研究・教育
神戸女学院創立150周年記念めぐみ寄付講座「リベラルアーツへの招待」第2回が開講されました
神戸女学院創立150周年を記念し、全学部学科の学生を対象とした科目として、同窓生で組織する「神戸女学院めぐみ会」による寄付講座「リベラルアーツへの招待」の第2回が、4月28日(月)開講されました。
第2回は、立正大学心理学部 対人・社会心理学科教授で日本社会心理学会会長の 西田公昭先生を講師に迎え、「心が操られ、支配されるとき」と題して、マインド・コントロールが関わる社会問題への社会心理学の観点からのアプローチについて講義してただきました。
授業では、人々がマインド・コントロール状態に陥るまでのプロセスを詳しく解説していただくとともに、先生ご自身が過去に依頼を受けた事例や、社会問題にもなった過去の大きな事件を題材に、誰にでも、マインド・コントロール状態に陥る危険性があることを教えていただきました。教室内では、先生の話に真剣に聞き入っていたり、問いかけに対してうなずいたりする学生の姿がみられ、本テーマへの関心の高さが伺えました。講義終了後も、学生からの質問が次々と寄せられ、大変充実した90分になったようです。
この「リベラルアーツへの招待」は、本学出身者を含む、各界の第一線で活躍中の方々をお招きし、その経験、考え方、本学学生へのメッセージ等を聞くことで各自の学びや生き方を見つめ直すきっかけとするとともに、愛と奉仕の精神、豊かな感受性、想像力と企画力、主体的に学び続ける力などの、「本学で育む7つの力」を養うことを目的とし、全8回の日程で開講される予定です。
神戸女学院大学 入学センター・広報室