お知らせ
「異性装」 2023年度 女性学インスティチュート定例研究会 開催のおしらせ
「異性装」≪2023年度 女性学インスティチュート定例研究会≫
【日 時】 5月20日(土) 13:00~15:00
【場 所】 エミリー・ブラウン記念館201
【備 考】 後日配信もいたします
【対 象】 在学生、保護者、卒業生、一般、企業、教職員の方
【発 表】
1)辻浩和氏(立命館大学文学部教授)
報告タイトル:日本中世の芸能と異性装~中世後期を中心に
要旨:日本の芸能においては異性装を「風流(ふりゅう)」ととらえ、男装・女装のどちらも頻繁に行われてきた。
本報告では、中世後期の事例を中心として具体的な異性装の事例を分析し、異性装が担った機能について考えたい。
2)田村美由紀氏(国際日本文化研究センター 機関研究員、神戸女学院大学非常勤講師)
報告タイトル:サバイバルのための異性装ーー装われる〈性〉のゆくえ
要旨:今回の報告では、山下紘加、伊藤朱里、藤野可織ら現代女性作家のテクストにおける異性装の表象に焦点を当て、〈性〉を装うことが既存のジェンダーバイアスやセクシュアリティの規範にどのような揺さぶりをかけるのか、またそこにどのようなサバイバルの可能性が
託されているのかを分析したいと思います。
また、性別二元論が既にジェンダー・アイデンティティの確固たる基盤ではなくなりつつある現代において、異性装を問うことの意味についても掘り下げてみたいと思います。
詳細は《こちら》をご覧ください。