている韓国言語文化センターに続いて、日本言語文化センターの開設準備を進めているなど、日本との交流にも非常に高い関心を有してきました。
IUBと本学との繋がりは英文学科(2024年4月より「国際学部グローバル・スタディーズ学科」)の南出和余准教授を通して与えられました。南出先生はバングラデシュを主要な研究フィールドとしていますが、2014年ごろからIUBの人類学者やメディア研究者らと研究交流を重ねてきました。また、2020年2月には本学学生を引率してバングラデシュでのフィールドスタディを実施しました。そうした交流を更に深めたいという双方の希望によって、このほどIUBと本学がMOU・交換留学協定を締結するに至ったものです。今後、交換留学やフィールドスタディを通じた学生交流が活発に展開されることが期待されます。